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0.12.2
2014年11月1日、CardWirthPyの新しいバージョンである0.12.2のβ版をリリースしました。
多くの方のご協力によって順調に開発を進めることができました。この場を借りて感謝いたします。
β版を使用する間にバグなどを見つけたら、「問題を見つけたら」の項を参考にご報告いただければと思います。
CardWirthPy 0.12.2β6(フルセット)
0.12.2β1からの差分(0.12.2β1以降にフォルダごと上書きしてください)
最新のテスト版やスキンのダウンロードとそのChangeLog
CardWirthPy 0.12.1から0.12.2βにかけて、およそ60件の機能追加、50件の仕様変更、数十件のバグ修正が行われました。その中からいくつかの変更をご紹介します。


冒険者の宿に大量のキャラクターがいたり、たくさんのシナリオがある時、狙った対象を選択しやすくなりました。整列機能の他、名前などで絞り込みを行うことで、任意のキャラクターやシナリオをすぐに見つけ出すことができます。
宿帳を開いてパーティを組もうとする時、近いレベルでバランスの取れたパーティがランダムに組まれる、自動編成機能も利用できるようになりました。

荷物袋にあるアイテムカードや召喚獣カードを使用するのが簡単になりました。キャラクターの持ち札を選択する時に荷物袋カードが表示され、そこから荷物袋内のカードを選択できます。
キャラクターは選択されたカードを自動的に荷物袋から取り出し、使用した後、カードを移動できるようになった時点で荷物袋へ戻します。


シナリオやカードにブックマークをつけられるようになりました。
シナリオのブックマークを登録すると、そのシナリオをすぐに選択できるようになります。
カードにブックマーク(スター)をつけると、常に荷物袋やカード置場の一番上に表示されるようになります。

「パーティの解散」エリアでパーティメンバの順序を変更できるようになりました。


0.12.1では、1.5倍等の端数の出るサイズに画面を拡大すると、画面描画で背景の位置が少しずれるなどの問題が出ましたが、拡大モードの設定方式を見直すことによって解消されました。
また、フルスクリーン表示中にも拡大設定が有効となり、各種ダイアログも画面サイズに合わせて表示されるようになりました。


シナリオ内のイベントを一覧表示し、任意のイベントを実行する機能がつきました。
エディタとの連携機能も追加され、CWXEditorを使用するよう設定することで、プレイ中のシナリオをエディタで開いた上、イベント中には実行中のイベントコンテントをエディタ上で選択することができるようになりました。
また、戦闘中に同行キャストが表示できるようになりました。エネミーカードと同じように任意の行動を選択させることができます。

パーティの編成を記録する機能がつきました。パーティを解散した時には自動的に記録され、所持金や所有カードも含め、いつでも再結成が可能になりました。

メッセージ、カード名、ダイアログの情報などを表示するフォントを任意に変更できるようになりました。また、CardWirthに似た装飾フォント機能が追加されました。CardWirthでは装飾フォントを使用すると色付き文字が分かりづらくなる問題がありましたが、CardWirthPy 0.12.2では解消されています。
- メッセージでフォントの設定を有効にするには、スキンの設定で「メッセージでクラシックなフォントを使用する」をオフにする必要があります。
- このスクリーンショットにはしねきゃぷしょんフォント(chiphead様作成)を使用しています。

冒険者の宿の逆変換で対象エンジンバージョンが指定できるようになりました。また、カード表示速度などの設定が可能な限り反映されるようになりました。
これにより、CardWirthPyから他のエンジンへ移行がより手軽に行えるようになりました。

ある冒険者の宿のリソースを他の宿へ転送(コピー)できるようになりました。
1990~2000年台のシナリオにはLHA圧縮されたものも多いため、LHA圧縮されたシナリオの直接再生に対応しました。次の点にご注意ください。
- lh1などの非常に古い形式のLHAアーカイヴには対応できていません。そうしたシナリオは従来通り、他の解凍ソフトで展開してプレイしてください。
- LHA圧縮されたシナリオを直接エディタで開くことは(CWXEditorでも)できません。
互換動作の追加と互換性データベースの強化が図られ、1.28以降動作に問題が出た多くのシナリオが正常に動作するようになりました。
数値選択で直接選択が行える、保存やカード使用の時のダイアログを表示するか設定可能、状態の残り時間や情報カードボタンの表示など、ユーザインタフェースに多くの細かな改良が行われています。
- 連れ込みNPCのレベルが変化した時、体力がおかしくなってしまう問題を解消しました。
- JPDCによるファイル保存先を一時フォルダにし、シナリオ本体には変更が加わらないようにしました。
- エンジンが複数起動できるようになりました。ただし同一の宿を複数の起動で操作することはできません。
その他、機能追加・変更・バグ修正の完全なリストについてはChangeLog.txtをご覧ください。
なお、スクリーンショットに表示されているシナリオのリソースは、groupAsk様によって作成され、CardWirth愛護協会様によって配布されている「CardWirth ver1.50 Fullpack」に入っているものです(シナリオ「ゴブリンの洞窟」「交易都市リューン」「モンスター図鑑+」及びその他のリソース)。ReadMe_1st_Full.txt内の「● 著作権/免責/転載に関して」節の内容に基づいてスクリーンショット内に使用しております。
- 次のレベルアップまでの割合を表示するオプションを追加(デフォルトで有効)。
- バトルで自動的に行動を開始できるようにするオプションを追加。
- 「冒険の再開」ダイアログでパーティの先頭のメンバを表示するようにした。
- 回避・抵抗修正効果のあるカードが使用者の手前に表示される時間を、カード描画速度の設定によって増減するようにした。
- CardWirthにおいてJPTXで
antialias=1の時に発生するフォントサイズに関する不具合に挙動を合わせた。 - 画面拡大時、JPTXの描画結果のサイズが非拡大時の整数倍に合うようにした。
- JPY1アニメーション中に画面の描画サイズを変更した時、アニメーションが途中から再開されるようにした。
- JPY1の待機時間をマウスホイールの回転で飛ばせるようにした。
- Fnキーで待機が中止されないようにした。
- 中毒と麻痺の時間経過による軽減を正確にした。
- 戦闘行動のターゲット選択における状態判定の内容をCardWirthに近づけた。
- モニタの色深度を16bit以下にしていると拡大モードでエラー。
- カードが自動配置の時にフラグによってカード表示を切り替えた時の描画が正しくない。
- JPTXで
backheightが自動計算される時、最後の行の高さが反映されない。 - JPTXの
lineheightで誤差が累積して行の配置がずれる。 - フラグによって非表示にしたカードが選択対象として残る。
- デバッガでイベントを中止した後、エリア・バトルボタンが無効になっていることがある。
- 時限クーポンが合計得点の計算に入っている。
- デバッガを表示した状態で冒険の中断をしたりパーティの解散エリアに入ると、一瞬ステータスバーがイベント中状態になる。
- 画面サイズによってはスライダーの数値が欠けて表示される。
- JPY1アニメーションの実行中に二回画面のスケール変更を行うと元の背景が描画されなくなる。
- 背景継承とJPY1による処理を繰り返した場合などで、背景の再読込で背景の状態がおかしくなる。
- JPY1のanimation=4の時に画面が再描画されない。
- 麻痺状態になり、回復した後で、召喚獣が行動しない。
- バトル行動中にデバッガから何度も完全回復を行うと挙動がおかしくなる。
- キーコード成功イベントの後で死亡イベントが発生する。