v0.1.1
Release Notes — v0.1.1
リリース日: 2026-06-04
本リリースは quality-architect プラグインに対するマイナーアップデートです。設計フェーズ(コードが無い段階)で「モジュール境界の結合をどう検討するか」という指針を明示するための補論と、設計ワークフローへの組み込みが中心となります。既存のしきい値・ルーティング規律・H9 片方向規律に破壊的変更はありません。
ハイライト
- 設計時の結合検討を独立した節として確立し、レビュー時のメトリクス計測(§6.5 hint table)と明確に分離。
- 設計ワークフロー(§1 step 3)と出力章立て(章 4')に「結合バランス」の入口を追加し、設計段階で結合の妥当性を議論できる導線を整備。
07-maintainability.md §2.1に設計時 / レビュー時の分岐リンクを明記し、参照経路の迷いを排除。
Added
quality-architect — 設計時の結合検討(補論 §11)
references/07a-coupling-deep-dive.md に補論 §11「設計時の結合検討」を新設しました。コード計測が成立しない設計段階で利用するための定性的な指針群を提供します。
- §11.1 定性ヒューリスティクス — 設計図・モジュール境界案・依存方針から結合の妥当性を判断するための観点を整理。
- §11.2 設計時結合チェックリスト — モジュール境界案レビュー時に確認すべき項目を列挙し、設計レビュー会で再利用できる形式に整理。
- §11.3 混同禁止表 — レビュー時専用の §6.5 hint table と設計時 §11 を取り違えないための対比表。設計段階での誤用(計測値が無いのにメトリクスを根拠化する等)を防止。
Changed
quality-architect — 設計ワークフロー / 出力章立てへの組み込み
quality-architecture スキルに以下を追加し、設計時の結合検討を標準フローへ組み込みました。
- §1 step 3(ワークフロー) に結合検討の入口を追加。設計プロセスの中で §11 の利用が自然に喚起されます。
- §2 章 4'「モジュール境界と結合バランス」 を出力章立てに追加。設計成果物として結合に関する判断と根拠を明文化する場を確保しました。
07-maintainability.md §2.1に「設計時 → §11 / レビュー時 → §6.5」の分岐リンクを明記。Maintainability 章の入口から正しい節へ導かれる構造になります。
既存のしきい値、ルーティング規律(§5.1)、H9 片方向規律は不変です。
Compatibility / Migration
- 破壊的変更はありません。
quality-architecture/quality-reviewの既存呼び出しはそのまま動作します。 - 設計タスクで本スキルを使う場合、新設の章 4' が出力に含まれるようになります。レビュー用途では §6.5 経路が従来どおり使用されます。
References
- CHANGELOG:
CHANGELOG.md - Compare: v0.1.0...v0.1.1