PxtoneJS Demo
※ JavaScript は ES6 で書いており、 Babel を使って ES5 のコードにトランスパイルして実行しています。そのままブラウザにコードを移してもおそらく動きませんので注意してください。
PxtoneJS releases と pxtnDecoder releases から Pxtone.js
と pxtnDecoder.js
を適当な場所に保存して
<script src="DEST/TO/Pxtone.js"></script>
<script src="DEST/TO/pxtnDecoder.js"></script>
としてください。
デコーダーを Web Worker として使う場合(推奨)は
<script src="DEST/TO/Pxtone.js"></script>
<script>
var pxtnDecoder = new Worker("DEST/TO/pxtnDecoder.js");
</script>
としてください。
以下のように初期化します。
var pxtone = new Pxtone();
pxtone.decoder = pxtnDecoder;
ブラウザ上で Pxtone Collage ファイルを再生するには、XMLHttpRequest
や Fetch API
, File API
などで Pxtone Collage Project ファイル(拡張子 .ptcop)か Pxtone Tune ファイル(拡張子 .pttune) の ArrayBuffer
を取得する必要があります。仮に arrayBuffer
という変数に得た Pxtone Collage ファイル の ArrayBuffer
を入れた場合、以下のようにして AudioBuffer
を得ることが出来ます。
var ctx = new (window.AudioContext || window.webkitAudioContext)();
pxtone.decodePxtoneData(ctx, arrayBuffer).then(function(obj) {
var audioBuffer = obj.buffer;
var data = obj.data;
});
得た AudioBuffer
を再生するには AudioBufferSourceNode
を使います。詳しくは MDN の Web Audio APIの利用 や AudioContext.createBufferSource() を参考にしてください。
-
Pxtone#decodeNoiseData(ctx: AudioContext, buffer: ArrayBuffer, channel: number = 2, sampleRate: number = null, bitsPerSample: number = 16): Promise<{buffer: AudioBuffer, data: null}>
- Pxtone Noise ファイル(拡張子 .ptnoise)を
AudioBuffer
に変換します。 channel
は1
,2
の値を、bitsPerSample
は8
,16
の値のみ取ります。sampleRate
は11025
,22050
,44100
,null
の値のみ取ります。null
のときは第一引数のctx
のプロパティであるctx.sampleRate
の値を使います。ただし、それが11025
,22050
,44100
のいずれでもない場合は44100
とします。
- Pxtone Noise ファイル(拡張子 .ptnoise)を
-
Pxtone#decodePxtoneData(ctx: AudioContext, buffer: ArrayBuffer, channel: number = 2, sampleRate: number = null, bitsPerSample: number = 16): Promise<{buffer: AudioBuffer, data: Object}>
-
Pxtone Collage Project ファイル(拡張子 .ptcop)と Pxtone Tune ファイル(拡張子 .pttune)を
AudioBuffer
に変換します。 -
channel
は1
,2
の値を、bitsPerSample
は8
,16
の値のみ取ります。 -
sampleRate
は11025
,22050
,44100
,null
の値のみ取ります。null
のときは第一引数のctx
のプロパティであるctx.sampleRate
の値を使います。ただし、それが11025
,22050
,44100
のいずれでもない場合は44100
とします。 -
Pxtone#decodeNoiseData
とは違い、返り値のPromise
はdata: Object
を持ちます。data: Object
は以下の様なプロパティを持ちます。title: string
: ファイルが持つタイトルの文字列です。comment: string
: ファイルが持つコメントの文字列です。loopStart: number
: ループ初めの位置です(Web Audio API のAudioBufferSourceNode
に与えて使います) 。loopEnd: number
: ループ終わり位置です(Web Audio API のAudioBufferSourceNode
に与えて使います)。
-
-
Pxtone#decodeNoise(buffer: ArrayBuffer, channel: number = 2, sampleRate: number = null, bitsPerSample: number = 16): Promise<{buffer: ArrayBuffer, data: null}>
- Pxtone Noise ファイル(拡張子 .ptnoise)を Wave の
ArrayBuffer
に変換します。 - 引数については
Pxtone#decodeNoiseData
と同じです。ただしsampleRate
がnull
のときは44100
として扱います。
- Pxtone Noise ファイル(拡張子 .ptnoise)を Wave の
-
Pxtone#decodePxtone(buffer: ArrayBuffer, channel: number = 2, sampleRate: number = null, bitsPerSample: number = 16): Promise<{buffer: ArrayBuffer, data: Object}>
- Pxtone Collage Project ファイル(拡張子 .ptcop)と Pxtone Tune ファイル(拡張子 .pttune)を Wave の
ArrayBuffer
に変換します。 - 引数については
Pxtone#decodePxtoneData
と同じです。ただしsampleRate
がnull
のときは44100
として扱います。
- Pxtone Collage Project ファイル(拡張子 .ptcop)と Pxtone Tune ファイル(拡張子 .pttune)を Wave の
under MIT License.
何か問題が起きた場合は issues に投稿してください。
また簡単な使い方の質問などは @printf_moriken に気軽にどうぞ。