use eax instead of edi to call ci->entry

[herumi]

Linux(Linux 3.11.0-15-generic mruby#25-Ubuntu SMP, gcc 4.8.1)でビルドすると
bin/mruby benchmark/prime.rb
などがsegmentation faultしていました。
logを追いかけるとmrb->cをediに割り当てるようになってから落ちるようです。
cygwinでは動いていたので違いを見るとcall ci->entryでcygwinではeaxを使っている
のにLinux上ではediを使っていてせっかくediに割り当てた値を壊してしまっているせいのようです。

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Linuxで落ちるときのvm.oの逆アセンブルコード

objdump -CSlw -M intel build/host/src/vm.o|less

if (cbase == NULL && ci->used > 0) {
prev_pc = *ppc;
e7b: 8b 2e mov ebp,DWORD PTR [esi]
/home/shigeo/Program/mruby/src/vm.c:910

  //printf("%x %x \n", ci->entry, *ppc);

  asm volatile("mov %0, %%ecx\n\t"
 e7d:   89 c1                   mov    ecx,eax
 e7f:   8b 9c 24 80 03 00 00    mov    ebx,DWORD PTR [esp+0x380]
 e86:   89 d6                   mov    esi,edx
 e88:   8b 7a 08                mov    edi,DWORD PTR [edx+0x8]

/home/shigeo/Program/mruby/src/vm.c:925
"%ebx",
"%esi",
"%edi",
"memory");

  asm volatile("call *%0\n\t"
 e8b:   8b 7c 24 50             mov    edi,DWORD PTR [esp+0x50] ***
 e8f:   ff 57 10                call   DWORD PTR [edi+0x10]     ***

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cygwinで動いてるときのコード

  asm volatile("call *%0\n\t"
 e93:   8b 44 24 58             mov    eax,DWORD PTR [esp+0x58]
 e97:   ff 50 10                call   DWORD PTR [eax+0x10]

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***でediを経由しているため壊れていました。
試行錯誤したら、

  asm volatile("call *%0\n\t"
       :
       : "g"(ci->entry)
       : "%edx");

の"%edx"を取り除くとcygwinと同様のコード生成をして動くようになりました。
一応この修正をしてもcygwin上でも一応動いてるようです。

インラインアセンブラはよくわからないのでこの修正でよいのか分かりませんが。

[miura1729]

Linux 3.2.0-40-generic gcc 4.8.1で試してみると、Cygwinのようなコードが出ました。そういうわけでこちらの環境では再現しないのですが、herumiさんのパッチでLinuxもCygwinもちゃんと動きましたのでマージさせてもらいました。ありがとうございます。