本記事はキーケットにて頒布した Potato38 rev.1 のビルドガイドです。以下の手順に従ってキット完成させてください!
まずはキットの内容物をご確認ください。万が一欠品がありましたら、お手数ですが @u27a4 までご連絡をお願いします。
部品名 | 数量 |
---|---|
基板 | 1 |
トッププレート | 1 |
ミドルプレート | 左右1セット |
ボトムプレート | 左右1セット |
チルトプレート① | 2 |
チルトプレート② | 2 |
フレーム | 4 |
M2 ネジ (5mm) | 20+ |
スペーサー (8mm) | 6 |
スペーサー (13mm) | 4 |
TRRS ジャック | 2 |
リセット用スイッチ | 2 |
スタビライザー (2U) | 2 |
ゴム足 (小) | 4 |
ゴム足 (大) | 4 |
接着用ボンド | 1 |
輪ゴム | * |
部品名 | 数量 |
---|---|
キースイッチ (MX 互換) | 38 |
キーソケット (MX 互換) | 38 |
キーキャップ (MX 互換) | 1セット |
USBケーブル (Type-c) | 1 |
TRRS ケーブル | 1 |
- はんだこて
- はんだ
- プラスドライバー (M2 ネジ用)
- ペンチ or ニッパー
基板とトッププレートを中央のミシン目に沿って折り曲げ、左手用と右手用に分割します。左右を繋いでいた部分は不要ですので、ニッパーやペンチで取り除いてください。
(オプション)ミシン目を紙やすりなどでヤスリがけした後、黒色の油性マジックで側面全体を黒く塗っておくと仕上がりが良くなります。
キーソケット、TRRS ジャック、リセット用スイッチの順にはんだ付けします。キーソケットは基板の裏面に印刷されたシルクに合うように配置してはんだ付けします。TRRS ジャック、リセット用スイッチは裏面から部品を差し込み、表面に飛び出したピンをはんだ付けします。
スタビライザーを取り付けます。金属のワイヤーが上にくるようにして、パチンと取り付けます。上穴→下穴の順に取り付けると取り付けやすいです。
トッププレートにスペーサーをねじ止めします。上部の2つ穴に長いスペーサー、その他に短いスペーサーを使います。プレートの表面にねじ、裏面にスペーサーとなるように取り付けて下さい。表裏がわからない場合は、基板の表面にトッププレートを重ねたとき、ねじ穴やキースイッチの穴が一致するかどうかで判断します。
トッププレートに取り付けたスペーサーに沿って、パーツを重ねていきます。トッププレートに対して、基板、ミドルプレート、ボトムプレート、チルトプレート①、チルトプレート②の順に重ねます。チルトプレートはプレートにあいた穴が大きい方が①、小さい方が②です。アクリルパーツは保護シートをはがして重ねてください。すべて重ねたらネジ止めします。
基板にフレームを取り付けます。フレームは上部パーツと下部パーツに分かれていて、それぞれ左手用と右手用で形状が違います。フレームの溝に沿って基板を取り付けたとき、下部パーツは長さが合うものを、上部パーツは USB の差込口と TRRS ジャックが隠れないものを選んでください。
取り付け位置が把握できたら、フレームの溝に基板がはめ込めるように基板間の隙間を調整します。実際にはめ込みながら調整するのが良いです。
調整が完了したらフレームと基板を接着してください。付属の接着剤をフレームの突起の間に注入し、フレームの溝に基板をはめこみます。接着剤の量は一滴程度で良いです。なお、上部パーツの突起が欠けている部分に接着剤は不要です(発注時のミスです。すみません…)。
上部パーツ、下部パーツの順に取り付けます。取り付けが終わったら、輪ゴムで縛って固定し接着剤が乾くまで待ちます。
お好みでゴム足をつけます。ゴム足(大)は上部、ゴム足(小)は下部に取り付けてください。
キースイッチとキーキャップを取り付けたら完成です!お疲れ様でした!
TRRS ケーブルで左手側と右手側をつなぎ、PC に接続してください。ファームウェア書き込み済みのものを頒布していますのですぐに使用できます。
Vial (Web版) でキー割り当てのカスタマイズできます。
QMK Toolbox を使用してファームウェアの書き込みを試して下さい。
PC とキーボードを接続した状態で QMK Toolbox を起動します。「Local file」にファームウェア v1/potato38_vial.hex を指定した状態で、キーボードのリセットスイッチを押してください。ファームウェアが書込み可能な状態になると、「Flash」ボタンが有効化されるので、押下して書き込みます。左手側、右手側、どちらも書き込んでください。