Human68k CUI Emulator
Human68k上の実行ファイル(*.x, *.r)をCUIで動かすツールrun68。run68を Mac 上で動作するようにしたものです。 (Mac以外の環境でも使えるようになりました。)
CMakeを使用してビルドするように変更しています。あらかじめ、brew install cmake などでインストールしておいてください。漢字コードを変換するライブラリには libiconv を使用しています。
$ brew install cmake
$ brew install libiconv
$ mkdir build
$ cd build
$ cmake ..
$ make
$ make install
make install で /usr/local/bin/ 等にインストールされます。
デバッグのためにXcodeでビルドする場合
$ mkdir build
$ cd build
$ cmake -G Xcode ..
$ open run68.xcodeproj
$ run68 [実行ファイル(*.x *.r)] [引数]
起動例
$ run68 mdx2mus.x bos14.mdx
標準出力(stdout)および標準エラー出力(strerr)は、Shift-JISは自動的にUTF-8に変換します。
$ ./run68 mxc.x bos14_.mus
MML converter for mxdrv2 version 1.01 (c)1989 MFS soft, milk.
MDXタイトル : "Blast Power ! 〜 from BOSCONIAN-X68"
PCMファイル : 'bos'
ChA ChB ChC ChD ChE ChF ChG ChH ChP
Clock counts: 07872 07872 07872 07872 07872 07872 07872 07872 07872
Loop counts: 07872 07872 07872 07872 07872 07872 07872 07872 07872
使用音色番号: 3 6 7 10 11 12 13 15
$ ./run68 HAS.X
X68k High-speed Assembler v3.09 Copyright 1990-94 by Y.Nakamura
使用法:as [スイッチ] ファイル名
-t path テンポラリパス指定
-o name オブジェクトファイル名
-i path インクルードパス指定
-p [file] リストファイル作成
-n 最適化の禁止
(...省略)
- あたかもX68000のコマンドがMacのターミナル上で動いているように見せる方法
- /usr/local/x68/bin 以下にX68000形式の実行ファイルを置いておく
$ ls /usr/local/x68/bin
CV.x HAS.X hlk.x note.x
- 同名のシェルスクリプトをパスが通っている場所に配置(/usr/local/binなど)
/usr/local/bin/has.x
#!/bin/sh
run68 /usr/local/x68/bin/has.x $@
- 実行属性(+x)を与える
$ chmod +x /usr/local/bin/has.x
- X68000のコマンドが動作可能
$ has.x
X68k High-speed Assembler v3.09 Copyright 1990-94 by Y.Nakamura
使用法:as [スイッチ] ファイル名
-t path テンポラリパス指定
-o name オブジェクトファイル名
-i path インクルードパス指定
...