Tablacus DOS cmdはMSXのBASICからDOSコマンドを実行させるソフトです。
64KBのディスクカーネルを持つMSXで実行できます。
ディスクカーネルはTablacus Disk ROM Liteの64KB対応版でも大丈夫です。
64KBのRAMの前半48KBをDOS用として、後半16KBをBASIC用として使用します。
DOS2とマッパーRAMを使用して両方とも64KBのRAMをスイッチして使用するTablacus DOS cmd 2ができました。
BLOAD"DOSCMD.BIN",R
インストールを実行するとBASICはNEW
状態になります。
AUTOEXEC.BAT
で実行する場合は以下のようにすぐ下にRUN
コマンドで次に実行するBASICファイルを実行します。
10 BLOAD"DOSCMD.BIN",R
20 RUN"DOSCMD.BAS"
POKE&HF676,1:POKE&HF677,&H80:POKE&H8000,0:POKE&H8001,0:POKE&HFE0D,&HC9:NEW
NEW
の代わりにRUN"ファイル名.BAS"
でも良いです。
引数「BAR」でFOO.COMを実行する場合は以下のようにします。v0.10から実行ファイルの指定に拡張子の「.com」が不要になりました。
CMD "FOO BAR"
DOS2カーネルを使っている場合とTablacus Disk ROM Liteを使っている場合はCOMファイルの指定に階層ディレクトリを指定することができます。
CMD "A:\DIR\FOO BAR"
WebMSXを使ったサンプルです。BPBINFO.COMを実行しています。
MSX1
https://webmsx.org/?MACHINE=MSX1J&DISKA=https://github.com/tablacus/doscmd/raw/main/doscmd.dsk
MSX2
https://webmsx.org/?MACHINE=MSX2J&DISKA=https://github.com/tablacus/doscmd/raw/main/doscmd.dsk
MSX turbo R
https://webmsx.org/?MACHINE=MSXTR&DISKA=https://github.com/tablacus/doscmd/raw/main/doscmd.dsk
Apache-2.0 licenseのオープンソースです。
※有料、無料にかかわらず同人ソフトに組み込んで配布してもらっても問題ありません。