Claude Code で使用したトークン数を見える化するWebアプリケーション
Claude Code は AI プログラミングアシスタントですが、どれくらいトークンを使っているか把握するのは難しいもの。このツールを使えば、プロジェクトごとのトークン使用量を美しいグラフで確認できます。
- 自動データ収集: Claude Code の使用履歴を自動で読み込み
- 視覚的な分析: グラフでトークン使用量の推移を確認
- プロジェクト比較: 複数プロジェクトの使用量を比較
- 詳細統計: 入力・出力・キャッシュトークンの内訳表示
- データエクスポート: CSV・JSON形式でデータを書き出し
- Node.js (バージョン 16 以上)
- Claude Code が実際に使用されていること
- macOS・Linux・Windows に対応
Claude Code を使用していると、以下の場所にデータファイルが作成されます:
~/.claude/projects/[プロジェクトパス]/[セッションID].jsonl
このフォルダにファイルがあることを確認してください。
# GitHubからクローン
git clone https://github.com/r2sake/ClaudeCodeTokenVisualizer.git
cd claude-code-token-visualizer
# フロントエンド(メイン画面)の依存関係をインストール
npm install
# バックエンド(データ処理)の依存関係をインストール
npm run server:install
💡 ヒント:
npm install
でエラーが出る場合は、Node.js のバージョンが古い可能性があります。Node.js公式サイト から最新版をインストールしてください。
# フロントエンドとバックエンドを同時に起動
npm run dev
これで以下が同時に起動します:
- フロントエンド: http://localhost:5173 (メイン画面)
- バックエンド: http://localhost:3001 (データ処理サーバー)
- ブラウザで http://localhost:5173 を開く
- データが自動的に読み込まれ、グラフが表示される
- 「Claude Projects 再スキャン」ボタンで最新データを取得
- 総トークン数: これまでに使用したトークンの合計
- 平均トークン/リクエスト: 1回のやり取りあたりの平均使用量
- 入力トークン: あなたがClaude に送った文字数相当
- 出力トークン: Claude が返答した文字数相当
- キャッシュ: 効率化のため保存されたデータ
- 横軸: 時間(日・週・月・年で切り替え可能)
- 縦軸: トークン使用量
- 青色: 入力トークン
- 緑色: 出力トークン
Claude Code では各プロジェクトがUUID(英数字の文字列)で管理されますが、これでは分かりにくいため、分かりやすい名前を設定できます。
- 「プロジェクト名設定」ボタンをクリック
- プロジェクトを選択して、分かりやすい名前を入力
- 「保存」をクリック
複数のセッション(作業期間)を1つのプロジェクトとして集計したい場合:
- 同じプロジェクト名を複数のUUIDに設定
- 自動的に合算して表示される
例:
- UUID
abc-123
→ 「Webサイト制作」 - UUID
def-456
→ 「Webサイト制作」
→ 2つのセッションが「Webサイト制作」として合算表示
プログラマー向けの詳細データ形式
Excel や Google スプレッドシートで開ける表形式
# バックエンドのみ起動
npm run server:dev
# フロントエンドのみ起動
npm run dev:frontend
# ビルド
npm run build
# プレビュー
npm run preview
フロントエンド (React + TypeScript)
↓ HTTP API
バックエンド (Node.js + Express)
↓
SQLiteデータベース
↑
JSONL ファイル読み込み (~/.claude/projects)
- フロントエンド: React 18, TypeScript, Vite, Recharts
- バックエンド: Node.js, Express, SQLite3
- UI: Lucide React (アイコン), CSS3
- データ処理: date-fns (日付), glob (ファイル検索)
src/index.css
を編集することで、色やフォントをカスタマイズできます。
server/index.js
を編集することで、追加の統計情報を計算できます。
claude-code-token-visualizer/
├── src/ # フロントエンドのソースコード
│ ├── components/ # UIコンポーネント
│ ├── utils/ # 共通関数
│ └── types/ # TypeScript型定義
├── server/ # バックエンドのソースコード
│ └── index.js # サーバーメイン処理
├── project-aliases.json # プロジェクト名設定
└── claude_projects.db # SQLiteデータベース
原因: Claude Code のデータファイルが見つからない 解決法:
- Claude Code を実際に使用しているか確認
~/.claude/projects/
フォルダが存在するか確認- 「再スキャン」ボタンを押してみる
原因: Node.js のバージョンが古い 解決法:
- Node.js 16 以上をインストール
node --version
でバージョンを確認
原因: 3001番または5173番ポートが他のアプリで使用中 解決法:
- 他のアプリを終了する
- または
package.json
でポート番号を変更
原因: データベースファイルが破損 解決法:
claude_projects.db
ファイルを削除- アプリを再起動(自動的に再作成される)
原因: エイリアス設定が正しくない 解決法:
project-aliases.json
の形式を確認- 「プロジェクト名設定」から再設定
- ローカル処理: すべてのデータはあなたのコンピューター内で処理
- 外部送信なし: インターネット経由でデータを送信することはありません
- 個人情報: プロジェクトパスなどの個人情報は表示のみで保存されません
リポジトリには以下のファイルは含まれません:
project-aliases.json
(個人の設定)claude_projects.db
(個人のデータ)claude_projects.db-journal
(SQLite作業ファイル)
GitHub Issues からお気軽にご報告ください。
このプロジェクトは MIT ライセンスのもとで公開されています。詳細は LICENSE
ファイルをご覧ください。
- Claude Code - Anthropic社のAIプログラミングアシスタント
- React - UIライブラリ
- Recharts - グラフライブラリ
- Express - Node.js Webフレームワーク
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