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Author: igrep

assets/19.md

@@ -9,6 +9,8 @@
 
 ### `do`記法の正体1: `do`をなくす`>>`
 
+まずは、次👇のように`do`記法を使って`putStrLn`を連続して実行する関数を、`do`記法を使わずに書き換える方法を紹介します:
+
 ```haskell
 loremIpsum = do
     putStrLn "Lorem ipsum dolor sit amet,"
@@ -17,7 +19,7 @@ loremIpsum = do
     putStrLn "ut labore et dolore magna aliqua."
 ```
 
-から`do`をなくすと...
+結論から言いましょう。上記👆のコードから`do`をなくすと、下記👇のように書き換えられます:
 
 ```haskell
 loremIpsum =
@@ -27,14 +29,16 @@ loremIpsum =
     >> putStrLn "ut labore et dolore magna aliqua."
 ```
 
-1行で書くと...
+`do`を消した上で、最初の行を除いて各行の頭に`>>`を追加しました。`>>`は、`putStrLn ".."`のような「命令」を「繋げる」演算子です。当然、`+`や`*`のような、Haskellにおける他の演算子と全く同じように扱えるようになっています。
 
-```
+従って`>>`も、次のように左辺も右辺も含めて1行で書くことができます:
+
+```haskell
 loremIpsum =
     putStrLn "Lorem ipsum dolor sit amet," >> putStrLn "consectetur adipiscing elit," >> putStrLn "sed do eiusmod tempor incididunt" >> putStrLn "ut labore et dolore magna aliqua."
 ```
 
-読みづらい！
+一つや二つならともかく、ここまで多くの「命令」を繋げると読みづらくなってしまいますが。
 
 要するにほかのプログラミング言語における`;`（文の区切り記号）と似てる！