本ソースセットは,C++のサンプルプロジェクトです.
確認済みの動作環境は以下のとおりです.
- OS: Linux (Ubuntu 18.04.5 LTS)
- コンパイラ: g++ (Ubuntu 7.5.0-3ubuntu1~18.04) 7.5.0
|- cpp_env_sample/
|- Doxyfile - doxygen設定ファイル
|- LICENSE - ラインセンスファイル
|- Makefile - makeファイル
|- README.md - 本ファイル
|- include/ - ヘッダファイル
| |- cpp_env_sample/
| |- example.h
|
|- main/ - メインファイル
| |- main.cc
|
|- scripts/ - 環境構築用スクリプト
| |- install_doxygen.sh
| |- install_gtest.sh
| |- install_lcov.sh
|
|- src/ - ソースファイル
| |- example.cc
|
|- test/ - テストファイル
|- gtest_example.cc
本ソースセットでは,単体試験,カバレッジ計測,ドキュメント生成に,それぞれ以下を利用します.
- Google Test
- LCOV
- doxygen
scripts
ディレクトリにそれぞれをインストールするためのスクリプトが配置されているため,
必要に応じて実行してください.
ソースコードのビルドには make
を使います.
Google Test のインストールには cmake
が必要です.
ソースコードをビルドしてサンプルコードを実行する方法は以下のとおりです.
make
は make build
でも可能です.
$ make
$ ./cpp_env_sample
ソースコードをビルドして共有ライブラリを生成する方法は以下のとおりです.
$ make lib
ヘッダファイルと共有ライブラリをインストールする方法は以下のとおりです.
/usr/local/include/cpp_env_sample/
以下にヘッダファイルが配置され,/usr/local/lib/
以下に共有ライブラリ libcppenvsample.so
, libcppenvsample.so.*
が配置されます.
$ make lib
$ sudo make install
別プロジェクトでこの共有ライブラリを使う場合は,libcppenvsample.so
をリンクして下さい (-lcppenvsample
).
ヘッダファイルと共有ライブラリをアンインストールする方法は以下のとおりです.
$ sudo make uninstall
テストコードをビルドしてテストを実行する方法は以下のとおりです.
これを実行するには Google Test のインストールが必要です.
$ make test
$ ./test_cpp_env_sample
テストコードをビルドしてテストを実行し,カバレッジ計測結果を出力する方法は以下のとおりです.
これを実行するには LCOV のインストールが必要です.
$ make lcov
結果はブラウザから確認できます.
$ firefox lcov/index.html &
ドキュメントを生成する方法は以下のとおりです.
これを実行するには doxygen のインストールが必要です.
$ make docs
結果はブラウザから確認できます.
$ firefox doxygen/html/index.html &
ソースコード,共有ライブラリ,テストコードをビルドし,カバレッジ計測結果とドキュメント生成まで行う方法は以下のとおりです.
$ make all