1- *eval.txt* For Vim バージョン 8.1. Last change: 2019 Jan 01
1+ *eval.txt* For Vim バージョン 8.1. Last change: 2019 Jan 06
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44 VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
@@ -2370,9 +2370,9 @@ shiftwidth([{col}]) 数値 実際に使用される 'shiftwidth' の値
23702370sign_define({name} [, {dict}]) 数値 目印を定義または更新する
23712371sign_getdefined([{name}]) リスト 定義されている目印のリストを取得する
23722372sign_getplaced([{expr} [, {dict}]])
2373- リスト 配置されている目印のリストを取得する
2373+ リスト 設置されている目印のリストを取得する
23742374sign_place({id}, {group}, {name}, {expr} [, {dict}])
2375- 数値 目印を配置する
2375+ 数値 目印を設置する
23762376sign_undefine([{name}]) 数値 目印を削除する
23772377sign_unplace({group} [, {dict}])
23782378 数値 目印を解除する
@@ -3872,20 +3872,24 @@ extend({expr1}, {expr2} [, {expr3}]) *extend()*
38723872
38733873feedkeys({string} [, {mode}]) *feedkeys()*
38743874 {string}中の各文字を、あたかもマッピングまたはユーザーによって
3875- タイプされたかのように、処理キューに入れる。デフォルトではこれ
3876- らの文字は先行入力バッファの末尾に付け足される。そのためマッピ
3877- ングを展開している途中であれば、これらの文字はマッピングを展開
3878- した後に来ることになる。他の文字の前に挿入するには、'i' フラグ
3879- を使用する。それらはマッピングからの任意の文字の前の挿入の次に
3880- 実行される。
3875+ タイプされたかのように、処理キューに入れる。
3876+
3877+ デフォルトではこれらの文字は先行入力バッファの末尾に付け足され
3878+ る。そのためマッピングを展開している途中であれば、これらの文字
3879+ はマッピングを展開した後に来ることになる。他の文字の前に挿入す
3880+ るには、'i' フラグを使用する。それらはマッピングからの任意の文
3881+ 字の前の挿入の次に実行される。
3882+
38813883 この関数は、{string}中の文字が処理されるまでは待たない。
3884+
38823885 特殊なキーを{string}に含めるにはダブルクォートと "\..." 記法を
38833886 使う(|expr-quote|を参照)。例えば、feedkeys("\<CR>")は<Enter>
38843887 キーの押下をシミュレートする。しかしfeedkeys('\<CR>')とすると、
38853888 この文字の通り5文字を挿入する。
3886- {mode}が省略されたときは、挿入されたキーはマップ展開の対象にな
3887- る。{mode}は以下の文字フラグを含む文字列:
3888- 'm' キーをマップ展開する。これが既定である。
3889+
3890+ {mode}は以下の文字フラグを含む文字列:
3891+ 'm' キーをマップ展開する。これが既定である。{mode}が省略さ
3892+ れたときは、挿入されたキーはマップ展開の対象になる。
38893893 'n' キーをマップ展開しない。
38903894 't' キーをタイプされたかのように扱う。そうでない場合は
38913895 マッピングから展開されたかのように扱われる。これは
@@ -3898,6 +3902,8 @@ feedkeys({string} [, {mode}]) *feedkeys()*
38983902 をすべて実行できる。Note Vimが挿入モードを終了したとき
38993903 は、スクリプト続行前の文字入力待ちによる立ち往生を避け
39003904 るために、<Esc>が入力されたかのように振る舞う。
3905+ Note コマンドの実行中に feedkeys() を再帰的に呼び出し
3906+ た場合、最後の呼び出しですべての先行入力が消費される。
39013907 '!' 'x' と一緒に使用すると挿入モードを終了しない。タイマー
39023908 が少し後で挿入モードを終了するように設定されているとき
39033909 にテストで使用できる。CursorHoldIのテストに便利である。
@@ -4263,10 +4269,10 @@ getbufinfo([{dict}])
42634269 lnum バッファ内の現在の行番号。
42644270 loaded バッファがロードされている場合はTRUE。
42654271 name バッファ内のファイルへのフルパス。
4266- signs バッファに配置された目印のリスト 。
4272+ signs バッファに設置された目印のリスト 。
42674273 各リスト項目は、次のフィールドを含む辞
42684274 書である:
4269- id 目印識別子
4275+ id 目印ID
42704276 lnum 行番号
42714277 name 目印名
42724278 variables バッファローカル変数の辞書への参照。
@@ -6516,7 +6522,9 @@ prop_add({lnum}, {col}, {props})
65166522 end_lnum テキスト終端の行番号
65176523 end_col テキストの直後の桁。"length" が与えられた場合
65186524 は使用されない。{col}と "end_col" が等しい場
6519- 合、これは幅ゼロのテキストプロパティである。
6525+ 合、および "end_lnum" が省略されるか{lnum}と等
6526+ しい場合、これは幅ゼロのテキストプロパティであ
6527+ る。
65206528 bufnr プロパティを追加するバッファ。省略された場合、
65216529 カレントバッファが使用される
65226530 id プロパティのユーザー定義ID。 省略時は0が使われ
@@ -7233,7 +7241,8 @@ serverlist() *serverlist()*
72337241<
72347242setbufline({expr}, {lnum}, {text}) *setbufline()*
72357243 バッファ {expr} の行 {lnum} を {text} に設定する。行を挿入する
7236- 場合には |append()| を使用する。
7244+ 場合には |append()| を使用する。{lnum}内のテキストプロパティは
7245+ すべて消去される。
72377246
72387247 {expr} の使い方については前述の |bufname()| を参照。
72397248
@@ -7308,7 +7317,8 @@ setfperm({fname}, {mode}) *setfperm()* *chmod*
73087317setline({lnum}, {text}) *setline()*
73097318 カレントバッファの{lnum}行目を{text}にする。行を挿入したい場合
73107319 は |append()| を使う。別のバッファの行を変更したい場合は
7311- |setbufline()| を使う。
7320+ |setbufline()| を使う。{lnum}内のテキストプロパティはすべて消
7321+ 去される。
73127322
73137323 {lnum}は|getline()|のときと同じように解釈される。
73147324 {lnum}が最後の行の次の行の場合、新規行として{text}を追加する。
@@ -7644,17 +7654,18 @@ sign_define({name} [, {dict}]) *sign_define()*
76447654 更する。これは |:sign-define| コマンドに似ている。
76457655
76467656 名前の衝突を避けるために、{name}に一意のテキストを付けること。
7647- 目印を配置するような {group}はない。
7657+ 目印を設置するような {group}はない。
76487658
76497659 {name}は文字列または数値である。任意の{dict}引数は目印属性を指
76507660 定する。以下の値がサポートされている:
76517661 icon 目印用のビットマップファイルへのフルパス。
7652- linehl 目印が配置されている行全体に使用されるハイライ
7662+ linehl 目印が設置されている行全体に使用されるハイライ
76537663 トグループ。
76547664 text アイコンがない場合、またはGUIが使用されていな
76557665 い場合に表示されるテキスト。
76567666 texthl text項目に使用されるハイライトグループ
7657- 既存の目印の場合は、属性が更新される。
7667+ {name}という名前の目印がすでに存在する場合は、その目印の属性が
7668+ 更新される。
76587669
76597670 成功すると 0 を返し、失敗すると -1 を返す。
76607671
@@ -7672,7 +7683,7 @@ sign_getdefined([{name}]) *sign_getdefined()*
76727683
76737684 戻り値の各リスト項目は、次のエントリを持つ辞書である:
76747685 icon 目印用のビットマップファイルへのフルパス。
7675- linehl 目印が配置されている行全体に使用されるハイライ
7686+ linehl 目印が設置されている行全体に使用されるハイライ
76767687 トグループ。
76777688 text アイコンがない場合、またはGUIが使用されていな
76787689 い場合に表示されるテキスト。
@@ -7688,37 +7699,39 @@ sign_getdefined([{name}]) *sign_getdefined()*
76887699 echo sign_getdefined("mySign")
76897700<
76907701sign_getplaced([{expr} [, {dict}]]) *sign_getplaced()*
7691- バッファまたはすべてのバッファに配置されている目印のリストを返
7702+ バッファまたはすべてのバッファに設置されている目印のリストを返
76927703 す。これは |:sign-place-list| コマンドに似ている。
76937704
7694- 任意のバッファ名{expr}が指定されている場合、そのバッファに配置
7705+ 任意のバッファ名{expr}が指定されている場合、そのバッファに設置
76957706 されている目印のリストだけが返される。{expr}の使い方については
76967707 |bufname()| を参照。任意の{dict}には、以下のエントリを含めるこ
76977708 とができる。
76987709 group このグループの目印のみを選択する
76997710 id この識別子を持つ目印を選択する
7700- lnum この行に配置されている目印を選択する 。{lnum}の
7711+ lnum この行に設置されている目印を選択する 。{lnum}の
77017712 使い方については |line()| を参照。
77027713 {group}が '*' の場合、グローバルグループを含むすべてのグループ
77037714 の目印が返される。 {group}が指定されていないか、空の文字列の場
77047715 合は、グローバルグループ内の目印のみが返される。引数が指定され
7705- ていない場合は、すべてのバッファに配置されているグローバルグ
7716+ ていない場合は、すべてのバッファに設置されているグローバルグ
77067717 ループ内の目印が返される。
7718+ |sign-group| を参照。
77077719
77087720 戻り値の各リスト項目は、次のエントリを持つ辞書である:
77097721 bufnr 目印付きバッファの番号
7710- signs {bufnr}に配置されている目印のリスト 。各リスト
7722+ signs {bufnr}に設置されている目印のリスト 。各リスト
77117723 項目は、以下の項目を含む辞書である。
77127724
77137725 各目印の辞書には、次のエントリが含まれている:
77147726 group 目印グループ。 グローバルグループの場合は '' に
77157727 設定する。
7716- id 目印の識別子
7717- lnum 目印が配置されている行番号
7728+ id 目印ID
7729+ lnum 目印が設置されている行番号
77187730 name 定義されている目印の名前
77197731 priority 目印の優先度
77207732
7721- 失敗した場合は空のリストを返す。
7733+ 失敗した場合、または設置された目印がない場合は、空のリストを返
7734+ す。
77227735
77237736 例: >
77247737 " eval.c に設置されているグローバルグループの目印のリ
@@ -7741,7 +7754,7 @@ sign_getplaced([{expr} [, {dict}]]) *sign_getplaced()*
77417754 echo sign_getplaced("a.py", {'group' : 'g1',
77427755 \ 'id' : 20'})
77437756
7744- " 配置されているすべての目印のリストを取得する
7757+ " 設置されているすべての目印のリストを取得する
77457758 echo sign_getplaced()
77467759<
77477760 *sign_place()*
@@ -7750,27 +7763,28 @@ sign_place({id}, {group}, {name}, {expr} [, {dict}])
77507763 目印に{id}と{group}を割り当てる。これは |:sign-place| コマンド
77517764 に似ている。
77527765
7753- 目印の識別子{id}がゼロの場合は、新しい識別子が割り当てられる。
7754- それ以外の場合は、指定された番号が使用される。{group}は目印グ
7755- ループ名である。グローバルサイングループを使用するには、空の文
7756- 字列を使用する。{group}は{id}の名前空間として機能するため、2つ
7757- のグループが同じIDを使用できる。
7766+ 目印ID{id}がゼロの場合は、新しい識別子が割り当てられる。それ以
7767+ 外の場合は、指定された番号が使用される。{group}は目印グループ
7768+ 名である。グローバルサイングループを使用するには、空の文字列を
7769+ 使用する。{group}は{id}の名前空間として機能するため、2つのグ
7770+ ループが同じIDを使用できる。詳細については|sign-identifier| を
7771+ 参照。
77587772
77597773 {name}は定義済みの目印を参照する。
77607774 {expr}はバッファの名前か番号を参照する。許容値については、
77617775 |bufname()| を参照。
77627776
77637777 任意の{dict}引数は、以下のエントリをサポートする:
7764- lnum 目印が配置されるバッファ {expr}の行番
7778+ lnum 目印が設置されるバッファ {expr}の行番
77657779 号。許容値については、|line()| を参照。
77667780 priority 目印の優先順位。詳細については
77677781 |sign-priority| を参照。
77687782
77697783 任意の{dict}が指定されていない場合は、定義されている目印{name}
7770- を使用するようにグループ{group}内の配置された目印 {id}を変更し
7784+ を使用するようにグループ{group}内の設置された目印 {id}を変更し
77717785 ます。
77727786
7773- 成功した場合は目印の識別子 、失敗した場合は -1 を返す。
7787+ 成功した場合は目印ID 、失敗した場合は -1 を返す。
77747788
77757789 例: >
77767790 " バッファ json.c の20行目に識別子5で sign1 という名前
@@ -7788,7 +7802,7 @@ sign_place({id}, {group}, {name}, {expr} [, {dict}])
77887802 \ {'lnum' : 30})
77897803
77907804 " バッファ json.c の40行目に 'g3' グループで識別子10の
7791- " sign4 という名前の目印を優先順位90で配置する
7805+ " sign4 という名前の目印を優先順位90で設置する
77927806 call sign_place(10, 'g3', 'sign4', 'json.c',
77937807 \ {'lnum' : 40, 'priority' : 90})
77947808<
@@ -7807,7 +7821,7 @@ sign_undefine([{name}]) *sign_undefine()*
78077821 call sign_undefine()
78087822<
78097823sign_unplace({group} [, {dict}]) *sign_unplace()*
7810- 配置済みの1つ以上のバッファ内の目印を解除する 。これは
7824+ 設置済みの1つ以上のバッファ内の目印を解除する 。これは
78117825 |:sign-unplace| コマンドに似ている。
78127826
78137827 {group}は目印グループ名である。グローバルサイングループを使用
@@ -7816,7 +7830,7 @@ sign_unplace({group} [, {dict}]) *sign_unplace()*
78167830 {group}内の目印は、{dict}内のエントリに基づいて選択される。
78177831 {dict}の以下の任意のエントリがサポートされている:
78187832 buffer バッファの名前または番号。|bufname()| を参照。
7819- id 目印の識別子
7833+ id 目印ID
78207834 {dict}が指定されていない場合は、{group}内のすべての目印が解除
78217835 される。
78227836
@@ -9230,8 +9244,8 @@ undofile({name}) *undofile()*
92309244 {name} が空の場合 undofile() は空文字列を返す。ファイル名のな
92319245 いバッファはアンドゥファイルを書かないからである。
92329246 |:wundo| や |:rundo| と組み合わせて使うと便利だろう。
9233- +persistent_undo オプションを無効にしてコンパイルされた場合は
9234- この関数は常に空文字列を返す 。
9247+ | +persistent_undo| オプションを無効にしてコンパイルされた場合
9248+ はこの関数は常に空文字列を返す 。
92359249
92369250undotree() *undotree()*
92379251 アンドゥツリーの現在の状態を辞書で返す。辞書の内容は次のとお
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