Complete description of pattern-matching by order of the constructor fields

Author: igrep

assets/18.md

@@ -860,9 +860,11 @@ ghci> formatEntry entry
 "Magazine: 120"
 ```
 
-パターンマッチは入れ子になった構造の中の要素に対してもできるので、さらに`category`が空文字列のものを特別扱いしたくなったら:
+`Entry`型の値を受け取って、その`category`と`price`を使って文字列を作る`formatEntry`関数を定義しました。`formatEntry`関数の引数を宣言する部分で`(Entry cat pri)`と書いて`Entry`型の値にパターンマッチしています。こうすると`category`が`cat`に、`price`が`pri`という変数に割り当てられるので、`formatEntry`の本体では`cat ++ ": " ++ show pri`という式で利用しています。
 
-```
+パターンマッチはレコード型の中の各フィールドに対してもできるので、例えば、`category`が空文字列のものを特別扱いしたくなったら、次のように値コンストラクター`Entry`の第一引数の箇所で、空文字列`""`にマッチさせます:
+
+```haskell
 ghci> :{
 ghci| formatEntry :: Entry -> String
 ghci| formatEntry (Entry "" pri) = "<Unknown category>" ++ ": " ++ show pri
@@ -874,9 +876,9 @@ ghci> formatEntry entry
 "<Unknown category>: 999999999999999"
 ```
 
-ここでもカッコを忘れず！
+⚠️いずれの場合も、値コンストラクター`Entry`とその引数の箇所をカッコで囲うのを忘れないでください！
 
-```
+```haskell
 ghci> :{
 ghci| formatEntry :: Entry -> String
 ghci| formatEntry Entry cat pri = cat ++ ": " ++ show pri