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Configuration_ja
設定の更新には,roadie config
コマンドが使用できます.
このコマンドは,次のサブコマンドを提供します.
- project 現在の Google Cloud Platform プロジェクト ID を表示・変更します,
- zone 現在のゾーン設定を表示・変更します,
- type 現在の仮想マシンタイプを表示・変更します,
- bucket 現在の Google Cloud Storage バケット名を表示・変更します.
すべての設定は,カレントディレクトリの .roadie
ファイルに保存されます.
このファイルはテキストファイルなので,手作業で編集できます.
プロジェクト ID は Google Cloud Platform に登録されている ID です. 利用可能なプロジェクト ID の一覧は ここ から取得できます.
現在 roadie
に設定されているプロジェクト ID を調べるには,
$ roadie config project
を実行します.また,プロジェクト ID PROJECT
を設定するには,
$ roadie config project set PROJECT
を実行します.
プロジェクト ID は,roadie
の他のコマンドが Google Cloud Platform に
アクセスするために使用されます.
もし,正しいプロジェクト ID を設定しているにも関わらず,
他のコマンドが失敗する場合,正しく認証されていることを確認してください.
gcloud auth list
は,認証状況を出力します.
Google Cloud Platform では,仮想マシンを実行するデータセンターが幾つか提供されています. 仮想マシンの利用料金はゾーンごとに異なっています. 利用可能なゾーンを取得するためには,
$ roadie config zone list
を実行してください. 現在設定されているゾーンを調べるためには,
$ roadie config zone
を実行してください.
なお,デフォルトは us-central1-b
です.
最後に,ゾーンをある値 ZONE
に変更するためには,
$ roadie config zone set ZONE
を実行してください.
プログラムを実行する仮想マシンのスペックにはいくつかの種類が用意されています. 各マシンタイプには異なる仮想 CPU 数やメモリサイズが設定されています. 利用可能な仮想マシンタイプを取得するには,
$ roadie config type list
を実行してください. また,仮想マシンタイプと利用料金の詳細は, こちら を参照してください. 利用可能な仮想マシンタイプはゾーンによって異なる可能性があります. 仮想マシンタイプを設定する前に,ゾーンの設定を行ってください.
デフォルトでは,1つの仮想 CPU と 3.75 GB のメモリを使用する,
n1-standard-1
が選ばれています.
現在設定されている仮想マシンタイプを取得するには,
$ roadie config type
を実行してください.
また,仮想マシンタイプを TYPE
へ変更する場合,
$ roadie config type set TYPE
を実行してください.
バケットは,ソースコードを含め roadie
が使用するデータを保存する
クラウドストレージの場所です.
バケットは全世界でユニークなバケット名で識別されます.
任意のバケット名を使用可能ですが,プロジェクト ID と同じものを設定しておく方が良いでしょう.
なお,デフォルトではプロジェクト ID と同じ値が設定されます.
現在設定されているバケット名を調べるには,
$ roadie config bucket
を実行します.また,バケット名として NAME
を使用する場合,
$ roadie config bucket set NAME
を実行します.
Copyright (c) 2016 Junpei Kawamoto. This document is licensed under a CC-BY-4.0.