[ja] #3865, #3911, #4023

okinaka · okinaka · commit f364c76b6e4d · 2016-07-12T04:30:55.000+09:00
diff --git a/ja/core-libraries/validation.rst b/ja/core-libraries/validation.rst
@@ -60,17 +60,37 @@ CakePHP のバリデーションは、任意の配列データに対するバリ
 フィールドが実在することを求めます。もし、フィールドが存在していなければ、
 バリデーションは失敗します。 ``requirePresence()`` には4つのモードがあります:
 
-*   ``true``    この場合、フィールドが存在することが常に求められます。
-*   ``false``   この場合、フィールドが存在することは必要なくなります。
-*   ``create``  **create** 実行時にバリデーションを行う場合、このフィールドが存在することが求められます。
-*   ``update``  **update** 実行時にバリデーションを行う場合、このフィールドが存在することが求められます。
+* ``true`` この場合、フィールドが存在することが常に求められます。
+* ``false`` この場合、フィールドが存在することは必要なくなります。
+* ``create`` **create** 実行時にバリデーションを行う場合、このフィールドが存在することが求められます。
+* ``update`` **update** 実行時にバリデーションを行う場合、このフィールドが存在することが求められます。
 
 デフォルトでは、 ``true`` が用いられます。キーの存在は、 ``array_key_exists()``
 を用いることによりチェックされるため、 null 値は、「存在する」としてカウントされます。
 モードにについては、２番目のパラメーターを用いることにより設定できます。 ::
 
     $validator->requirePresence('author_id', 'create');
 
+もし要求するフィールドが複数ある場合、それらをリストとして定義することができます。 ::
+
+    // create として複数フィールドを定義
+    $validator->requirePresence(['author_id', 'title'], 'create');
+
+    // 混在したモードで複数フィールドを定義
+    $validator->requirePresence([
+        'author_id' => [
+            'mode' => 'create',
+            'message' => 'An author is required.',
+        ],
+        'published' => [
+            'mode' => 'update',
+            'message' => 'The published state is required.',
+        ]
+    ]);
+
+.. versionadded:: 3.3.0
+    ``requirePresence()`` は、3.3.0 でフィールドの配列を受け取ります。
+
 空のフィールドを認める
 ----------------------
 
diff --git a/ja/development/debugging.rst b/ja/development/debugging.rst
@@ -1,68 +1,50 @@
 デバッグ
 ########
 
-..
-  Debugging is an inevitable and necessary part of any development
-  cycle. While CakePHP doesn't offer any tools that directly connect
-  with any IDE or editor, CakePHP does provide several tools to
-  assist in debugging and exposing what is running under the hood of
-  your application.
-
 デバッグはいかなる開発サイクルにおいても避けることのできない、必要なものです。
-CakePHP は IDE やエディタと直接連携するようなツールは提供しませんが、CakePHP はデバッグ作業やあなたのアプリケーション内部で何が走っているのかを探る作業を助けるためのツールをいくつか提供します。
+CakePHP は IDE やエディタと直接連携するようなツールは提供しませんが、
+CakePHP はデバッグ作業やあなたのアプリケーション内部で何が走っているのかを探る作業を
+助けるためのツールをいくつか提供します。
 
 基本的なデバッグ
 ================
 
 .. php:function:: debug(mixed $var, boolean $showHtml = null, $showFrom = true)
     :noindex:
 
-..
-    The ``debug()`` function is a globally available function that works
-    similarly to the PHP function ``print_r()``. The ``debug()`` function
-    allows you to show the contents of a variable in a number of
-    different ways. First, if you'd like data to be shown in an
-    HTML-friendly way, set the second parameter to ``true``. The function
-    also prints out the line and file it is originating from by
-    default.
+``debug()`` 関数は PHP 関数の ``print_r()`` と同様に、グローバルに利用可能な関数です。
+``debug()`` 関数により、さまざまな方法で変数の内容を出力することができます。
+データを HTML に優しい方法で表示させたいなら、第２引数を ``true`` にしてください。
+この関数はまた、デフォルトで呼ばれた場所となるファイルと行番号も出力します。
 
-``debug()`` 関数は PHP 関数の ``print_r()`` と同様に、グローバルに利用可能な関数です。 ``debug()`` 関数により、さまざまな方法で変数の内容を出力することができます。
-データを HTML に優しい方法で表示させたいなら、第２引数を ``true`` にしてください。この関数はまた、デフォルトで呼ばれた場所となるファイルと行番号も出力します。
+この関数からの出力は、core の ``$debug`` 変数が ``true`` の場合のみ行われます。
 
-..
-    Output from this function is only shown if the core ``$debug`` variable
-    has been set to ``true``.
+.. versionadded:: 3.3.0
 
-この関数からの出力は、core の ``$debug`` 変数が ``true`` の場合のみ行われます。
+    このメソッドを呼ぶと、渡された ``$var`` を返します。例えば、return 文に
+    このメソッドを置くことができます。例::
+    
+        return debug($data); // 必ず $data を返します。
 
-.. php:function:: stackTrace()
+``pr()`` や ``pj()`` もご確認ください。
 
-..
-    The ``stackTrace()`` function is available globally, and allows you to output
-    a stack trace wherever the function is called.
+.. php:function:: stackTrace()
 
-``stackTrace()`` 関数はグローバルに使用でき、関数がどこで呼ばれたかのスタックトレースを出力することができます。
+``stackTrace()`` 関数はグローバルに使用でき、関数がどこで呼ばれたかのスタックトレースを
+出力することができます。
 
 .. php:function:: breakpoint()
 
 .. versionadded:: 3.1
 
-..
-    If you have `Psysh <http://psysh.org/>`_ installed you can use this
-    function in CLI enviroments to open an interactive console with the current
-    local scope::
-
-もし `Psysh <http://psysh.org/>`_ をインストールしている場合、この関数をCLI環境で使用することで現在のローカルスコープで対話型コンソールを開くことができます。 ::
+もし `Psysh <http://psysh.org/>`_ をインストールしている場合、この関数を
+CLI 環境で使用することで現在のローカルスコープで対話型コンソールを開くことができます。 ::
 
     // 実行したいコード
     eval(breakpoint());
 
-..
-    Will open an interactive console that can be used to check local variables
-    and execute other code. You can exit the interactive debugger and resume the
-    original execution by running ``quit`` or ``q`` in the interactive session.
-
-開いた対話型コンソールでローカル変数のチェックや他のコードの実行をすることができます。対話型デバッガを終了して元の処理に戻りたい時は ``quit`` か ``q`` を入力してください。
+開いた対話型コンソールでローカル変数のチェックや他のコードの実行をすることができます。
+対話型デバッガを終了して元の処理に戻りたい時は ``quit`` か ``q`` を入力してください。
 
 Debugger クラスの使用
 ========================
@@ -71,22 +53,16 @@ Debugger クラスの使用
 
 .. php:class:: Debugger
 
-..
-    To use the debugger, first ensure that ``Configure::read('debug')`` is
-    set to ``true``.
-
-Debugger を使用する際にはまず、``Configure::read('debug')`` に ``true`` がセットされていることを確認してください。
+Debugger を使用する際にはまず、 ``Configure::read('debug')`` に
+``true`` がセットされていることを確認してください。
 
 値の出力
 ========
 
 .. php:staticmethod:: dump($var, $depth = 3)
 
-..
-    Dump prints out the contents of a variable. It will print out all
-    properties and methods (if any) of the supplied variable::
-
-dump は変数の内容を出力します。渡された変数のすべてのプロパティと（可能なら）メソッドを出力します ::
+dump は変数の内容を出力します。渡された変数のすべてのプロパティと
+（可能なら）メソッドを出力します。 ::
 
     $foo = [1,2,3];
 
@@ -117,28 +93,19 @@ dump は変数の内容を出力します。渡された変数のすべてのプ
 
 .. php:staticmethod:: log($var, $level = 7, $depth = 3)
 
-..
-    Creates a detailed stack trace log at the time of invocation. The
-    ``log()`` method prints out data similar to that done by
-    ``Debugger::dump()``, but to the debug.log instead of the output
-    buffer. Note your **tmp** directory (and its contents) must be
-    writable by the web server for ``log()`` to work correctly.
-
 呼び出されたときに詳細なスタックトレースを生成します。
-``log()`` メソッドは ``Debugger::dump()`` によるものと似たデータを出力しますが、出力バッファにではなく、 debug.log に出力します。
-``log()`` が正常に動作するためには、あなたの **tmp** ディレクトリ（と、その中）はウェブサーバにより書き込み可能でなければならないことに気をつけてください。
+``log()`` メソッドは ``Debugger::dump()`` によるものと似たデータを出力しますが、
+出力バッファにではなく、 debug.log に出力します。 ``log()`` が正常に動作するためには、
+あなたの **tmp** ディレクトリ（と、その中）はウェブサーバにより
+書き込み可能でなければならないことに気をつけてください。
 
 スタックトレースの生成
 ======================
 
 .. php:staticmethod:: trace($options)
 
-..
-    Returns the current stack trace. Each line of the trace includes
-    the calling method, including which file and line the call
-    originated from::
-
-現在のスタックトレースを返します。トレースの各行には、呼び出しているメソッド、どこから呼ばれたかというファイルと行番号が含まれています。 ::
+現在のスタックトレースを返します。トレースの各行には、呼び出しているメソッド、
+どこから呼ばれたかというファイルと行番号が含まれています。 ::
 
     // PostsController::index() の中で
     pr(Debugger::trace());
@@ -149,25 +116,17 @@ dump は変数の内容を出力します。渡された変数のすべてのプ
     Dispatcher::dispatch() - CORE/src/Routing/Dispatcher.php, line 237
     [main] - APP/webroot/index.php, line 84
 
-..
-    Above is the stack trace generated by calling ``Debugger::trace()`` in
-    a controller action. Reading the stack trace bottom to top shows
-    the order of currently running functions (stack frames).
-
-上記では、コントローラのアクション内で ``Debugger::trace()`` を呼ぶことで、スタックトレースを生成しています。
+上記では、コントローラのアクション内で ``Debugger::trace()`` を呼ぶことで、
+スタックトレースを生成しています。
 スタックトレースは下から上へと読み、現在走っている関数（スタックフレーム）の順になっています。
 
 ファイルから抜粋を取得
 ======================
 
 .. php:staticmethod:: excerpt($file, $line, $context)
 
-..
-    Grab an excerpt from the file at $path (which is an absolute
-    filepath), highlights line number $line with $context number of
-    lines around it. ::
-
-$path（絶対パス）にあるファイルからの抜粋を取得します。$line 行目をハイライトし、$line 行目の前後 $context 行もあわせて取得します。 ::
+$path（絶対パス）にあるファイルからの抜粋を取得します。$line 行目をハイライトし、
+$line 行目の前後 $context 行もあわせて取得します。 ::
 
     pr(Debugger::excerpt(ROOT . DS . LIBS . 'debugger.php', 321, 2));
 
@@ -182,45 +141,28 @@ $path（絶対パス）にあるファイルからの抜粋を取得します。
         [4] => <code><span style="color: #000000">        $data = @explode("\n", file_get_contents($file));</span></code>
     )
 
-..
-    Although this method is used internally, it can be handy if you're
-    creating your own error messages or log entries for custom
-    situations.
-
-このメソッドは内部的に使われているものですが、あなたが独自のエラーメッセージを生成する場合や独自の状況でログ出力する場合にも使いやすいものです。
+このメソッドは内部的に使われているものですが、あなたが独自のエラーメッセージを生成する場合や
+独自の状況でログ出力する場合にも使いやすいものです。
 
 .. php:staticmethod:: Debugger::getType($var)
 
-..
-    Get the type of a variable. Objects will return their class name
-
 変数の型を取得します。オブジェクトならクラス名を返します。
 
 ログ出力によるデバッグ
 ======================
 
-..
-    Logging messages is another good way to debug applications, and you can use
-    :php:class:`Cake\\Log\\Log` to do logging in your application. All objects that
-    use ``LogTrait`` have an instance method ``log()`` which can be used
-    to log messages::
-
 アプリケーションをデバッグするもう一つの良い方法はログメッセージです。
-:php:class:`Cake\\Log\\Log` を使うことで、あなたのアプリケーションでログ出力をさせることができます。
-``LogTrait`` を use するすべてのオブジェクトは、インスタンスメソッド ``log()`` を持っており、ログメッセージを出力するのに使えます ::
+:php:class:`Cake\\Log\\Log` を使うことで、あなたのアプリケーションでログ出力を
+させることができます。 ``LogTrait`` を利用するすべてのオブジェクトは、
+インスタンスメソッド ``log()`` を持っており、ログメッセージを出力するのに使えます。 ::
 
     $this->log('通ったよ', 'debug');
 
-..
-    The above would write ``Got here`` into the debug log. You can use log entries
-    to help debug methods that involve redirects or complicated loops. You can also
-    use :php:meth:`Cake\\Log\\Log::write()` to write log messages. This method can be called
-    statically anywhere in your application one CakeLog has been loaded::
-
 上記では ``通ったよ`` がデバッグログに出力されます。
 ログに出力することで、リダイレクトや複雑なループを含むメソッドをデバッグしやすくなるでしょう。
 また、:php:meth:`Cake\\Log\\Log::write()` を使うことで、ログメッセージを書きだすことも可能です。
-このメソッドは CakeLog がロードされているなら static にあなたのアプリケーション内のどこからでも呼び出すことができるのです ::
+このメソッドは CakeLog がロードされているなら static にあなたのアプリケーション内の
+どこからでも呼び出すことができるのです。 ::
 
     // ログを使用したいファイルの一番最初で
     use Cake\Log\Log;
@@ -231,18 +173,13 @@ $path（絶対パス）にあるファイルからの抜粋を取得します。
 Debug Kit
 =========
 
-..
-    DebugKit is a plugin that provides a number of good debugging tools. It
-    primarily provides a toolbar in the rendered HTML, that provides a plethora of
-    information about your application and the current request. See the
-    :doc:`/debug-kit` chapter for how to install and use DebugKit.
-
 DebugKit は便利なデバッグツールをたくさん提供してくれるプラグインです。
-まずは、レンダリングされた HTML 内にツールバーを表示して、あなたのアプリケーションや現在のリクエストについての情報を大量に提供してくれます。
+まずは、レンダリングされた HTML 内にツールバーを表示して、あなたのアプリケーションや
+現在のリクエストについての情報を大量に提供してくれます。
 DebugKit のインストールと使用方法については :doc:`/debug-kit` の章を見てください。
 
 
 .. meta::
-    :title lang=ja: Debugging
+    :title lang=ja: デバッグ
     :description lang=ja: Debugging CakePHP with the Debugger class, logging, basic debugging and using the DebugKit plugin.
     :keywords lang=ja: code excerpt,stack trace,default output,error link,default error,web requests,error report,debugger,arrays,different ways,excerpt from,cakephp,ide,options
diff --git a/ja/development/dispatch-filters.rst b/ja/development/dispatch-filters.rst
@@ -1,5 +1,9 @@
-ディスパッチャーフィルター
-##########################
+ディスパッチャフィルタ
+######################
+
+.. deprecated:: 3.3.0
+    3.3.0 でディスパッチャフィルタは非推奨になりました。代わりに
+    :doc:`/controllers/middleware` を使用してください。
 
 コントローラーのコードが実行される前やクライアントからレスポンスを受けたり、ヘッダーをチューニングしたり、
 完全なリクエストが送られるより短い時間で特別な必要最低限なAPIにアクセスする権限を設定したりするために、
