連珠の特定盤面図を作成します。
特に五目クエストの棋譜を利用した問題の出題やその解説資料を作る際に有用です。
サイズは1020x1020
ピクセル固定です。
Python3
python3 renju.py <sgf input file>
最後の<sgf input file>
は適宜、自分のファイル名に置き換えてください。
五目クエストの棋譜を元に、情報を付け加えます。
棋譜ファイルは例えばここから手に入ります。
サンプルとして0001.sgf
ファイルをつけていますので、このファイルを基に説明します。
ダウンロード直後であれば、ここまで対局者の情報や棋譜情報が書かれています。
基本的に書き換えることは不要ですが、珠形提示情報を含む場合は例外です。
珠形交代時は3手目までについて;QPR[hh,gi,jf];QSLB[];
を;B[hh];W[gi];B[jf];
など適切に書き換えてください。
今後のバージョンで追加処理を行います。
五目クエストバージョンの珠形交代に対応しました。
問題図として利用する手数を半角整数値で入力します。この数字までの手数が問題図として表示されます。
入力ファイル名に対し、先頭にQ
が追加されます。この例ではQ0001.png
となります。
また最終手には石の上に小さなドットマークがつきます。
生成する解説資料について、その分岐の数を半角整数値で指定します。例えば3つの分岐であれば、3
と打ち込みます。
問題図の次の手以降の順を入力します。
1[D6]
など数字から始まる場合、指定した座標に数字付きの石を置きます。石の色は最終手から自動判定します。
A[D6]
など英字から始まる場合、指定した座標に英字を描き、石は表示しません。
禁じ手の場所は大文字のエックスX
を使ってください。
出力ファイル名は先頭にA
、最後に分岐の_[1~]
の数字が自動で割り振られます。
例:A0001_1.png, A0001_2.png
など。
サンプル7行目の場合。K11に1を描き、L12に文字Aを描きます。
サンプル8行目の場合。上と同様に5まで描き、K10地点は黒三三禁の意味でXを描いています。なお禁じ手表示は自動対応しておりません。必要な箇所だけ適宜追加してください。
- 棋譜ファイルを直接いじるだけで、一般の使用に耐えうるクオリティの図を作成できます。
- コマンドと併用で、大量のファイルを一気に出力する際には非常に向いています。
- 禁じ手の自動判定やグラフィカルに盤の編集ができる点は他サイトの方が優れています。
MITライセンスに従います。
ただし付属のフォントファイル(源ノ角ゴシック)はApache License 2.0に従います。
アイデア募集中。
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