RTC_Uライブラリは,driver配下の各RTCチップのライブラリを個別にインストールした上で,チップに対応したクラスオブジェクトを生成した上で各APIを呼び出す型となるため,複数のRTCチップを使う可能性があるスケッチを作る場合は,RTCチップによる#ifdefが作成されてしまい,コードが読みにくくなるため,#ifdefの数を削減するためにこのライブラリを作成しました.
利用するRTCがI2Cの場合は特に使い勝手が良くなります.
このディレクトリごとArduinoのlibrariesフォルダにコピーしてください.
スケッチのはじめの方に以下のコードをコピーして,#define文のうちの一つ(実際に利用するRTC)を生かす.
//#define USE_RTC_4543
//#define USE_RTC8564NB
//#define USE_DS1307
//#define USE_DS3231
//#define USE_DS3234
//#define USE_PCF8523
//#define USE_RV8803
//#define USE_RX8025
//#define USE_RX8900
#include "RTC_Utils.h"
RTC_CLASS rtc = RTC_CLASS(&Wire);
以上で利用するRTCのオブジェクトがrtcという名前で利用できます.