sap-api-patch-header-setup は、主にエッジコンピューティング環境において、sap-sandbox が対象とする SAP APIs ならびに 各 SAP API Integrations の Runtimes のうち「updates」に分類される APIs ならびに Runtimes について、当該 Runtimes において patch する Json フォーマットに対して必要なヘッダ情報を付与するマイクロサービスです。
sap-api-patch-header-setup は、主にエッジコンピューティング環境における動作にフォーカスしています。
使用する際は、事前に下記の通り エッジコンピューティングの動作環境(推奨/必須)を用意してください。
- エッジ Kubernetes (推奨)
- AION のリソース (推奨)
- OS: LinuxOS (必須)
- CPU: ARM/AMD/Intel(いずれか必須)
- Golang Runtime
sap-api-patch-header-setup は、外部システムがクラウド環境である場合にSAPと統合するときにおいても、利用可能なように設計されています。
sap-api-patch-header-setup では、次のヘッダデータが付与されます。
- Accept値(固定値 "application/json")
- Content-Type値(固定値 "application/json")
- csrfToken(コール先のSAPサーバーの csrfToken)
- refreshTokenURL(コール先のSAPサーバーの csrfTokenURL)
- SAPUser(SAPユーザID)
- Pass(SAPパスワード)
sap-api-patch-header-setup は、ライブラリであり、go.mod / go.sum に設定することで、他のレポジトリやランタイムで実行できます。
sap-api-patch-header-setup は、sap-sandboxにおける SAP APIs ならびに 各 SAP API Integrations の Runtimes を対象としています。
sap-api-patch-header-setup は、マイクロサービスとして利用されることができます。