デルタ株の感染力が不当に低く評価されている状態を改善したい #305
Replies: 5 comments 17 replies
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@atsushieno さんありがとうございます。デルタ変異株に応じてリスクスコアのうち接触時間のしきい値を短くすることに賛成です。 現状の15分以上から、5分未満に変更するだけでもデルタ株のリスクに応じた接触通知をすることができると思われます。 Apple durationLevelValuesGoogle DurationScoresリスクパラメータを定めるのは保健当局なので、厚生労働省や政府のご判断になるとして、こちらではまず、技術情報を共有できたらと思います。 COCOAで接触が出たユーザーにどのような行動をとって欲しいか、地域の保健所の要望を反映させることができると良いのですが。例えば、接触通知のあった無症状者の保健所への連絡を、Webサイトへのアンケート形式として、必要に応じて保健所から電話連絡するようにするなどして、保健所に電話が集中しないように工夫していけないでしょうか。 |
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@kvaluation API情報ありがとうございます。 現状COCOAでの検出が感染予防に役立っているとは言い難い状況ですが、ロックダウン等の措置がとられた際には情報の有用度が上がる可能性があるので、変数の調整を期待しています。 |
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@kvaluation @atsushieno 私も接触通知の表示基準の接触時間の短縮に賛成です。APIのリスク評価の最短時間間隔が5分なら、それを採用するしかないでしょう。 |
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ありがとうございます。個人的に、デルタ株についてはより強い危機意識を持って臨まなくてはならないと考えています。 まず技術的な側面から説明します。 次に「1m15分」の基準ですが、これは国立感染症研究所（NIID）の「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」に記載されているものでCOCOAが独自に定めているものではありません。 新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領（2021年1月8日暫定版） 3ページ
この要領を基にして全国の保健所は積極的疫学調査や検査等を行っているとぼくは理解してます。 この国立感染症研究所の出している基準は改訂されたこともあります。 |
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はい、ありやまさんの立場は改めて尊重したいと思います（これは「誤解を与えてしまったなら申し訳ない」に属する物言いですが、ありやまさんに「厚労省の立場から」のコメントを求める意図はありません。）。 本件リポジトリは厚労省が公式に管轄するものであることはcocoa-mlhwの名前からも自明であり、無権代理の状態でもない限り、その組織に関わる当事者がgithub organizationを作成しているものだと理解しています。われわれ一般ユーザーとしてはここがフィードバックの窓口です。 従前のリポジトリで「このリポジトリはあくまでコミュニティのものです。正式なフィードバックは○○へ」という運用をしていた結果、「COCOAがAndroidで機能していないというバグレポートを受け取りながら問題を放置し続けていた」という問題に繋がったと理解しています。本件Discussionも、厚労省側には本件についてフィードバックしたことを記録する目的で書いています。 「感染研が何もアップデートしなかったからCOCOAチームも何もしなかった」という状態になったら危ない、とも考えています。なので積極的な調整を期待していますし、調整が実現しないならCOCOAが独自に改善しなければならない事柄であると理解しています（ありやまさんにではなく、厚労省などのこのリポジトリの運用責任者に向けて書いています。） さて、ありやまさんにいただいた2つの疑問についてお答えします。（が、技術的な話題でもリポジトリ運用の問題でもない、余計な議論かもしれません。わたしは少なくとも以降の話が放置されても問題ないと考えます。）
はい、この考え方はあると思いました。それを踏まえて、「接触確認アプリが感染の抑止に有意に寄与しないのであれば、利用者から信頼を得られ」ない、という強調した書き方をしています。「相当危ない接触」以外はスルーされるというのであれば、それは「積極的疫学調査のちょっとした情報量の向上」のためにインストールしていることにしかならず、自分とその周辺を守ることにはならない、という議論をしています。「1m以内15分の接触で無ければ、（COCOAの考える）有意なリスク行為があったとはいえない」と言われても、その安全情報には価値がないのです。
「接触確認アプリの信頼性」の問題というべきかは議論の余地がありますが、ありやまさんが英国関連情報を提示されているとおり（ありがとうございます）、問題が生じることはあり得ると思います。英国でスーパー等の人手不足が問題になった原因は、通知そのものではなく、「公式アプリで、感染者と接触したという通知を受けた人は１０日間、自主隔離しなければならない」という運用にあって、日本では生じない事態でしょうが、日本でも通知が「適正なリスク」（わたしの立場における表現です）に補正された結果として大量の通知が届くようになれば、保健所の検査等が逼迫するおそれがあることは、わたしも理解します（福井県のニュースが話題になりましたが、現実的な懸念であるとは断言できないように思います。一方で、現状COCOAの通知以前のレベルでコロナが蔓延していて、そもそも検査キャパオーバーしているという話はあります）。
この認識に相違はないです。 わたしが書いているのは、現状ではユーザー目線としてCOCOAが宣伝文句でいうような自分たちを守るためのアプリとして機能していないという一面の話なので、問題点が整理されて、きちんと判断根拠が提示されて、15分を維持したほうがユーザーの安全に十分に寄与するということに同意できれば、わたしも積極的にCOCOAを推奨できます。あるいは、ユーザーの安全は維持できないが運用上15分とするしかないのであれば、それはCOCOAでは解決できない限界点ということだったと考えるしかなさそうです（良し悪しの問題は別として）。 （以前のコメントにも書きましたが、現時点でCOCOAがEN APIの通知間隔を短縮できなかったとしても、ロックダウン等の状況次第では可能になる状況もありうると考えています。） ありやまさんがパラメーター設定について調査等していただけることには心強く思っています。 |
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このGitHubリポジトリは「一般ユーザー」からのフィードバックを受け付ける窓口ではありません。一般ユーザーからのフィードバック窓口は別途問い合わせ用メールアドレスが設けてあるという認識です。 このGitHubリポジトリはMPL 2.0ライセンスのCOVID-19Radarをベースに開発された「COCOA」のソースコードを公開する場所です。加えて技術的なフィードバック（バグレポートや課題、Pull Requestなど）を受け付けて、必要に応じてディスカッションをすることを目的としています。 「技術的なフィードバックである」という前提があるから、ぼくはここである程度自由に回答したり、ディスカッションしたりできます。また「技術的な内容である」という前提があるからこそ、ぼくは開発チームに強くフィードバックできるのです。 このディスカッションを受けて、接触パラメーターの範囲については技術的な内容ではない（件のパラメーターの誤りを指摘するバグレポートでは無く、運用上の話である）。と回答して終わらせる選択肢もありました。しかし、そういった課題の提起があることは理解できますし、ぼくが知っていてお伝えできる範囲で答えたいと考えて情報の提供を行いました。 それが「厚生労働省に指摘した記録を残す」という、いわば証跡の目的で使われたと言うことは、個人的には大変残念に感じていると申し上げておきます。 「技術的な内容以外は一切受け付けない」というスタンスを強くすることはコミュニティに寄与しないとぼくは考えているので、できればしたくはありません。何か聞かれたときに、それが技術的な内容に当たらないなと思ったとしても、知っていることは可能な範囲でコミュニケーションをしたいと考えています。 指摘したという証跡を残したいのであれば、メールや書面など、他の方法を選択してください。 |
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このDiscussionに書いているのは、当然ながら技術的な課題があり得るから書いたということはありますが（実際5分未満の指定が不可能であることはここの議論から知ることができたわけです）、「オープンプロセスによって、COCOAの信頼を再構築する」と表明していたはずであるためです。開発を進める上での感染研との連携のあり方などを議論することがこのリポジトリの目的に合致していないとしたら、この信頼の再構築は他のどこで実現しているのでしょうか。 フィードバックの記録を残すというのは、別に「証拠として残す」というのが主目的なのではなく、誰でも参照でき、誰でもその内容をもとに議論できる、ということがあります。残念に思うべきことではないはずです。 |
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@atsushieno さん、COCOAへのコントリビューション、大変感謝しております。「オープンプロセスによって、COCOAの信頼を再構築する」を書いた関です。信頼の再構築プロセスについて、このGitHubが貢献されていない、というご意見、承りました。note に言及いただいているので、私からもコメントさせてください。 「開発を進める上での感染研との連携のあり方などを議論することがこのリポジトリの目的に合致していないとしたら、この信頼の再構築は他のどこで実現しているのでしょうか。」という問いにお答えさせていただきます。 @keiji 氏を始めとした我々技術メンバーは、本リポジトリを、技術者との対話の場としてできるだけ広げつつ、建設的な対話ができるように努力し、取り入れるべきものは仕様に反映できるよう、時間を使ってきました。具体的な進捗についてはCOCOAのオープンプロセス化の現状と、今後についてにも書いております。 とはいえ、前述の note で、私は以下のようにも書いています。
個人的には、確かにGitHub上の discussion で、技術的な面を超えて、アプリの企画面についての議論ができるのであれば、素晴らしいとは思っています。しかしながら上記に書いたように、現時点では GitHub の discussion 上の議論をそこまで拡大することは難しいと考えています。@keiji 氏が書いたように、全体のワークフローを含めた部分に踏み込むような変更は、かなり大きな調整が必要となりますし、それをやり始めると開発の仕事が単純に回りません。この点、「技術的なやりとりに限定している」ということについては、既にご理解頂いている言及がありますね。ありがとうございます。 濃厚接触の定義や、ワークフロー、アプリのあり方などについては、実際には様々な有識者や研究者、保健所の意見、官僚などがかなりの時間を使って決めてきている部分であり、それについて大きな影響のある事柄について、このDiscussion内で決定することは難しいのですが、関係者との会議の中でも適宜参考にさせていただいています。いただいたご意見が全て無駄になっているわけではありません。 ざっとスレッドを読み返してみると、「厚生労働省に指摘した記録を残す」という発言の趣旨についての理解には隔たりがあったのだと感じます。『別に「証拠として残す」というのが主目的なのではなく、誰でも参照でき、誰でもその内容をもとに議論できる』ためであったということで、理解しました。確かにこのような議論がされた、というのが見える形で残ることに意味はあると思います。 もう一つご懸念されている、「感染研が何もアップデートしなかったからCOCOAチームも何もしなかった」となってしまうのではないか？という点について、ご心配ありがとうございます。開発チームでも、積極的な情報収集は進めており、ご懸念されているような待ちの状態ではありません。 もちろん、まだまだやることはありますので、ご理解いただけるよう、引き続き改善を進めてまいりたいと思います。貴重なご意見ありがとうございました。 |
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関さん、 多少、わたしの立場を補足すべき事柄のみコメントします。 オープンプロセスについて、「感染研との調整をこのリポジトリで行う」とか「ここで感染研からのフィードバックを元に最後まで議論する」といったことを、わたしは（良くも悪くも）期待していません。オープンに議論できることが理想的ではありますが、githubというサイト自体が非開発者全般には未だ馴染まないこともあるでしょう。 「仕様の策定者と調整してほしい」という要望は、もうひとつ上のレベルの抽象的な議論で、わたしは現時点でもこれはこのdiscussionの話題として適切であると理解しています。W3CやIEEEの仕様を実装するプロジェクトにおいて、仕様に疑問があったときにこれらの機関と調整してほしい、という要望を開発メンバーに上げるのと同レベルです。（この点、「Issues や Discussions の意見にも全て目を通し、整理した上で厚生労働省とも共有しながら、仕様に反映させていっています」とのこと、ありがとうございます。） わたしが挙げたような論点がdiscussionの話題として適切に拒絶されずに運用されている限りは、関さんの書かれた「信頼の再構築」はこのリポジトリのみでも十分に機能している（他に特別にオープンプロセスを実現するべきことは、少なくとも関さんの表明された範囲では、無い）という認識です。 |
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難しい議論ですね。
COCOAは政府側(後者)の目的が強いアプリなので、前者を望んでいるユーザーからは評価が低くなるのかなと思っています(政府の意図通りであれば自分たちの身を守ることに繋がりますが…現状はあまり上手くいっていない)。 ユーザーは感染リスクに晒されているかを判断する情報を欲しているように思います。接触通知のパラメータをユーザー設定可能にして、ユーザーが設定した基準に到達したら警告表示、政府基準に達したら接触通知、という仕様もありなのですかね？(ありなのであれば、実装上の実現可否や各種ガイドラインに沿うのかは調べてみますが)。接触のサマリー情報をUI表示するのもありかなと思います。接触確認APIで得られる情報を利用してリスク情報をもう少し上手く提供できるのであれば、検討の余地があるのかなと思いました。 議論から逸れていたらすみません。。。 |
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すみません、自己フォローです。
陽性者と濃厚接触したかどうか分かるのは翌日以降(陽性者登録完了＆TEK配信後)なので、その場で脱すると言うのは良くない表現でした。できるのは自身の行動パターンをリスクチェックして問題あれば変更することですね。 |
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2段階表示、15分より短時間の接触の通知、通知後にENのアプリユーザーにどうして欲しいかの思想、チェックイン機能（施設に入った記録をしておき、施設に感染者がでればチェックイン者に通知する）について、ドイツとイングランドの事例を整理します。 ドイツ アプリ名: Corona-Warn-App
ドイツ 最小接触時間を10分から5分に変更イングランド・ウェールズ アプリ名: NHS COVID-19
日本 アプリ名: COCOA
技術的に可能な選択枝
（検証）イングランド・ウェールズのNHS COVID-19アプリは、二次感染率を使用した推定で284,000人の感染を防いだとする論文
（私見）
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厚労省殿、内閣府殿ともに、内容に関するメールの返信は受信しておりません。 |
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処理番号自動発行に関係しそうな情報をメモ的にいれます。 ・2021年月16日 厚生労働省アドバイザリーボード 資料６ ・2021年9月27日 厚生労働省アドバイザリーボード 資料５ ・ディープリンク対応 （v1.4.0(Candidate)のプロジェクトに入っている） |
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このGitHubのDiscussinsに記載すべきでない情報を含む可能性がありますが、情報源の記録として共有させてください。返信や対応は求めておりません。 ★ parasite2006 さんの整理。特に、医療機関によるHER-SYS登録の重要性 ★ 医療機関におけるHER-SYS登録の原則義務化 ★ このHER-SYSとCOCOAの関係が、診療の手引き第6.0版に反映されていない。p.28 ★ 上記より、
となり、陽性登録率の大幅な上昇が見込めると想像しております。 ★ リスクの２段階表示の方は、OS側の（提供）キーの一致と、COCOAの濃厚接触通知という事実上の２段階が続くのか、EN2でなにか新機軸となるのか、気になっております（2021年11月11日）。 ★ 患者（確定例）の感染可能期間が発症日から2日前、濃厚接触が1ｍ以内15分以上という定義は、2021年1月8日から変更されていないと思われます。（1/14再掲載） しかし、和歌山県は独自に3日前まで調査していることは、NHKでも報道されました。 また、前掲診療の手引き第6.0版でも、COCOAで通知を受けた検査対象者は、濃厚接触者として取り扱うことはしない、と明記されております。従って、濃厚接触者の定義をCOCOAの通知対象者の定義に援用する理由は特段見当たらないと思われます。 ★ Express含め、海外事例が整理された情報は、発見できずにおります。 |
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うーん、「HER-SYSの処理番号がCOCOAの陽性登録には必須になっていて、医療機関でのHER-SYS登録（=発生届のオンライン提出）の遅れが陽性登録の遅れ、すなわちCOCOAの感染拡大阻止効果の低下に直結する」という関係が診療の手引き最新版 厚労省が保健所の第5波対応の反省と今後の取組を各地域の参考事例とあわせてまとめた「新型コロナウイルス感染症に係る保健所の業務に関する今後の取組について」（2021年10月1日付） ちなみに同じ厚労省の老健局が運営するデータベース「科学的介護情報システム（LIFE）」 |
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@parasite2006 さんありがとうございます。 定量化はできませんが定性的に、感染が確認された陽性者Aさんの医療機関によるHER-SYS登録が１日遅れると、COCOAの濃厚接触通知が１日遅れることになり、Aさんとすれ違い１日後に通知されるBさんや、濃厚接触の可能性に気づかないBさんとすれ違うCさんへと感染が１日分広がる可能性があると思います。 １．１日遅れて通知される人（Ａさんと近接ですれ違ったＢさん）の保護隔離が１日遅れ、早期治療とならない（陽性の無症状者も入院させ重症化を防いだ和歌山県事例などがあります）。 ２．Ｂさんが濃厚接触者である可能性を認識しないまま、通常に出勤・通学などしてすれ違うＣさんに感染が広がる。 もちろん、現状、COCOAで接触通知がでても症状がなければ検査せず、という地域では、このHER-SYSの登録１日遅れの影響はあまりないのかもしれませんが。 電子カルテシステムとHER-SYSが連携できたら素晴らしいですね。 |
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皆さんの議論を拝見していて１点だけ気になったのでメモ的に置いておきます。 |
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コロナウィルスの流行の主流がデルタ株になってきていますが、デルタ株の感染力は従来株と比べて著しく強く、COCOAが前提とするリスク評価は、現状にマッチするよう改善する必要があるように思います。
COCOAは現在15分ごとに近傍端末を検出していますが（違ったら訂正下さい）、デルタ株のCt値は非常に高く
*1、台湾ではゴミ出し待機中*2に、オーストラリアでは別室の人からも不十分な空気の入れ替えのみで感染していると見なされています。米CDCが水痘並みの感染力*3と評価したことも話題になりました。これらの状況から、従来株を前提とした間隔ですれ違いを検出するのは、不当に低すぎると言わざるを得ません。
現在の15分という間隔設定がどのような根拠で設定されているのかはわたしは把握していませんが、COCOAは入国者に使用を強制させる程度には影響があるので、「雰囲気」で「何となく」安全を目指せば良いという性質のものではなく、利用を強制できる程度に科学的に根拠のある接触記録が残せるアプリでなければなりません。上記のような報道と分析を踏まえると、2021年8月現在では、1分程度同じ空間で呼吸しているだけでも十分に感染のリスクがあるのではないかと考えます（もっと短いとも言えますが、これ以上短く刻んでbluetooth接続するのも無理があるでしょう）。それゆえに、COCOAが近傍端末を検出する間隔も、1分間隔程度で行われるべきだと考えますがどうでしょうか?
*1国ごとに数値評価が異なるようなので具体的な数値はおきます。*2台湾の「ゴミ出し」は定時に巡回する清掃車に投げる方式なので、ここで感染したというのは「すれ違いで感染した」というより「外での待ち時間に感染した」と評価するのが妥当だと思います。*3マスクが機能しない水痘と同列に評価するべきではなく、あくまで感染力として。Beta Was this translation helpful? Give feedback.
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