Begin to explain pattern-matching using record labels

assets/18.md

@@ -893,16 +893,26 @@ ghci| :}
       but its type ‘Entry -> String’ has only one
 ```
 
-こういう風にレコードラベルを用いたパターンマッチをすれば、フィールドの順番が違っていてもよい。
+レコード型の値に対してパターンマッチをするもう一つの方法は、レコードラベルを使った方法です。「どのレコードラベルの値をどの変数に割り当てるか」を明示するので、フィールドの順番に寄らずにマッチできます。
 
-```
+例として、先程の`formatEntry`関数をレコードラベルを使ったパターンマッチに書き換えてみましょう:
+
+```haskell
 ghci> :{
 ghci| formatEntry :: Entry -> String
 ghci| formatEntry (Entry { category = "",  price = pri }) = "<Unknown category>" ++ ": " ++ show pri
 ghci| formatEntry (Entry { category = cat, price = pri }) = cat ++ ": " ++ show pri
+--                       ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
+--                この部分がレコードラベルを使ったパターンマッチ
 ghci| :}
 ```
 
+パターンマッチしている部分のみ切り出してみます:
+
+```haskell
+Entry { category = cat, price = pri }
+```
+
 #### タプルに対する関数の引数でのパターンマッチ
 
 便利なサンプルが[`Prelude`モジュール][6]にいくつかある。