本キットは、Oracle Compute Cloud の REST API の動作を、Google Chrome のプラグインである DHC を使って簡単に確認するためのテンプレートです あくまで動作確認が目的ですので、複雑なスクリプトなどはこちらで組むことはできませんし、デモ映えのするファンシーな画面があるわけはありませんが、GUIツールを使用することで、Compute CloudのREST APIの動作や構造を簡単に理解することができるようになります。
- Google Chrome を用意します
- Chrome Webstore より、DHC REST Client をダウンロードし、インストールします
- DHC を起動します
- 左のメニューペイン下部の Import ボタンをクリックし、ポップアップしたメニューから Import DHC Repository を選択します
- File から OracleComputeCloudAPI.json をクリックします、下に現れるオブジェクトのうち ▼FIle の左にあるチェックボックスを選択して、下部の Import ボタンを押して全てをインポートします
- インポートが完了し、左のメニューペインの中、▼My drive の下に Oracle Compute Cloud Service というツリーが現れたことを確認します
- まず左のメニュー上部の CONTEXT タブを選択します
- GLOBAL というものの中に、あなたの持つ Compute Cloud の環境に合わせた変数を定義します
- api_endpoint
- Compute Cloud の APIエンドポイントです(例 : api-z26.compute.us2.oraclecloud.com)
Compute Cloud の詳細画面に表示される REST API エンドポイントの値をそのまま入力してください
- Compute Cloud の APIエンドポイントです(例 : api-z26.compute.us2.oraclecloud.com)
- identity_domain
- アイデンティティ・ドメインID (もし表示名を変えている場合も元のIDを指定)
- username
- アクセスに使用するユーザー名
- password
- アクセスに使用するパスワード
- test_case_name
- テストに使用する際の任意の名称(この名称を接頭辞とするオブジェクトが作成されます) まずはtestとかで結構です
- test_case_num
- 任意のテスト番号 まずは01とかで結構です
- api_endpoint
- REPOSITORY タブに移動します
- My Drive -> Oracle Compute Cloud Service -> Authentication -> Authentication User を選択します
- 右のフィールドにある Send というボタンを押します
- 応答 が 204 No Content で帰ってきていることを確認します
また、Response Body が No Content であることも確認します
※もし上記以外の応答が帰ってきている場合には、2の変数に間違った値(異なるエンドポイントや認証)が入っていることが考えれられますので、再度見直してください - あとは、各RESTのエンドポイントAccount ~ Storage Volumes までを自由にコールすることができます
まずは 各RESTエンドポイントのうち Retrieve Details of all XXXX in a Container というGETのAPIをコールして、既に定義されている各オブジェクトを確認してみてください - Create や Delete をする場合には、2の変数で定義した test_case_name および test_case_num を使用しますので、必要に応じてここを書き換えてください
- オブジェクトを作成すると、Compute Cloud のサービスコンソールから確認することができます