DockerとVSCodeでJupyter Notebook環境を構築する手順

Dockerを使ってローカル環境を汚さず、Python環境でJupyter Notebookを実行する手順。

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構築ステップ概要

1. Dockerイメージのビルド
2. Dockerコンテナの起動
3. VSCodeからの接続

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推奨VSCode拡張機能

• Dev Containers (ms-vscode-remote.remote-containers)
• Python (ms-python.python)
• Jupyter (ms-toolsai.jupyter)

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1. Dockerイメージのビルド

docker build -t python-notebook .

• python-notebook: 任意のイメージ名。

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2. Dockerコンテナの起動

docker run -p 8888:8888 -v "$(pwd):/app" --name my-notebook-container python-notebook

• -p 8888:8888: ポートフォワーディング。
• -v "$(pwd):/app": ローカルフォルダをコンテナにマウント。
• --name: コンテナに名前をつける。

バックグラウンド実行（Detachedモード）

docker run -d -p 8888:8888 -v "$(pwd):/app" --name my-notebook-container python-notebook

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3. VSCodeでの接続

1. VSCodeでプロジェクトフォルダを開く。
2. コマンドパレットで「Dev Containers: Attach to Running Container」を選択。
   　または、**左下の「><」アイコン（両矢印のようなマーク）**をクリックし、Attach to Running Container を選択。
3. コンテナに接続後、再度コマンドパレットを開き、「Files: Open Folder」を選択し、/app ディレクトリに移動。
   • ※ デフォルトでは / ルートディレクトリが開いているため、手動で /app に移動する必要がある。
4. /app フォルダが開けたら、.ipynb ファイルを開いてノートブックを実行可能。

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コンテナ操作コマンドまとめ (例)

# コンテナのビルド
docker build -t grover-notebook .

# 初回起動（フォアグラウンド実行）
docker run -p 8888:8888 -v "$(pwd):/app" --name grover-container grover-notebook

# 既存コンテナの再起動
docker start grover-container

# ログを確認
docker logs grover-container