基本的に仮名を同時打鍵、もしくは交互打鍵で打て、仮名に必要なキーを2段に収め、またストレスのない入力を実現するために、ある程度、漢字直接入力をすることもできる配列。
Dvorak配列のみ対応。
ローマ字テーブルカスタマイズ機能で実装できる同時打鍵配列を目指して、2つのキーを同時打鍵すると2パターンの出力ができることを利用し、1つの仮名に2パターンの入力を定義することで、同時打鍵をローマ字テーブルでの実装を可能にしている。
使用キーの範囲は4×10で、基本的には左手に子音、右手に母音を配置している。また右手上段で小文字、濁音を入力することができる。カタカナはCapslookキーを入力することで仮名と同じストローク、組み合わせで入力できる。仮名入力に使われないキーは、漢字直接入力(通称 漢直)の1ストローク目(トリガーキー)に使われる。
基本的にはローマ字入力などと同じような、子音と母音を指定し、2打で1文字を入力する「行段系」のシステムをとっており、かつ1動作で入力できるように、母音、子音どちらから打っても同じ文字が出力されるようにされている。
ま | た | な | は | わ | ぇ” | ぁ” | ぃ” | ぉ” | ぅ” |
ら | さ | あ | か | や | え | あ | い | お | う |
例:ま= ま+あ こ= か+お
ぱ行はま行の濁音に当てられている。
また、以下の文字は頻度などの理由で、上記の表とは別のところに置かれている。
ん= や+い っ= や+ぃ ょ= や+お ゅ= や+う よ= や+ぉ ゆ =や+ぅ
記号はそれぞれ、な行とら行の濁音にある。
な | ! | 「 | 」 | ? | |||||
え | あ | い | お | う | |||||
( | ) | [ | ] | ||||||
ら | え | あ | い | お | う | ||||
漢直部分は、かな入力で使わない下段のキーを1ストローク目として、小学校で学習する漢字をすべて打つこそができる。3ストローク以内で、4段に五十音順に並べている。そのため、学習コストが低く、連想式のシステムではあるが、音以外に連想できるものが無いため、思考にそれほど負荷をかけない。詳しい配置は定義ファイル参照。
1.残りの常用漢字の実装。
2.記号面の充実。
3.漢字含めたグラフィカルな配列表制作。
4.QWERTY配列対応。
こまどり配列 :この配列を作るきっかけ。こまどり配列を同時打鍵で入力しようとしたのがすべての始まり。
Phoenix ;同じ2段配列で、漢直搭載。漢直のアイデアの参考と、仮名配列の参考。
G-Code :漢直の配置等参考に。
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