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nos13/autodiff
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autodiff: automatic differentiation library for common lisp * 日本語 ** これは何? 自動微分を使って多変数関数のgradientやhessianを求めるためのライブラ リ(というほどまともなインターフェースがまだないけど…)。 自動微分については http://www.kmonos.net/wlog/123.html#_2257111201 がわかりやすい。自動微分にはforward-modeとreverse-modeがあって、これ はforward-modeについての説明で、これは cl-autodiff https://github.com/masonium/cl-autodiff というものが既に存在するが、 ここではgradientの計算をワンパスで行うことのできるreverse-modeについ ても実装している。reverse-modeを実装したcommon lispのライブラリは ちょっとぐぐった感じではまだなさそう。 http://uhra.herts.ac.uk/bitstream/handle/2299/4335/903836.pdf?sequence=1 のforward-modeとreverse-modeの自動微分両方を利用して素早くヘシアンを 求めよう、というアルゴリズムを実装したもの。 C++でよく使われるような演算子オーバーロードによるアプローチを取って いる、がこれはどうも遅いので変更を検討した方が良さそう。 ** 使い方 *** 微分する autodiff:ad-defun で関数を定義すると微分可能な関数ができるので、これに対してautodiff:gradientもしくはautodiff:hessianを適用する。 こんな感じ: (autodiff:ad-defun rosen (&rest xs) (let ((result 0)) (loop for i from 1 below (length xs) do (incf result (+ (* 100 (sq (- (nth i xs) (sq (nth (1- i) xs))))) (sq (- 1 (nth (1- i) xs)))))) result)) (autodiff:hessian #'rosen 1 2 3 4 5) => #2A((402 -400 0 0 0) (-400 3802 -800 0 0) (0 -800 9402 -1200 0) (0 0 -1200 17402 -1600) (0 0 0 -1600 200)) *** インストール asdfの設定をしていればそのディレクトリ、もしく は~/.local/share/common-lisp/source/autodiff/ 以下にこのディレクトリ を展開し、sbclなどでは (require autodiff) そうでなければ (require 'asdf) (asdf:operate 'asdf:load-op 'autodiff) とする。 *** todo - &optional を持つ組み込み関数に対応していない - loopマクロのsumなどが使えない - ad-defunが無理矢理すぎる - defgenericは遅いのでad-defunの時点で関数として定義してしまう方がよいかも (cl-autodiffが取っている方法)。
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