fix(cmath): 条件付きで定義されるマクロについて #undef の場合も追記

Author: akinomyoga

reference/cfenv/fe_divbyzero.md

@@ -5,6 +5,8 @@
 
 ```cpp
 #define FE_DIVBYZERO integer-constant-expression
+// または
+#undef FE_DIVBYZERO
 ```
 * integer-constant-expression[italic]
 
@@ -13,7 +15,8 @@
 
 「DIVBYZERO」は「divide-by-zero (ゼロによる除算)」の略称である。
 
-このマクロは、浮動小数点例外の状態を表すビット値である。他の浮動小数点例外マクロとAND (`&`) や OR (`|`)を使用して、複数のマクロを組み合わせて使用できる。
+処理系がこの浮動小数点例外に対応している場合にこのマクロが定義される。
+マクロが定義されるとき、このマクロは浮動小数点例外の状態を表すビット値である。他の浮動小数点例外マクロとAND (`&`) や OR (`|`)を使用して、複数のマクロを組み合わせて使用できる。
 
 ## 例
 ```cpp example

reference/cfenv/fe_downward.md

@@ -5,6 +5,8 @@
 
 ```cpp
 #define FE_DOWNWARD integer-constant-expression
+// または
+#undef FE_DOWNWARD
 ```
 * integer-constant-expression[italic]
 
@@ -13,7 +15,8 @@
 
 このマクロは、標準ライブラリの丸め処理で使用される丸め方式をユーザーが選択するために使用する。
 
-このマクロの値は、整数の定数式として定義され、非負の値を持つ。
+処理系がこの丸め方式に対応している場合にこのマクロが定義される。
+マクロが定義されるとき、このマクロの値は整数の定数式になり、非負の値を持つ。
 
 
 ## 例

reference/cfenv/fe_inexact.md

@@ -5,13 +5,16 @@
 
 ```cpp
 #define FE_INEXACT integer-constant-expression
+// または
+#undef FE_INEXACT
 ```
 * integer-constant-expression[italic]
 
 ## 概要
 浮動小数点数の演算が不正確な結果となったことを表す浮動小数点例外の種類。
 
-このマクロは、浮動小数点例外の状態を表すビット値である。他の浮動小数点例外マクロとAND (`&`) や OR (`|`)を使用して、複数のマクロを組み合わせて使用できる。
+処理系がこの浮動小数点例外に対応している場合にこのマクロが定義される。
+マクロが定義されるとき、このマクロは浮動小数点例外の状態を表すビット値である。他の浮動小数点例外マクロとAND (`&`) や OR (`|`)を使用して、複数のマクロを組み合わせて使用できる。
 
 ## 例
 ```cpp example

reference/cfenv/fe_invalid.md

@@ -5,13 +5,16 @@
 
 ```cpp
 #define FE_INVALID integer-constant-expression
+// または
+#undef FE_INVALID
 ```
 * integer-constant-expression[italic]
 
 ## 概要
 浮動小数点数に対して不正な操作を行ったことを表す浮動小数点例外の種類。
 
-このマクロは、浮動小数点例外の状態を表すビット値である。他の浮動小数点例外マクロとAND (`&`) や OR (`|`)を使用して、複数のマクロを組み合わせて使用できる。
+処理系がこの浮動小数点例外に対応している場合にこのマクロが定義される。
+マクロが定義されるとき、このマクロは浮動小数点例外の状態を表すビット値である。他の浮動小数点例外マクロとAND (`&`) や OR (`|`)を使用して、複数のマクロを組み合わせて使用できる。
 
 ## 例
 ```cpp example

reference/cfenv/fe_overflow.md

@@ -5,13 +5,16 @@
 
 ```cpp
 #define FE_OVERFLOW integer-constant-expression
+// または
+#undef FE_OVERFLOW
 ```
 * integer-constant-expression[italic]
 
 ## 概要
 浮動小数点数の演算でオーバーフローが発生したことを表す浮動小数点例外の種類。
 
-このマクロは、浮動小数点例外の状態を表すビット値である。他の浮動小数点例外マクロとAND (`&`) や OR (`|`)を使用して、複数のマクロを組み合わせて使用できる。
+処理系がこの浮動小数点例外に対応している場合にこのマクロが定義される。
+マクロが定義されるとき、このマクロは浮動小数点例外の状態を表すビット値である。他の浮動小数点例外マクロとAND (`&`) や OR (`|`)を使用して、複数のマクロを組み合わせて使用できる。
 
 ## 例
 ```cpp example

reference/cfenv/fe_tonearest.md

@@ -5,6 +5,8 @@
 
 ```cpp
 #define FE_TONEAREST integer-constant-expression
+// または
+#undef FE_TONEAREST
 ```
 * integer-constant-expression[italic]
 
@@ -15,7 +17,8 @@
 
 このマクロは、標準ライブラリの丸め処理で使用される丸め方式をユーザーが選択するために使用する。
 
-このマクロの値は、整数の定数式として定義され、非負の値を持つ。
+処理系がこの丸め方式に対応している場合にこのマクロが定義される。
+マクロが定義されるとき、このマクロの値は整数の定数式になり、非負の値を持つ。
 
 
 ## 備考

reference/cfenv/fe_towardzero.md

@@ -5,6 +5,8 @@
 
 ```cpp
 #define FE_TOWARDZERO integer-constant-expression
+// または
+#undef FE_TOWARDZERO
 ```
 * integer-constant-expression[italic]
 
@@ -13,7 +15,8 @@
 
 このマクロは、標準ライブラリの丸め処理で使用される丸め方式をユーザーが選択するために使用する。
 
-このマクロの値は、整数の定数式として定義され、非負の値を持つ。
+処理系がこの丸め方式に対応している場合にこのマクロが定義される。
+マクロが定義されるとき、このマクロの値は整数の定数式になり、非負の値を持つ。
 
 
 ## 例

reference/cfenv/fe_underflow.md

@@ -5,13 +5,16 @@
 
 ```cpp
 #define FE_UNDERFLOW integer-constant-expression
+// または
+#undef FE_UNDERFLOW
 ```
 * integer-constant-expression[italic]
 
 ## 概要
 浮動小数点数の演算でアンダーフローが発生したことを表す浮動小数点例外の種類。
 
-このマクロは、浮動小数点例外の状態を表すビット値である。他の浮動小数点例外マクロとAND (`&`) や OR (`|`)を使用して、複数のマクロを組み合わせて使用できる。
+処理系がこの浮動小数点例外に対応している場合にこのマクロが定義される。
+マクロが定義されるとき、このマクロは浮動小数点例外の状態を表すビット値である。他の浮動小数点例外マクロとAND (`&`) や OR (`|`)を使用して、複数のマクロを組み合わせて使用できる。
 
 ## 例
 ```cpp example

reference/cfenv/fe_upward.md

@@ -5,6 +5,8 @@
 
 ```cpp
 #define FE_UPWARD integer-constant-expression
+// または
+#undef FE_UPWARD
 ```
 * integer-constant-expression[italic]
 
@@ -13,7 +15,8 @@
 
 このマクロは、標準ライブラリの丸め処理で使用される丸め方式をユーザーが選択するために使用する。
 
-このマクロの値は、整数の定数式として定義され、非負の値を持つ。
+処理系がこの丸め方式に対応している場合にこのマクロが定義される。
+マクロが定義されるとき、このマクロの値は整数の定数式になり、非負の値を持つ。
 
 
 ## 例

reference/cmath/fp_fast_fma.md

@@ -5,6 +5,8 @@
 
 ```cpp
 #define FP_FAST_FMA 1
+// または
+#undef FP_FAST_FMA
 ```
 
 ## 概要