Pymcbdsc(Python Minecraft Bedrock Dedicated Server Container Manager (長い...)) は、 Bedrock Dedicated Server (以下、 BDS)を手間をかけずに構築・運用する為のスクリプト及び Python モジュールです。
Pymcbdsc には次の特徴があります。
- BDS のアップデートを自動的に行える。
- コンテナ技術を用いることで、環境を汚さずに BDS を構築できる。
- 定期的なセーブデータのバックアップを行える。
なお、 Pymcbdsc は非公式であり、 Minecraft 及び Mojang AB から何ら承認を得たものではありません。
Minecraft Bedrock Edition は不定期に新バージョンがリリースされ、多くの場合は Minecraft (クライアント) が自動的にバージョンアップされます。 Minecraft Bedrock Edition の新バージョンリリースに伴い、 BDS の新バージョンもリリースされますが、残念なことにこちらを自動バージョンアップする手段は用意されていません。
Pymcbdsc では、この不便を解消するために BDS を自動バージョンアップする手段を提供します。
また、マインクラフト エンドユーザーライセンス規約では Mojang AB の著作物について再頒布が禁止されています。 このため、本モジュールでは本モジュールを利用する各環境で BDS をダウンロードし使用する方式を採用しています。
Docker (Windows の場合は Docker Desktop for Windows) がインストールされ、動作している必要があります。
また、 BDS をダウンロード及び利用する為に、下記の利用規約にも同意する必要があります。
-
Pymcbdsc をインストールします。
pip install pymcbdsc
-
ディレクトリ(フォルダ)やファイルを配置します。
python -m pymcbdsc install
または
mcbdsc install
Tag
BDS (というか、 Minecraft) のバージョニングは major.minor.patch.revision
となっております。
本モジュールでは、作成した Docker Image に対してこの BDS のバージョンをもとに Tag の付与を行います。
本モジュールが付与する Tag は次の3種類です。
タグの種類 | 意味 | 例 |
---|---|---|
latest | 最新の BDS バージョンのイメージを指します。 | latest |
minor | major.minor 毎に作成され、各 BDS マイナーバージョンの最新イメージを指します。 |
1.16 |
revision | major.minor.patch.revision すべてを含み、各 BDS バージョンのイメージを指します。 |
1.16.201.02 |
This project is licensed under the MIT License - see the LICENSE file for details