Cesiumを使った日野市オープンデータを元にしたKMLファイル可視化のサンプルです。なお、日野市オープンデータに限らず、任意のKMLファイルをデジタルアース上に表示可能です。
首都大学東京システムデザイン学部インダストリアルコース3年生の授業向けに作成しました。プログラミング初心者でも、オープンデータを使ったデジタルアースコンテンツを作れます。受講者以外のかたもぜひご活用ください。
視点移動、ジオコーディング、ImageryLayerの切り替え、現在地へ移動、ストリートビュー起動、ヘルプ起動の各機能がすでに実装されています。これらの機能は「ヒロシマ・アーカイブ」のものに倣っています。
- 視点移動:左上のメニューボタン
- ジオコーディング:左上のフォーム
- ImageryLayer切り替え:右上のパラメータボタン
- 現在地へ移動:下中央のボタン
- ストリートビュー起動:ビルボード(アイコン)をダブルクリック
- ヘルプ起動:右上の「?」ボタン
サンプルのKMLファイルと自分の作成したKMLファイルを入れ替えて、下記のカスタマイズを行うだけで表示できます。
index.html 106行目
: 視点配列を作成します。label, lat, lng, heading, pitch, rangeを指定可能です。画面左上のプルダウンメニューに表示されます。260行目のchangeViewPoint関数で処理されます。index.html 130行目
: KML配列を作成します。labelとurlを指定可能です。data/kmlに格納したkmlファイルについて指定してください。Cesium/Widgets/InfoBox/InfoBoxDescription.css
: KMLのタグ内のスタイルはこのCSSで指定してください。その他
: 自由に編集してください。
日野市オープンデータをGoogleFusionTablesを使ってKML化したものです。ただし、以下の編集を施しています。
MultiGeometryタグの削除
: GFTからKMLを書き出すと自動的にMultiGeometryタグが追加され、PointとLinearRingが格納されています。Cesiumでそのまま表示すると、画面上にLinearRingのポリゴンが描画され、視覚的に煩雑なので、タグのみ削除しています。LinearRingタグは実害がないのでそのままにしてあります。ファイル容量を減らしたい場合はPointタグのみ残すのが良いと思います。
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