開発演習

成果物

• クラス図
• ソースコード
• Javadocドキュメント
• 発表資料

プロジェクト構成

• eclipseで動的Webプロジェクトを新規作成し、プロジェクト名はbookinfoにする。
• Tomcatのバージョンは9にする

├── README.md（プロジェクト概要を説明するテキストファイル　Markdown形式）
├── WebContent
│   ├── META-INF
│   │   └── MANIFEST.MF
│   ├── WEB-INF
│   │   ├── jsp（以下にフォルダを作るのはOK）
│   │   │   └── xxxx.jsp
│   │   └── lib
│   │       ├── jstl-api-1.2.jar
│   │       ├── jstl-impl-1.2.jar
│   │       └── postgresql-42.2.8.jar
│   └── css
│       └── style.css（ファイル名は任意）
├── doc
│   └──（JavaDoc形式ドキュメント）
├── src
│   ├── controller
│   │   └── XxxServlet.java
│   ├── infrastructure
│   │   ├── dao
│   │   │   └── XxxDAO.java
│   │   └── db
│   │       └── ConnectionManager.java
│   ├── model
│   │   └── value
│   │       └── Xxx.java
│   └── service
│       └── XxxService.java
└── plan
    ├── doc
    │   └── （発表資料など、その他資料）
    ├── uml
    │   ├── class-all.plantuml（概要クラス図）メソッドとかフィールドななくていい、クラス、パッケージ名と関連だけ
    │   ├── class-all.png
    │   ├── class-package-controller.plantuml
    │   ├── class-package-controller.png
    │   ├── class-package-infrastructure.plantuml
    │   ├── class-package-infrastructure.png
    │   ├── class-package-service.plantuml
    │   ├── class-package-service.png
    │   ├── class-package-model.plantuml
    │   └── class-package-model.png
    └── sql
        ├── create_table.sql
        └── create_user.sql

DB定義

create_user.sql

create user bookinfo with password 'bookinfo';
create database bookinfo owner bookinfo;

create_table.sql

create table t_book(
	id integer primary key,
	title varchar(100),
	author varchar(200),
	status varchar(2),
	start_date date,
	end_date date
);

create table t_user(
	id integer primary key,
	password varchar(10),
	name varchar(40)
);

毎日の進め方

• お昼は12:00〜13:00は固定
• それ以外は1hに10分ほどの休憩は可

演習評価基準

• 学習したスキルを使っているか
• 品質（Quality）
  • 設計
    • 正確性
    • わかりやすさ・見やすさ
    • 統一感
    • 最初は粗い粒度で設計して実装に取り掛かり、実装完了後に設計を見直すのが良い
  • ソースコード
    • バグのないコードになっているか
    • 不要なコードが含まれていないか
    • わかりやすいクラス名、変数名・メソッド名になっているか
    • インデントレベルはあっているか
    • Javaのコーディング規約を守っているか
      • パッケージ
      • クラス
      • メソッド
      • インデント!!!
  • セキュリティ・脆弱性
    • 認証・認可（セッション周り）
    • SQLインジェクション
    • クロスサイトスクリプティング
    • 二重投稿（クロスサイトリクエストフォージェリ）
  • ユーザビリティ（低）
  • 見栄え・デザイン（低）
• 納期（Delivery）
  • 期限までに完成できるか

機能追加について

• まずは要件通りのものを初期バージョンとして開発する
  • 要件通りのものが完成したらbookinfo-v1.zipという名前でプロジェクトをzip圧縮する
• 要件通りのものが完成したら機能追加バージョンとして検討し開発する
  • 機能追加版はbookinofo-v2.zipでzip圧縮する
  • 機能追加版はDB定義の変更をしてもよい
    • その場合はcreate_user.sql、create_table.sqlは修正する
  • 初期バージョンから機能追加・変更した場所は必ず明記する
    • README.mdを作成してそこに記載する

納品方法

• bookinfo-v1.zip（機能追加がある場合はbookinfo-v2.zipも）を提出する

「壁」にぶち当たったら

• 冷静になる
• エラーメッセージをしっかりみる
  • エラー箇所を特定する
  • エラーメッセージを「ググって」みる
    • 英語サイトにも有益な情報がたくさんあるので見る（Stack Overflowなど）
• エラーが発生しない箇所まで戻す
  • 徐々に戻したものにコードを追加して原因を特定する
• それでもダメだったら講師に相談してください