かなテーブル(.rules)を読み込めるようにする

[AsPulse]

簡単な説明

SKKの「拡張設定ファイル」をかなテーブルとして読み込めるようにします。 (configのglobalKanaTableFiles)

動作例

AZIKの拡張設定を読みこんだ様子です。
azik_us.ruleを読みこむことで、xa→しゃ jk→じん などのローマ字入力が追加されています
(動画にて読みこんでいる.ruleは私のdotfilesにあるものです)
https://github.com/AsPulse/dotfiles-mac/blob/ccf0703b7cae0965b7c43bb49d0246ccaff29236/AquaSKK/azik_us.rule#L100-L111

skkeleton-azik-demo.mov

変更箇所

今まで かなテーブルを編集したり、ファイルを読みこんだりするのが一箇所だったので
必然的に共通化みたいなことを多くすることになりました……。

• readFileWithEncoding 関数を追加しました。
  エンコーディング指定してファイルを読みこむ処理はglobalDictionariesのみだったのですが、今回追加するglobalKanaTableFilesもこの処理を行うので共通化しました。

• homeExpand関数がhomePath: stringの代わりにdenops: Denopsを取るようになり、utils.tsへ移動しました
  同じくhomeExpandを使っていたのはinit内のみだったのですが、config内でも使うようになったため共通化しました。

• injectKanaTable関数を追加しました。
  渡されたkanaTableをグローバル変数のtablesと結合するだけの関数です。
  registerKanaTableと処理が重複するので追加しました

以下が当該PRに直接関係する変更です.ᐟ.ᐟ.ᐟ

• configにglobalKanaTableFilesを追加しました
  globalDictionariesと同じノリで書けるように意識しました。
  helpも書き方を調べ書いてみましたが、書きなれていないので間違いがあれば教えて頂けると嬉しいです。
• config読み込み時(setConfig)にかなテーブルをファイルから読みこむようになりました。
  injectKanaTableでromテーブルを書きかえています。

参考追加情報

• macOS バージョン13.3.1 (a)（ビルド22E772610a）
• NVIM v0.10.0-dev-1368+gbc66b755f-Homebrew
• deno v1.33.3
• denops v5.0.0
• denops-lazy aee18b3
• AZIKはいいぞ。