VBA Stack Trace Logger

VBAでスタックトレース付きのログ出力を簡単に実現できるアドインです。

[2025-06-21 00:02:44.459][Trace][MyModule.SubProc < MyModule.MainProc] >> Enter MyModule.SubProc
[2025-06-21 00:02:44.461][DEBUG][MyModule.SubProc < MyModule.MainProc] Hi!
[2025-06-21 00:02:44.462][Trace][MyModule.SubProc < MyModule.MainProc] << Exit MyModule.SubProc

WIP 本ロガーは開発途中です WIP

main ブランチは正常に動く状態にしています。
ただし、現在はプレリリース状態であり、以下の作業が進行中です。

• ドキュメント整備（英語/日本語対応、APIリファレンス、クラス図などのUML）
• 単体テスト構築
  • 上記に伴うクラス設計・コードの見直し
• エラーハンドリングの徹底（現状は最低限です）
• その他 機能改修（優先度低）

もしもバグを発見した場合は Issue にて連絡ください。

概要・利点

• 関数の呼び出し履歴（スタックトレース）を自動で記録
  • プロシージャ開始・終了ログを自動出力
  • 通常のログ出力に呼び出し記録を併記
• ログレベル（Info, Warning, Errorなど）のタグ付けが可能
• イミディエイトウィンドウやExcelシートへの出力に対応
• Debug.Print と同じ使用感で利用可能

インストール方法

1. binフォルダからVbaStackTraceLogger.xlamをダウンロード
2. 任意のフォルダ（例: C:\Users\YourName\Documents\vba_addins\）に保存
3. Excelで「開発」タブ→「Visual Basic」→「ツール」→「参照設定」→「参照(B)」からVbaStackTraceLogger.xlamを追加

クイックスタート

1. 標準モジュールを挿入し、以下のサンプルコードを貼り付けてください。

Option Explicit
Private Const MODULE_NAME As String = "MyModule"

Sub CheckLogger()
    ' === Initialize ===
    myLogger.StartConfiguration _
        .EnableStackTrace _
        .EnableWriteToExcelSheet _
        .SetOutputExcelSheet(ActiveSheet) _
        .Build
    ' === Use ===
    myLogger.Log "Start"
    MainProc
    myLogger.Log "End"
    ' === Terminate ===
    myLogger.Terminate
End Sub

Sub MainProc()
    Const PROC_NAME As String = "MainProc": Dim scopeGuard As Variant: Set scopeGuard = myLogger.UsingTracer(MODULE_NAME, PROC_NAME)
    
    myLogger.Log "Hi!", LogTag_Debug
End Sub

2. マクロを実行し、イミディエイトウィンドウとマクロ実行したエクセルシートにログが出力されることを確認してください。

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より詳細な使い方・設定例は docs/user_guide.md をご覧ください。 アドインの拡張方法や内部構造については docs/developer_guide.md を参照してください。

ライセンス

このプロジェクトはMITライセンスの下で公開されています。

第三者ライブラリ

このプロジェクトは以下の第三者ライブラリを使用しています。

vbac.wsf (Ariawase Library)

• ライセンス: MIT License
• 著作権: Copyright (c) 2011 igeta
• プロジェクトページ: https://github.com/vbaidiot/ariawase
• 変更内容: @Folderアノテーションサポート機能を追加（フォルダ階層の自動構築）