各セーブデータ間で共有するセーブデータを作成し、指定したスイッチ・変数の状態をセーブデータ間で共有するRPGツクールMV用プラグインです。
ローカル版、Web版両方に対応しています。
セーブ・ロード時に自動的に反映が行われるので、制作者はスクリプトの知識を必要とせず、従来のスイッチ・変数操作のみに注力する事ができます。
ゲームクリア情報やCGの閲覧情報などをスイッチや変数で管理したい場合などに有効です。
また、共有の為に独自のセーブファイルを作成しているので、他のプラグインとの競合が起こりにくいのが特徴です。
ご自身のプロジェクトにUTA_CommonSave.jsを配置し、プラグインの有効化、共有対象とするスイッチ、変数をプラグインパラメーターに指定してください。
セーブ・ロード時に設定に応じて自動的に処理してくれます。
プラグインコマンドを利用すると、任意のタイミングで共有セーブデータの操作を行う事ができます。
共有セーブデータはsaveディレクトリ以下に「common.rpgsave」という名前で保存されます。
(Web版の場合はLocalStorage内に「RPG Common」をkeyとするオブジェクトとして保存されます)
詳しい利用方法はWebサイトに掲載しておりますのでご一読下さい。
https://www.utakata-no-yume.net/gallery/rpgmv/plugin/cmn_save/
対象となるスイッチの番号を指定します。
カンマ区切りで複数指定、ハイフンで範囲指定が可能です。(ver 1.20から)
(例) 1-3,11,12,13,20,21
- スイッチ1,2,3,11,12,13,20,21を共有対象に指定。
対象となる変数の番号を指定します。
カンマ区切りで複数指定、ハイフンで範囲指定が可能です。(ver 1.20から)
(例) 1-5,11,12,13,23,24
- 変数1,2,3,4,5,11,12,13,23,24を共有対象に指定。
セーブ・ロード時に自動的に共通セーブデータのセーブ・ロードを行うかを設定します。
指定値 | 説明 |
---|---|
true | セーブ・ロード時に自動的に共有セーブデータにデータのセーブ・ロードを行う。 |
false | 共通セーブデータのセーブ・ロードは自動で行われない。手動で行う場合に利用。 |
自動セーブ設定がONの時にゲームオーバー時に共有セーブデータの自動セーブを行うかを設定します。
指定値 | 説明 |
---|---|
true | ゲームオーバー時に自動共有セーブを行う。 |
false | ゲームオーバー時は自動共有セーブを行わない。 |
デバッグ用のトレースを出すかを設定します。
指定値 | 説明 |
---|---|
true | トレースを表示, |
false | トレースを表示しない。 |
共有セーブデータからスイッチ・変数を読み込み反映させます。
任意のタイミングで共有セーブデータのロードを行いたい場合に使用します。
共有セーブデータにスイッチ・変数の状態を記録します。
任意のタイミングで共有セーブデータのセーブを行いたい場合に使用します。
共有セーブデータを削除します。
共有セーブデータをリセットしたい場合に使用します。
コンソールにトレースを出力するかを設定します。
ゲーム実行中にトレース状態を切り替えたい場合に使用します。
引数 | 型 | 説明 |
---|---|---|
Enabled | boolean | trueもしくはfalseを与える。 true: コンソールにトレース出力する。 false: コンソールにトレース出力しない。 |
共有状態になっているスイッチ・変数番号をコンソールに表示し確認します。
スイッチ・変数の指定の際に「-」を使う事で範囲指定を可能に。
トレース状態を動的に変えられるように setTrace プラグインコマンドを追加。
共有対象になっているスイッチ・変数を確認できる check プラグインコマンドを追加。
ファイル名をUTA_CommonSave.jsに変更。
トレース出力の有無をパラメータで設定できるように。
変数の共有が上手くできていないバグの修正。
日本語版RPGツクールMVの発売に合わせver1.00に。
初版。
本プラグインはMIT Licenseです。
商用/非商用問わずにご利用いただけます。
Author | 赤月 智平(T.Akatsuki) |
WebSite | https://www.utakata-no-yume.net |
@T_Akatsuki | |
GitHub | https://github.com/T-Akatsuki |