Skip to content

Commit 21b92fb

Browse files
faithandbravefaithandbrave
committed
用語統一 : 括弧 → カッコ #1295 
1 parent 86cd612 commit 21b92fb

19 files changed

+31
-30
lines changed

‎.github/workflows/script/ngword_check.py‎

Lines changed: 1 addition & 0 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -27,6 +27,7 @@
2727
("", "子ルーチン", "コルーチン"),
2828
("", "移譲", "委譲"),
2929
("", r'型]\((.*?)\)型', "型](link)"),
30+
("", "括弧", "カッコ"),
3031
("", "constepx", "constexpr"),
3132
("", "wsting", "wstring"),
3233
("reference/chrono", "dulation", "duration"),

‎implementation-status.md‎

Lines changed: 1 addition & 1 deletion
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -49,7 +49,7 @@
4949
| N2761: [属性構文](/lang/cpp11/attributes.md) | `[[attr]]`構文による、クラス、関数、変数の属性指定 | 4.8 | 3.3 | 12.1 | 2015 |
5050
| N2439: [メンバ関数の左辺値／右辺値修飾](/lang/cpp11/ref_qualifier_for_this.md) | オブジェクトが左辺値／右辺値の場合のみ呼び出し可能であることの指定 | 4.8.1 | 2.9 | 14.0 | 2015 |
5151
| N2756: [非静的メンバ変数の初期化](/lang/cpp11/non_static_data_member_initializers.md) | メンバ変数を、宣言と同時に初期値指定する | 4.7 | 3.0 | 14.0 | 2013 |
52-
| N2672: [初期化子リスト](/lang/cpp11/initializer_lists.md) | 波括弧による初期化をユーザー定義する。`vector<int> v = {1, 2, 3};`など。 | 4.4 | 3.1 | 14.0 | 2013 |
52+
| N2672: [初期化子リスト](/lang/cpp11/initializer_lists.md) | 波カッコによる初期化をユーザー定義する。`vector<int> v = {1, 2, 3};`など。 | 4.4 | 3.1 | 14.0 | 2013 |
5353
| N2672: [一様初期化](/lang/cpp11/uniform_initialization.md) | コンストラクタ呼び出しを波カッコで行う。 `T x { a, b, c };` | 4.4 | 3.1 | 13.0(partial)<br/> 14.0 | 2013 |
5454
| N3050: [`noexcept`](/lang/cpp11/noexcept.md) | 関数の例外指定、例外を投げる可能性のある式かbool値を返す演算子 | 4.6 | 3.0 | 13.0(partial)<br/>14.0 | 2015 |
5555
| N2634: [任意の式によるSFINAE](/lang/cpp11/sfinae_expressions.md) | 特定の式が有効かどうかで、その関数をオーバーロード解決に含めるかどうかを決定する | 4.4 | 2.9 | 12.0 | 2015 Update 1 (partial)<br/> 2017 Update 7 |

‎international-standard.md‎

Lines changed: 1 addition & 1 deletion
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -21,7 +21,7 @@ C++ の標準規格は、他にも各国の規格化団体によって国際標
2121
| C++03 | ISO/IEC 14882:2003 | N1577 | N1577 ? | `199711L`<br/>(C++98 と同じ) |
2222
| C++98 | ISO/IEC 14882:1998 | ? | ? | `199711L` |
2323

24-
1. <a href="#note_ref-t1-1" id="note-t1-1">**^**</a> 括弧内は策定時・標準化前に一時的に用いられた通称
24+
1. <a href="#note_ref-t1-1" id="note-t1-1">**^**</a> カッコ内は策定時・標準化前に一時的に用いられた通称
2525
2. <a href="#note_ref-t1-2" id="note-t1-2">**^**</a> 最終国際規格案はPDFやHTMLなどの形で一般公開されていないため、それにほぼ同一の内容の規格案を参照する。
2626
3. <a href="#note_ref-t1-3" id="note-t1-3">**^**</a> N4861 は、C++20 DISであるN4860に対するデザインレベルの差とC++17との相互参照がない以外の差はないため、事実上 N4861 が C++20 を参照する時に用いられる。
2727
4. <a href="#note_ref-t1-4" id="note-t1-4">**^**</a> N4788 は政治的事情により撤回された (参照 N4792)

‎lang/cpp11.md‎

Lines changed: 1 addition & 1 deletion
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -17,7 +17,7 @@ C++11とは、2011年8月に改訂され、ISO/IEC 14882:2011で標準規格化
1717
| [変数の型推論のための`auto`](cpp11/auto.md) | 型推論 |
1818
| [`decltype`](cpp11/decltype.md) | 式の型を取得 |
1919
| [範囲for文](cpp11/range_based_for.md) | 配列やコンテナといった範囲を表すオブジェクトを、簡潔に走査する |
20-
| [初期化子リスト](cpp11/initializer_lists.md) | 波括弧による初期化をユーザー定義する。`vector<int> v = {1, 2, 3};`など。 |
20+
| [初期化子リスト](cpp11/initializer_lists.md) | 波カッコによる初期化をユーザー定義する。`vector<int> v = {1, 2, 3};`など。 |
2121
| [一様初期化](cpp11/uniform_initialization.md) | コンストラクタの呼び出しを、波カッコで行う。`T x {a, b, c};` |
2222
| [右辺値参照・ムーブセマンティクス](cpp11/rvalue_ref_and_move_semantics.md) | 右辺値によるオーバーロード、およびそれによるリソースの所有権移動 |
2323
| [ラムダ式](cpp11/lambda_expressions.md) | 関数オブジェクトをその場に書く |

‎lang/cpp11/decltype.md‎

Lines changed: 5 additions & 5 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -17,7 +17,7 @@
1717
int i = 0;
1818
decltype(i) j = 0; // j は int 型
1919
decltype(i)* p = &i; // p は int* 型
20-
decltype((i)) k = i; // k は int& 型（変数名 i の周りの余分な丸括弧に注意）
20+
decltype((i)) k = i; // k は int& 型（変数名 i の周りの余分な丸カッコに注意）
2121

2222
template<typename T, typename U>
2323
auto add(const T& lhs, const U& rhs)
@@ -38,17 +38,17 @@ decltype(s)::U l{}; // l は S::U 型（つまり int 型）
3838
3939
`e` を式とすると、`decltype(e)` が意味する型は以下のとおりである。
4040
41-
- `e` が丸括弧で囲まれていない識別子の場合、あるいは、丸括弧で囲まれていないクラスメンバアクセスの場合、`decltype(e)` は `e` で指定された実体の型である。
41+
- `e` が丸カッコで囲まれていない識別子の場合、あるいは、丸カッコで囲まれていないクラスメンバアクセスの場合、`decltype(e)` は `e` で指定された実体の型である。
4242
もしそのような実体が無いか、あるいは、`e` がオーバーロードされた複数の関数を指す場合、プログラムは不適格である。
4343
- そうではなくて、もし `e` が xvalue の場合、`e` の型を `T` とすると、`decltype(e)` は `T&&` である。
4444
- そうではなくて、もし `e` が lvalue の場合、`e` の型を `T` とすると、`decltype(e)` は `T&` である。
4545
- 上記以外の場合、`decltype(e)` は `e` の型である。
4646
4747
`decltype` のオペランドは「評価されないオペランド」である。
4848
49-
ラムダ式の関数本体で、外部の自動変数に対して `decltype` を余分な丸括弧付きで使用した場合、クロージャ型のメンバ変数に対する `decltype` とみなされる。
49+
ラムダ式の関数本体で、外部の自動変数に対して `decltype` を余分な丸カッコ付きで使用した場合、クロージャ型のメンバ変数に対する `decltype` とみなされる。
5050
51-
`sizeof` とは異なり、`decltype` のオペランドには丸括弧が必須である。（`sizeof i` はＯＫだが、`decltype i` はＮＧ）
51+
`sizeof` とは異なり、`decltype` のオペランドには丸カッコが必須である。（`sizeof i` はＯＫだが、`decltype i` はＮＧ）
5252
5353
5454
## 例
@@ -85,7 +85,7 @@ int main()
8585
{
8686
int i = 10;
8787
decltype(i) j = i; // j は int 型
88-
decltype((i)) k = i; // k は int& 型（i は lvalue で丸括弧が付いているので）
88+
decltype((i)) k = i; // k は int& 型（i は lvalue で丸カッコが付いているので）
8989

9090
i = 42;
9191
std::cout << j << ", " << k << '\n';

‎lang/cpp17.md‎

Lines changed: 1 addition & 1 deletion
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -30,7 +30,7 @@ C++17以降、言語の策定にship train modelというリリース体制が
3030
| [16進浮動小数点数リテラル](cpp17/hexadecimal_floating_literals.md) | 十六進数表記で浮動小数点数リテラルを記述できるようにする |
3131
| [インライン変数](cpp17/inline_variables.md) | `inline`指定をすることで翻訳単位を跨いでひとつのオブジェクトになる変数を定義する |
3232
| [構造化束縛](cpp17/structured_bindings.md) | 組・タプル・配列を展開して変数定義する |
33-
| [単一要素の波カッコ初期化を非配列とする](cpp17/new_rules_for_auto_deduction_from_braced-init-list.md) | 波括弧初期化子が単一要素の場合は `T` に推論，複数要素の場合は不適格 |
33+
| [単一要素の波カッコ初期化を非配列とする](cpp17/new_rules_for_auto_deduction_from_braced-init-list.md) | 波カッコ初期化子が単一要素の場合は `T` に推論，複数要素の場合は不適格 |
3434
| [`[[maybe_unused]]`属性](cpp17/maybe_unused.md) | 使用しない可能性のある変数に対する警告を抑制する |
3535
| [`[[nodiscard]]`属性](cpp17/nodiscard.md) | 戻り値を捨ててはならないことを指定する |
3636
| [値のコピー省略を保証](cpp17/guaranteed_copy_elision.md) | 右辺値を変数の初期化のために使用する場合、コピーもムーブも省略することを保証 |

‎lang/cpp17/folding_expressions.md‎

Lines changed: 2 additions & 2 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -26,7 +26,7 @@
2626
* pack[italic]
2727
* init[italic]
2828

29-
* 畳み込み式は括弧 `()` で囲まれなければならない
29+
* 畳み込み式はカッコ `()` で囲まれなければならない
3030
* `op` は後述する二項演算子
3131
二項畳み込み (3)(4) の場合 `op` は同一でなければならない
3232
* `pack` は未展開のパラメータパック (規格ではキャスト式 cast-expression と呼ばれる)
@@ -251,4 +251,4 @@ auto res = (std::string(args) + ...);
251251
* [N4295 Folding expressions](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2014/n4295.html)
252252
* [N4358 Unary Folds and Empty Parameter Packs](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2015/n4358.pdf)
253253
* [P0036 Unary Folds and Empty Parameter Packs (revision 1)](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2015/p0036r0.pdf)
254-
* [Nifty Fold Expression Tricks - foonathan::blog()](https://foonathan.net/2020/05/fold-tricks/)
254+
* [Nifty Fold Expression Tricks - foonathan::blog()](https://foonathan.net/2020/05/fold-tricks/)

‎lang/cpp17/if_constexpr.md‎

Lines changed: 2 additions & 2 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -373,9 +373,9 @@ constexpr_else
373373
statement
374374
```
375375
376-
静的な条件分岐の各分岐を囲む波括弧 `{ ... }` に関しては、
376+
静的な条件分岐の各分岐を囲む波カッコ `{ ... }` に関しては、
377377
廃棄された分岐の構文解析を行わない N3329 においては必須とされた。
378-
つまり、構文解析は行わずに単に括弧だけの対応を取ることにより分岐の終わりを調べる。
378+
つまり、構文解析は行わずに単にカッコだけの対応を取ることにより分岐の終わりを調べる。
379379
しかし、N3613 における批判により、結局はテンプレートの2段階名前探索と同様に、
380380
廃棄された分岐でも構文解析は実施され、非依存名に関しては1段階目で検証されることとなった。
381381
これにより通常の`if`文と同様に `{ ... }` は任意となった。

‎lang/cpp17/selection_statements_with_initializer.md‎

Lines changed: 4 additions & 4 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -185,15 +185,15 @@ status_code foo() {
185185
従来の記述を面倒に思い、時にプログラマは外側のスコープを省略して書いてしまう:
186186

187187
```cpp
188-
//{ この括弧を省略してしまった
188+
//{ このカッコを省略してしまった
189189
auto it = m.find(10);
190190
if (it != m.end()) { return it->size(); }
191-
//} この括弧を省略してしまった
191+
//} このカッコを省略してしまった
192192

193193
// "it" は不要なのにここでも使えてしまう、すなわちリークしてしまう
194194
```
195195
196-
大抵は括弧を省略しても同じ効果を得られるし、変数がリークしても問題にならないが、オブジェクトの生存期間が大事な場合もある。
196+
大抵はカッコを省略しても同じ効果を得られるし、変数がリークしても問題にならないが、オブジェクトの生存期間が大事な場合もある。
197197
例えばミューテックスのロックがリークすると予測しづらいバグが発生しやすい。
198198
199199
新しい記法を使えば、初期化に使用した変数のスコープは`if`文または `switch`文の内部に限定されるため、
@@ -217,4 +217,4 @@ if (it != m.end()) { return it->size(); }
217217
218218
219219
## 参照
220-
- [P0305R1 Selection statements with initializer.](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2016/p0305r1.html)
220+
- [P0305R1 Selection statements with initializer.](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2016/p0305r1.html)

‎lang/cpp20/concepts.md‎

Lines changed: 2 additions & 2 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -424,7 +424,7 @@ int main() {
424424
- ここでは、関数形式でローカルパラメータをひとつ (`T i`) とるrequires式によってコンセプト`R`を定義している
425425
- ローカルパラメータである`T i`の変数定義では、`T`型に対して「コピー構築可能であること」といった要求は行わず、そのような評価はコンパイル時にも行われない。これは[`std::declval()`](/reference/utility/declval.md)関数と同様に、「`T`型のなんらかの値」であることのみを表し、特定の値は持たず、構築もされない
426426

427-
- パラメータリスト後の波括弧 { } で囲まれた本体中には、要件のシーケンスをセミコロン区切りで記述する。各要件は、ローカルパラメータ、テンプレートパラメータ、およびその文脈から見えるほかの宣言を参照できる
427+
- パラメータリスト後の波カッコ { } で囲まれた本体中には、要件のシーケンスをセミコロン区切りで記述する。各要件は、ローカルパラメータ、テンプレートパラメータ、およびその文脈から見えるほかの宣言を参照できる
428428

429429
- ローカルパラメータは、リンケージ、記憶域、生存期間をもたない
430430

@@ -984,4 +984,4 @@ C++14の策定において、コンセプトの複雑さを回避して必要最
984984
- [P1452R2 On the non-uniform semantics of return-type-requirements](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2019/p1452r2.html)
985985
- [P1616R1 Using unconstrained template template parameters with constrained templates](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2019/p1616r1.html)
986986
- [C++ Concepts - complete overview (Jakub Cislo)](http://programowaniezpasja.pl/wp-content/uploads/2019/05/Cpp_Concepts_-_complete_overview_-_Jakub_Cislo.pdf)
987-
- [Multiple destructors with C++ concepts - Sandor Dargo's Blog](https://www.sandordargo.com/blog/2021/06/16/multiple-destructors-with-cpp-concepts)
987+
- [Multiple destructors with C++ concepts - Sandor Dargo's Blog](https://www.sandordargo.com/blog/2021/06/16/multiple-destructors-with-cpp-concepts)

0 commit comments

Comments
 (0)