Skip to content

Commit 52a8ab1

Browse files
committed
C++26対応として<codecvt>ライブラリを削除 (close #1243)
1 parent 06c0c00 commit 52a8ab1

File tree

5 files changed

+20
-10
lines changed

5 files changed

+20
-10
lines changed

reference/codecvt.md

Lines changed: 4 additions & 2 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -2,6 +2,7 @@
22
* codecvt[meta header]
33
* cpp11[meta cpp]
44
* cpp17deprecated[meta cpp]
5+
* cpp26removed[meta cpp]
56

67
`<codecvt>`ヘッダでは、文字コード変換のためのファセットクラスを定義する。
78

@@ -13,12 +14,12 @@
1314
| [`codecvt_utf8_utf16`](codecvt/codecvt_utf8_utf16.md) | UTF-8とUTF-16間での文字コード変換(class template) | C++11<br/>C++17から非推奨 |
1415

1516

16-
## 非推奨の詳細
17+
## 非推奨・削除の詳細
1718
Unicodeの文字コード変換を行うこれらのクラスは、不正なコードポイントに対する安全なエラー処理の方法を提供していなかったため、セキュリティ上の欠陥があった。
1819

1920
仕様もあいまいであったため、不正なコードポイントに対してどのように振る舞うかも不明であった。
2021

21-
Unicode以外のShift_JISやBig5といった文字コードの利用は急激に減少している。標準ライブラリでの現代的なUnicodeの変換機能は非常に必要とされているが、`<codecvt>`の設計はお粗末なものだった。将来より良いものを作るために、これらの機能は非推奨とする
22+
Unicode以外のShift_JISやBig5といった文字コードの利用は急激に減少している。標準ライブラリでの現代的なUnicodeの変換機能は非常に必要とされているが、`<codecvt>`の設計はお粗末なものだった。将来より良いものを作るために、これらの機能は非推奨・削除とする
2223

2324
標準ライブラリにUnicodeの文字コード変換をする代替機能はないため、他の専門特化した文字コード変換のライブラリを使用すること。
2425

@@ -30,3 +31,4 @@ Unicode以外のShift_JISやBig5といった文字コードの利用は急激に
3031

3132
## 参照
3233
- [P0618R0 Deprecating `<codecvt>`](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2017/p0618r0.html)
34+
- [P2871R3 Remove Deprecated Unicode Conversion Facets from C++26](https://open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2023/p2871r3.pdf)

reference/codecvt/codecvt_mode.md

Lines changed: 4 additions & 2 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -4,6 +4,7 @@
44
* enum[meta id-type]
55
* cpp11[meta cpp]
66
* cpp17deprecated[meta cpp]
7+
* cpp26removed[meta cpp]
78

89
```cpp
910
namespace std {
@@ -31,12 +32,12 @@ namespace std {
3132
- [`codecvt_utf8_utf16`](codecvt_utf8_utf16.md)
3233
3334
34-
## 非推奨の詳細
35+
## 非推奨・削除の詳細
3536
Unicodeの文字コード変換を行うこれらのクラスは、不正なコードポイントに対する安全なエラー処理の方法を提供していなかったため、セキュリティ上の欠陥があった。
3637
3738
仕様もあいまいであったため、不正なコードポイントに対してどのように振る舞うかも不明であった。
3839
39-
Unicode以外のShift_JISやBig5といった文字コードの利用が急激に減少している。標準ライブラリでの現代的なUnicodeの変換機能は非常に必要とされているが、`<codecvt>`の設計はお粗末なものだった。将来より良いものを作るために、これらの機能は非推奨とする
40+
Unicode以外のShift_JISやBig5といった文字コードの利用が急激に減少している。標準ライブラリでの現代的なUnicodeの変換機能は非常に必要とされているが、`<codecvt>`の設計はお粗末なものだった。将来より良いものを作るために、これらの機能は非推奨・削除とする
4041
4142
標準ライブラリにUnicodeの文字コード変換をする代替機能はないため、他の専門特化した文字コード変換のライブラリを使用すること。
4243
@@ -53,3 +54,4 @@ Unicode以外のShift_JISやBig5といった文字コードの利用が急激に
5354
5455
## 参照
5556
- [P0618R0 Deprecating `<codecvt>`](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2017/p0618r0.html)
57+
- [P2871R3 Remove Deprecated Unicode Conversion Facets from C++26](https://open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2023/p2871r3.pdf)

reference/codecvt/codecvt_utf16.md

Lines changed: 4 additions & 2 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -4,6 +4,7 @@
44
* class template[meta id-type]
55
* cpp11[meta cpp]
66
* cpp17deprecated[meta cpp]
7+
* cpp26removed[meta cpp]
78

89
```cpp
910
namespace std {
@@ -26,12 +27,12 @@ UTF-16との変換を行うファセットクラス。`char`列と`Elem`列と
2627
BOMの有無やエンディアンなどを[`codecvt_mode`](codecvt_mode.md)で指定できる。
2728
2829
29-
## 非推奨の詳細
30+
## 非推奨・削除の詳細
3031
Unicodeの文字コード変換を行うこれらのクラスは、不正なコードポイントに対する安全なエラー処理の方法を提供していなかったため、セキュリティ上の欠陥があった。
3132
3233
仕様もあいまいであったため、不正なコードポイントに対してどのように振る舞うかも不明であった。
3334
34-
Unicode以外のShift_JISやBig5といった文字コードの利用が急激に減少している。標準ライブラリでの現代的なUnicodeの変換機能は非常に必要とされているが、`<codecvt>`の設計はお粗末なものだった。将来より良いものを作るために、これらの機能は非推奨とする
35+
Unicode以外のShift_JISやBig5といった文字コードの利用が急激に減少している。標準ライブラリでの現代的なUnicodeの変換機能は非常に必要とされているが、`<codecvt>`の設計はお粗末なものだった。将来より良いものを作るために、これらの機能は非推奨・削除とする
3536
3637
標準ライブラリにUnicodeの文字コード変換をする代替機能はないため、他の専門特化した文字コード変換のライブラリを使用すること。
3738
@@ -92,3 +93,4 @@ int main()
9293
## 参照
9394
- [N2401 Code Conversion Facets for the Standard C++ Library](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2007/n2401.htm)
9495
- [P0618R0 Deprecating `<codecvt>`](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2017/p0618r0.html)
96+
- [P2871R3 Remove Deprecated Unicode Conversion Facets from C++26](https://open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2023/p2871r3.pdf)

reference/codecvt/codecvt_utf8.md

Lines changed: 4 additions & 2 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -4,6 +4,7 @@
44
* class template[meta id-type]
55
* cpp11[meta cpp]
66
* cpp17deprecated[meta cpp]
7+
* cpp26removed[meta cpp]
78

89
```cpp
910
namespace std {
@@ -26,12 +27,12 @@ UTF-8との変換を行うファセットクラス。`char`列と`Elem`列との
2627
BOMの有無を[`codecvt_mode`](codecvt_mode.md)で指定できる。
2728
2829
29-
## 非推奨の詳細
30+
## 非推奨・削除の詳細
3031
Unicodeの文字コード変換を行うこれらのクラスは、不正なコードポイントに対する安全なエラー処理の方法を提供していなかったため、セキュリティ上の欠陥があった。
3132
3233
仕様もあいまいであったため、不正なコードポイントに対してどのように振る舞うかも不明であった。
3334
34-
Unicode以外のShift_JISやBig5といった文字コードの利用が急激に減少している。標準ライブラリでの現代的なUnicodeの変換機能は非常に必要とされているが、`<codecvt>`の設計はお粗末なものだった。将来より良いものを作るために、これらの機能は非推奨とする
35+
Unicode以外のShift_JISやBig5といった文字コードの利用が急激に減少している。標準ライブラリでの現代的なUnicodeの変換機能は非常に必要とされているが、`<codecvt>`の設計はお粗末なものだった。将来より良いものを作るために、これらの機能は非推奨・削除とする
3536
3637
標準ライブラリにUnicodeの文字コード変換をする代替機能はないため、他の専門特化した文字コード変換のライブラリを使用すること。
3738
@@ -92,3 +93,4 @@ int main()
9293
## 参照
9394
- [N2401 Code Conversion Facets for the Standard C++ Library](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2007/n2401.htm)
9495
- [P0618R0 Deprecating `<codecvt>`](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2017/p0618r0.html)
96+
- [P2871R3 Remove Deprecated Unicode Conversion Facets from C++26](https://open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2023/p2871r3.pdf)

reference/codecvt/codecvt_utf8_utf16.md

Lines changed: 4 additions & 2 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -4,6 +4,7 @@
44
* class template[meta id-type]
55
* cpp11[meta cpp]
66
* cpp17deprecated[meta cpp]
7+
* cpp26removed[meta cpp]
78

89
```cpp
910
namespace std {
@@ -26,12 +27,12 @@ UTF-8とUTF-16との変換を行うファセットクラス。`char`列と`Elem`
2627
UTF-8文字列におけるBOMの有無を[`codecvt_mode`](codecvt_mode.md)で指定できる。
2728
2829
29-
## 非推奨の詳細
30+
## 非推奨・削除の詳細
3031
Unicodeの文字コード変換を行うこれらのクラスは、不正なコードポイントに対する安全なエラー処理の方法を提供していなかったため、セキュリティ上の欠陥があった。
3132
3233
仕様もあいまいであったため、不正なコードポイントに対してどのように振る舞うかも不明であった。
3334
34-
Unicode以外のShift_JISやBig5といった文字コードの利用が急激に減少している。標準ライブラリでの現代的なUnicodeの変換機能は非常に必要とされているが、`<codecvt>`の設計はお粗末なものだった。将来より良いものを作るために、これらの機能は非推奨とする
35+
Unicode以外のShift_JISやBig5といった文字コードの利用が急激に減少している。標準ライブラリでの現代的なUnicodeの変換機能は非常に必要とされているが、`<codecvt>`の設計はお粗末なものだった。将来より良いものを作るために、これらの機能は非推奨・削除とする
3536
3637
標準ライブラリにUnicodeの文字コード変換をする代替機能はないため、他の専門特化した文字コード変換のライブラリを使用すること。
3738
@@ -92,3 +93,4 @@ int main()
9293
## 参照
9394
- [N2401 Code Conversion Facets for the Standard C++ Library](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2007/n2401.htm)
9495
- [P0618R0 Deprecating `<codecvt>`](http://www.open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2017/p0618r0.html)
96+
- [P2871R3 Remove Deprecated Unicode Conversion Facets from C++26](https://open-std.org/jtc1/sc22/wg21/docs/papers/2023/p2871r3.pdf)

0 commit comments

Comments
 (0)