Begin to introduce an example of TypeApplications

Author: igrep

assets/19.md

@@ -138,17 +138,29 @@ ghci> :set -XNoTypeApplications
 
 ###### `TypeApplications`を使う
 
-```
+いよいよ、`TypeApplications`を使ってみましょう:
+
+```haskell
 ghci> :set -XTypeApplications
+```
+
+ここでは例として、`map`関数に`TypeApplications`を使ってみます:
+
+```haskell
 ghci> :t map
 map :: (a -> b) -> [a] -> [b]
-ghci> map length ["aaa", "bb", "cccc"]
-[3,2,4]
 ```
 
-`map @Bool`と書くことで、`Bool`のリスト専用の`map`ができる  
-`map :: (a -> b) -> [a] -> [b]`の最初の型引数`a`に`Bool`を代入するのと同じ意味になる  
-通常、この、型変数に具体的な型を代入する処理は型推論によってコンパイル時に自動で行われますが、`TypeApplications`を有効にすることで、ユーザー自ら制御できるようになります。
+`map`関数は、上👆の`:t`コマンドの結果の通り、`a`と`b`という二つの型変数を使っています。`TypeApplications`を使えば、それぞれの型変数を手動で代入することができます。例えば、次のように`map @Bool @String`と書くと、型変数`a`に`Bool`、型変数`b`に`String`を代入した`map`関数が出来上がります:
+
+```haskell
+ghci> :t map @Bool @String
+map @Bool @String :: (Bool -> String) -> [Bool] -> [String]
+```
+
+通常、この、型変数に具体的な型を代入する処理は型推論によってコンパイル時に自動で行われますが、`TypeApplications`を有効にすると、ユーザーが自ら制御できるようになるのです。
+
+`TypeApplications`で作られた`map @Bool @String`は、`Bool`型のリストを受け取って、その各要素に`Bool -> String`関数を適用し、`String`型のリストを返す、専用の関数となっています。そのため、hoge
 
 ```
 ghci> :t map @Bool