ver1.8.0
新機能
高度ウィンドウ
距離程に対する軌道高度(Y座標)をプロットする機能です。
軌道平面図プロットと同様に、Backimg, Measure, Solver機能が使えます。
Measure機能では、任意個数のカーソルの設定、カーソルデータの保存・読み込みに対応しました。
- 対応するリファレンスページ
Handling kilopost
既存のマップファイルを読み込み、距離程の値を操作する機能です。
主な操作モードは次の通りです。
- echo
- 入力ファイルの値をそのまま出力する
- evaluate
- 変数・数式を数値に変換する
- new variable
- 新たな数式に書き換える
- convert by new expression
- 与えた計算式に基づいて距離程数値を変換する
Mediantrack generator
2つの軌道の中間点を通る軌道を求めるモードです。
既存機能の改良
他軌道データ生成時にファイルへ出力する要素の選択
他軌道データを生成する際、これまでは全てのTrack要素(X, Y, Cant, Setcenter, Setfunction, Setgauge)を出力していましたが、出力したい要素を特定する機能を追加しました。
入力cfgファイルの該当するtrackkeyセクションにおいて、mapelement_enable_x
, mapelement_enable_y
, etc... パラメータをFalseに設定すると、対象の要素を出力しない設定とできます。
- 対応するリファレンスページ
出力する相対半径上限の設定
他軌道データを生成する際、出力する相対半径値の上限を変更できる機能を追加しました。
設定する際は、入力cfgファイル[@TSUTSUJI_GENERAL]セクションにて、 limit_curvatureradius
パラメータへ上限値を入力します。
計算した相対半径値が設定値を超えた場合、Track要素のパラメータとしては0が出力されます。
- 対応するリファレンスページ
Full Changelog: ver1.7.5...ver1.8.0