Arduino Pro Micro (ATmega32u4搭載)で他のArduinoにISPで書き込むためのプログラムです.ArduinoのExamplesのArduino ISPを改変しました.
簡潔に使い方をまとめておきます.詳しい説明は後ほど公開します.
- このリポジトリをclone/downloadし,"ArduinoProMicroISP.ino"をArduino IDEで開く
- [Tools] > [Board:] で Arduino Leonardo を選択
- [Tools] > [Port:] で Pro Micro が接続されたポートを選択
- [Sketch] > [Upload] で,通常のプログラムの書き込みと同じように書き込む
- ターゲットのICSP端子と Pro Micro を結線する(SPIのピン番号はコード内の記述を参照)
- Pro Micro の 8番ピンと9番ピンをジャンパピン等で短絡させる
- [Tools] > [Board:] でターゲットのArduinoを選択
- [Tools] > [Port:] は ** Pro Micro が接続されたポート ** のままにしておく
- [Tools] > [Programmer:] で"Arduino as ISP"を選択
- [Sketch] > ** [Upload Using Programmer] ** で書き込む
ターゲットとPC間のシリアル通信をバイパスさせることが可能です.デフォルトの Baudrate は 115200 bps です.
- ターゲットのTXを Pro Micro のRXに接続する
- 同様に,ターゲットのRXを Pro Micro のTXに接続する
- 8番ピンと9番ピンのジャンパピンを取り除き,8番ピンを開放
- シリアルモニタで通常通り通信する.この時,Baudrateは固定なので注意.
ピン番号やBaudrateは基本的にプリプロセッサマクロで定義しています.変更する場合はコードを見て適宜変更してください.