マウスのクリックをキーボードで行えるようになります。
特別にカスタマイズできるキーボード(ハードウェア)不要で ノートPCのキーボードでも使用できます。
右手でマウスやトラックボールを操作している方におすすめです。 トラックポイントとも相性が良いかもしれません。
起動するとタスクトレイに常駐します。 トレイアイコンをクリックするとメニューがポップアップします。
Quitを選択すると終了します。
常駐中は[無変換]キーを押しながらキーを押すと、 マウスのクリックの代わりとなります。
キー | マウス |
---|---|
[無変換] + 'a' | 戻る |
[無変換] + 's' | 左 |
[無変換] + 'd' | 右 |
[無変換] + 'f' | 中 |
[無変換] + 'g' | 進む |
無変換(修飾キー)押下でアイコンに点が付き状態を示します。
- 赤点
- 修飾キーが押されたことを示します。
- 修飾キーを離すと通常の無変換の押下と同じ動作となります。
- 押したまま500ms経過すると緑点となります。
- 緑点
- 修飾キーが押し続けられていることを示します。
- キーを離しても無変換の押下は起こりません。
- NeatMouse
- KeyMouser
- 管理者権限で起動しないと管理者権限で動作しているソフトウェアでは使用できません。
- タスクマネージャなど
- RDPソフトではリモート側にインストールする必要があります。
- Mouse without Bordersではクリックはリモートへ伝わらないようです。
次の動機がありました。
- マウスをクリックする手が痛くなってきた
- マウスのボタンが少し反応が悪くなってきた
手の痛みは反復運動過多損傷,反復性緊張損傷,腱鞘炎,手根管症候群とか いろいろな病名がありますが、 多くの対策は同じ動作を無理な姿勢で繰り返さないことのようです。
マウス操作(クリック)を反対の手にも分散させることができれば 動きを小さくしたり、負荷を軽減できるのではないでしょうか。
マウスのボタン不調もキーボードで代替できれば対処できます。
ということで、 キーボードでマウスのクリックの代わりを行うソフトウェアを探し vi-keys を見つけました。2020年頃だったと思います。
vi-keys はブログに実行ファイルとソースが貼ってあって 「こんなことができるよ」ということを示した物だったと思います。 (現在はアクセスできないようです。)
vi-keys を自分の使いやすいよう改造して使用していました。 当初はTABキーを修飾キー、上部の'1','2'を左右クリックに割り振っていました。 手の動きを楽にできるよう、大抵のキーボードで動作するよう、キーアサインを試行して 修飾キーを無変換、's','d'を左右クリックに落ち着きました。
2023年ごろに再度同等なソフトがないか再度調べたところ Impressの記事を見つけました。
もしかするとこのソフトが欲しい方がいるのではないだろうか?と思い始めました。
キーとボタンの割り振りは使用する人の好みがあるので 設定できるのが良いな、と思いつつも自分しか使わないので プログラムに埋め込んだ状態のままです。 でも眠らせておくのはもったいないと思い ある程度ソースを整理して公開します。