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eiichiromomma edited this page Aug 16, 2014 · 2 revisions

(Ubuntu) TrueCryptのビルドとインストール、日本語の扱い

TrueCrypt - Free Open-Source On-The-Fly Disk Encryption Software for Windows Vista/XP/2000 and Linux - Downloadsにパッケージが用意されたのでビルド、インストールの操作は不要になった。

Version 5以降

Windows版と同等のGUIが付いた。

日本語周りの設定はマウントオプションに

codepage=932,iocharset=utf8

を指定すれば良い。

Version 4.3a

オプションが変更になり、-uオプションでマウントポイントのuid,gidが適用されるようになった(sudoは必要)。つまりホームディレクトリ以下に自分用のマウントポイントを作成しておけば-uでユーザが読み書き可能になる。

日本語ファイル名、フォルダ名

mountでのfatと同じ扱いで良い。但しオプションは-oではなく-M。Ubuntuの場合は以下のようにする。

sudo truecrypt --filesystem vfat -u -M codepage=932,iocharset=utf8 Volumeファイル マウントポイント

先頭のオプション--filesystem vfatは気分的なモノなので多分付けなくても大丈夫だとは思う。

dmesgによると

FAT: utf8 is not a recommended IO charset for FAT filesystems, filesystem will be case sensitive!

と脅されるが取り敢えず大文字小文字だけ違うファイルやフォルダを作るような、問題になりそうな作業をしなければ大丈夫だろう。 ※面倒なので検証はしていない

準備(4.3より前)

ソースファイル

からソースアーカイブを拾ってきて展開する。

カーネルモジュールのソース

パッケージマネージャやaptでlinux-source-*.*パッケージをインストール。 当然gccも必要。

ソースの展開

/usr/srcにtar.bz2形式で展開されるので

cd /usr/src/
sudo tar xvjf linux-source-*.*

とし、シンボリックリンクも作る

sudo ln -s linux-source-*.* linux

ビルドとインストール

TrueCryptを展開したディレクトリのLinuxの中で

sudo ./build.sh
sudo ./install.sh

とすれば完了。 モジュールのビルドもあるのでbuild.shの実行はかなり待つ。

使い方

ユーザレベルでの使用を許可してない場合はsudoで行なう。 例)USBメモリのvolume.tcを~/myMountにマウント

truecrypt /media/usbdisk/volume.tc ~/myMount

アンマウントは

truecrypt -d

で行なう。

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