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チームの方が Google Cloud Speech API を使って(AWSのサービスではうまいこと完結できなかったらしい)音声ファイルからTranscript(字幕)を生成できる仕組みをつくってくれたので動画から音声ファイルを抽出してそこから字幕を生成できるようになりました。これを使って指定のキーワードを含むようなシーンに飛べるような動画プレイヤーを作ってみることにしました。
Test your skills as you work to efficiently scale and deploy an application that meet the demands of the connected world and still conquer threats from both inside and outside of your company. Can you keep a cloud-based workload running through extreme traffic spikes and malicious attacks, with little input from the people who built it the first time? Can you support and evolve this application over time to achieve the most efficient architecture? Still building your AWS skills? Sign up and take the challenge to learn tips and tricks from AWS resources and your teammates. https://reinvent.awsevents.com/learn/gameday/
このissueはmixiグループ Advent Calendar 2017(6日目)の記事です。
🚀 ラスベガス出張
XFLAG (B.B.Q.)でVRE; Vim Reliability Engineeringをやっている新卒です。
先週、11月27日から12月1日に掛けてラスベガスで開催された re:Invent 2017 に出張で現地参加させて頂きました。re:InventはAWSが主催する最大級のLearning Conferenceです。参加者はセッションに参加したりレクリエーションで遊んだり世界中から集まった他の参加者たちと交流したりしながら一週間を過ごします。
この出張、正直不安で一杯だったりしました。アメリカに行くのは初めてだし英語がどこまで通じるのかわからないし入国審査に引っかかったり強制送還されたり不手際で出張予算を台無しにしてしまうのではないかとひたすらにプレッシャーがあってここ何ヶ月か危機感を覚える程度に飲酒量が酷いことになっていました。
なんとか無事に行って帰ってこれたので安心しましたが、しばらくお酒を控えたいと思います。 🙅
🇺🇸 [ ラスベガス 位置 ] [ 🔍 検索 ]
西側です。砂漠の中にあります。
🌱 規模感がある
今年は5つのホテルと1つの駐車場を使って1000を超えるセッションが提供されました。
受付です。
Venetianのゲートです。
🌱 THE NON-PROFIT HACKATHON
https://reinvent.awsevents.com/learn/hackathon/
re:Inventには講演以外にもハッカソンやJAMなどのセッションがあったりします。re:Inventのセッションは予約が必要で時間が一部でも重なっているセッションは同時に予約ができないので、ハッカソンなどの長時間行われるセッションを予約すると講演系を予約するのが難しくなります。その代わりに多くの人と交流できたり美味しいご飯が出たりするのでオススメです。 👍
初日はTHE NON-PROFIT HACKATHONに参加しました。朝の8時から夜の9時まで開発に取り組み、そのあと日付が変わるまでプレゼンや審査が行われる割とハードなスケジュールです。いくつかのNPOがお題を出していて参加者はNPOごとに4-5名程度のチームに振り分けられて与えられたお題を解決できるようなシステムを組み立てます。
今回は4つのNPOが参加していて、そのうちのという組織が出しているお題に取り組むことになりました。THORNは技術を使ってインターネット上の児童ポルノなどから子供たちを守ることを目指しているようです。
チームメイト: David, Jatin, Simon
与えられた開発テーマは以下のような感じでした。
自分のチームは動画から音声を書き起こせるようなサービスを作ることにしました。
🎥 Lambda + S3 + Elastic Transcoder で動画から音声を抽出してみた
最初に動画ファイルから音声ファイルを抽出する部分を担当することになりました。AmazonのElastic Transcoderというffmpegみたいなサービスがあったのでそれを使用する方針で実装を行いました。
流れとしてはS3に動画ファイルがアップロードされると、Lambda関数が実行されて、Elastic Transcoder経由で音声ファイルを自動抽出してS3に格納するようなものになります。
Transcoder側ではパイプラインというものを作成してどこからどういう形式のファイルを受け取るか設定します。そしたらば次はLambda側でどこにどういう形式でファイルを出力するか設定してTranscoderのジョブを作成してやると期待通りの動作をしました。
設定:
test/lambda/s3-video-to-audio/functions/hello/index.js
Lines 17 to 29 in 216c95d
ジョブの作成:
test/lambda/s3-video-to-audio/functions/hello/index.js
Lines 31 to 38 in 216c95d
Lambda関数の実行ロールにS3とElastic Transcoderの権限が必要なので注意しましょう。 👀
🔈 Keyword Seekable な Video Player をつくってみた
チームの方が Google Cloud Speech API を使って(AWSのサービスではうまいこと完結できなかったらしい)音声ファイルからTranscript(字幕)を生成できる仕組みをつくってくれたので動画から音声ファイルを抽出してそこから字幕を生成できるようになりました。これを使って指定のキーワードを含むようなシーンに飛べるような動画プレイヤーを作ってみることにしました。
残念ながら動画プレイヤーのモックが動作するようになったあたりで時間切れになってしまい入賞することはできませんでしたが、初めてのハッカソンを知らない異国の人たちと共に取り組むことができたのは良い刺激になったし良い思い出になりました。
以下、ハッカソンの様子です。
🌱 Gameday
二日目はGamedayに参加しました。
Unicorn Rentalsというスタートアップの社員になったつもりで、与えられたアプリケーションを安定稼働させてそのパフォーマンスを改善していくISUCONのようなタスクに取り組んだり、S3に上げられたちょっとしたデータセットを元に集計を行うタスクに取り組んだり、CTFっぽい暗号解読タスクに取り組んだりと、幅広い知識や技術が要求されるコンテストでした。
LINQというホテルの駐車場にテントが立っていてその中でやっています。
朝飯です。
チームメイト: Ken, Sten, Matt
S3でウェブサイトの静的ホスティングをやったあとは、Athenaで集計をやったりして終わりました。
🌱 Analytics JAM
三日目に参加した Analytics JAM は機械学習・IoT・ビッグデータに関する問題をAWSの各種サービスを使って解決するもので、参加するまでは個人で黙々と演習に取り組むようなものを想像していましたが、実際にはチームで協力しながら取り組むコンテスト形式のハンズオンで良い感じでした。
チームメイト: Andy, Jonson?, George
🆒 dashboardが作り込まれていました
🔎 Amazon Rekognition
最初に手をつけた問題は、たくさんある写真から動物を検出して種類ごとにカウントするような問題でした。Amazon Rekognitionを使うように書いてあったので使ってみました。
📝 Amazon Rekognition
コレクションを作成して:
test/p2.bash
Lines 1 to 4 in 6654b6c
インデックスに追加すると、類似の画像を検索したりできます(この問題では不要だった気がする):
test/p2.bash
Lines 6 to 13 in 6654b6c
RekognitionにS3経由で画像を投げると関連するラベルが返ってきたりします:
test/p2.bash
Lines 21 to 35 in 6654b6c
写っている動物の種類が返ってくるのでそれを数えてやれば、どの動物が一番多く写っていたかを計算することができました。カウントするときはpythonの
Counter
を使うと良い感じになります。以下、様子です。
アメリカ、広すぎてスケール感が伝わってこないですが、観覧車は40人ぐらい乗っても大丈夫な奴らしいです。
🍻 Pub Crawl
三日目の夕方からPub Crawlというのが始まって、VenetianとMGMというホテルのパブが参加者に無料で開放されました。
一軒目、グラスが光っていました
Venetian, 屋内に川が流れていました
二軒目
Venetian周辺
三軒目くらいでよくわからない感じになって、最後はDenny'sでハンバーガを食べていました。
名刺交換するとXFLAGの B.B.Q. の意味を聞かれることが多かったです。ちなみにXFLAGではバーベキューのようにみんなでワイワイ楽しめる場を提供しています。
🌱 EBC Meeting
四日目はAll-in JAMというセッションに参加する予定でしたが、会場が変更になって間に合わなかったので参加できずでした。この日は出張の本筋であるAWSのエンジニアとのミーティングも控えていたので会場のAriaまで散歩したりして過ごしていました。
何やらラスベガスでは巻き寿司 🍣 が市民権を得ているようでした 🤔
EBC Meetingは30分程度でしたが、普段使っているAWSのシステムを開発しているエンジニアから直接アドバイスを頂いたり開発ロードマップなどを聞くことができて今後の動き方を考える上で非常に有益な時間でした。
🍻 re:Play Party
🌱 五日目
re:Invent, 最終日です。これまでの疲れがどっと来て疲弊していました _(:3 」∠ )_
朝飯
データ分析関連のセッションに参加するためAriaに移動。
💺 ABD336 - Building Serverless Analytics on AWS # Aria, Level 3, Starvine 9
💺 SRV402 - Big Data, Analytics and Machine Learning on AWS Lambda # Aria, Level 3, Juniper 4
CVSはアメリカのマツモトキヨシみたいな奴です。24時間空いていて便利。
wendy's, grilled chickenがうまく発音できずという感じでした。
✔️ 締
でっかいアメリカでこれまで見て来たどんなイベントよりも圧倒的に大きなスケールのイベントを現地で肌で体験することができたのは貴重な経験になりました。
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