fix(reference/cstdlib/system): 訳の修正

Author: akinomyoga

reference/cstdlib/system.md

@@ -11,15 +11,17 @@ namespace std {
 
 ## 概要
 
-ホスト環境のコマンド呼び出す。(e.g. `/bin/sh`, `cmd.exe`)
+ホスト環境のコマンドを呼び出す。(e.g. `/bin/sh`, `cmd.exe`)
 
-基本の返り値はコマンドの実行結果。
+処理系定義の値を返す。大抵は呼び出されたコマンドが返した終了ステータスになる。
 
-コマンドがヌルポインタの場合、ホスト環境にコマンドプロセッサが存在するか確認し、存在している場合のみに非ゼロ値を返す。
+コマンドがヌルポインタの場合、ホスト環境にコマンドプロセッサが存在するか確認し、存在している場合に非ゼロ値を返す。
 
 ## 備考
 
-POSIXでは`WEXITSTATUS`と`WSTOPSIG`を使用、分解できる
+POSIXではマクロ`WEXITSTATUS`と`WSTOPSIG`を使用して戻り値を分解できる。
+`WEXITSTATUS(戻り値)` は子プロセスが正常に終了した場合に非ゼロ値を返す。
+`WSTOPSIG(戻り値)` は子プロセスを停止したシグナル番号を評価する。
 
 生成されるプロセスが画面の入出力を伴う場合、`std::system`を呼び出す前に、`std::cout`の明示的なフラッシュが必要になる場合がある。
 
@@ -32,12 +34,12 @@ POSIXでは`WEXITSTATUS`と`WSTOPSIG`を使用、分解できる
 
 int main()
 {
-  std::system("ls -l >test.txt");//"ls -l >test.txt"を実行
+  std::system("ls -l >test.txt"); // "ls -l >test.txt"を実行
   std::cout << std::ifstream("test.txt").rdbuf();
 }
 ```
 
-## 出力結果
+## 出力例
 
 ```
 total 16
@@ -48,8 +50,6 @@ total 16
 
 ## 関連項目
 
-| 名前 | 説明 |
-|------|------|
-|[`flush`](../ostream/flush.md)|バッファをフラッシュする|
-| [`WEXITSTATUS`]() | 子プロセスが正常に終了した場合、非ゼロ値を返す |
-| [`WSTOPSIG`]() | 子プロセスを停止したシグナル数を評価する |
+| 名前                           | 説明                                                   |
+|--------------------------------|--------------------------------------------------------|
+| [`flush`](../ostream/flush.md) | バッファをフラッシュする                               |