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3.0
2013年の4月から1年半に渡って開発してきたCWXEditor 3.0ですが、機能追加も一段落しましたので、β版としてリリースする事にしました。
今後はバグ修正を中心にした更新を行い、3.0正式リリースを目指していきます。問題を見つけたら、ぜひIssueでお知らせください。
CWXEditor 2.0から3.0βにかけて176件の機能追加があり、数百件のバグ修正を行いました。
ここに全ての新機能を記す事はできないため、いくつかを選んで紹介します。

マウスのドラッグで範囲選択をしたり、複数のカードを同時に編集するといった事ができるようになりました。その他、最も背後にあるフルサイズの背景を個別に固定できるなど、使い勝手の改善が図られています。

イベントビューの角度が自分で選択できるようになりました。また、イベントコンテントの間にラインが引かれ、イベントの流れが視覚的に分かりやすくなっています。任意の角度を選択して、従来通りの階段状や、垂直に表示する事なども選択できるようになりました。その他、使い勝手を改善するべく様々な表示機能が追加されています。
また、イベントコンテントの配置モードに「すぐに配置する」が追加され、シナリオごとにイベントテンプレートが設定できるようになるなど、イベントの編集がさらにスムースに行えるようになりました。

イベントビューやカードの詳細表示、ファイルビューなどで、カードや画像のプレビューがポップアップ表示されるようになりました。これにより、どのカードのイベントを編集していたか分からなくなってしまうような事態が回避できます。

検索機能も強化され、検索ダイアログでの検索や検索結果の操作が改善された他、ほとんどあらゆるリストでCtrl+Iでの絞り込み検索を行えるようになりました。
誤り検索ではJPY1やJPTXのスクリプトのエラーも検出できます。

インポート機能が強化されました。エリア・バトル・パッケージがインポート可能になり、関連する画像や音声などのリソースも同時にインポートできます。インポートしたカードのシナリオ名・作者名の設定がインポート元のままになるのは2.0のままですが、インポート先に書き換えるオプションもつきました。
また、インポート対象のデータをダイアログやイベントビューで具体的に見られるようになりました。

マルチウィンドウがより使い勝手のよい形で復活しました。任意のタブをメインウィンドウから切り離す事ができ、ウィンドウ同士を結合させる事もできます。
また、同じエリアのイベントビューを複数開く機能も追加されたため、「あるエリアのカードAのイベントとカードBのイベントを別々のウィンドウに表示して並べて作業する」というような操作が行えるようになりました。

ターゲットとするCardWirthエンジンのバージョンを選択できるようにし、そのバージョンで対応していない機能を使用している箇所が誤り検索で見つけられるようになった他、イベントビューなどでも警告が表示されるようになりました。
その他、editor_history.txtに全ての変更とバグ修正が記されています。
なお、スクリーンショットに表示されているシナリオのリソースは、groupAsk様によって作成され、CardWirth愛護協会様によって配布されている「CardWirth ver1.50 Fullpack」に入っているものです(シナリオ「ゴブリンの洞窟」「交易都市リューン」及びその他のリソース)。ReadMe_1st_Full.txt内の「● 著作権/免責/転載に関して」節の内容に基づいてスクリーンショット内に使用しております。
このソフトウェアを使用し、時としてフィードバックを下さった皆様のご協力に感謝します。ありがとうございました。
- 垂直表示時のイベントツリーの傾きを任意に設定できるようにし、垂直表示をデフォルトにした。
- CardWirthPy 0.12.1でスキンに追加された特性情報に対応。
- "cardwirth.py"をCardWirthPyの場所として選択可能にした。
- スキンの選択で名前を参照するようにした。
- CardWirthに合わせて背景切替方式の「ブラインド式」を「短冊(スレッド)式」、「ピクセルディゾルブ式」を「ドット置換(シェーブ)式」、「フェード式」を「色置換(フェード)式」と名称を変更し、CWXスクリプトのキーワードに
threadとshaveを追加。 - 対象エンジンがCardWirth 1.30以前の時、テキスト色'O'、'P'、'L'、'D'が誤り検索でヒットするようにした。
- 状態または下地色に応じてカード名の色が変わるようにした。
- ステータスバー等に表示されるイベントコンテントの説明を拡充。
- スキン使用時のフォントの描画方法をCardWirthPy 0.12.2以降に合わせた。
- 宿とパーティを指定してエンジンを実行する機能を追加。CardWirthPy 0.12.2以上かそれに相当するテスト版、またはCardWirth 1.50でなければ有効に機能しません。
- 検索結果へジャンプする時、「ダイアログを開く」にチェックが入っていなくても経路上のダイアログは開くようにした。
- キャストカードが所有している召喚獣カードは付帯能力として表示するようにした。
- テキストセルやカラーセルのサイズ変更トグルが状況次第で表示されない。
- 環境によってはディレクトリへのアクセスでエラーになる。
- 設定によってはPNGイメージを参照したメニューカードが保存時にイメージ格納に変更される。
- 大量にエリア等があるシナリオで初めて検索/置換ダイアログを開くと縦幅が異常に大きくなる。
- シナリオの保存圧縮中に終了するとエラー。
- 名前を付けて保存でシナリオを圧縮保存すると終了確認時にシナリオが変更状態になる。
- 圧縮したまま編集しているシナリオを「シナリオを圧縮」でWSN圧縮するとシステムファイル以外のファイル位置がおかしくなる。
- ワイルドカード「*」や正規表現「.*」でイベントコンテントが全て検索される。
- ZIPやCABで圧縮されたXML形式のシナリオも読み込めるようにした。
- スキンを使用した時にメッセージ等のプレビューでテキストの色変更が反映されない。
- 起動オプション -a -b -p を指定すると、同一のシナリオが他プロセスで開かれていても新規プロセスが立ち上がる。
- 効果イベント内の召喚獣カードを検索した時に検索結果をクリックしても該当箇所までジャンプできない。
- 効果ビューの召喚獣表示で使用時イベントの青三角をクリックしても何も起こらない。
- 外部ツール・クラシックエンジン・イベントテンプレートのショートカットキー設定が削除できない。
- イベントツリーを削除して元に戻すと使用回数のカウントやリソースの変更への追随から外れてしまう。
- 削除されて元に戻したイベントツリーでイベントツリービューのアンドゥを行うとエラー。
リリースされたバージョンよりもさらに新しい開発版がDownloadsのページにあります。
バグを踏む事を覚悟した上で、ファイル名にfnineとついているものを使用してみてください。
- 検索履歴を常に最新に保つため、検索開始と同時に他プロセスで設定のリロードを行うようにした。
- シナリオ新規作成ダイアログでスキン選択コンボボックスのドロップダウン表示数を増やした。
- メッセージ中のフラグ・ステップ・特殊フォントが存在しない時、台詞・メッセージコンテント編集ダイアログ内で警告を表示するようにした。
- 誤り検索で表示される情報を増やした。
- 名前を付けて保存でSummary.wsmを保存しようとする時、初期ファイル名が"シナリオ名.wsm"のようになってしまう場合がある。
- 展開済みのシナリオで、現在のシナリオ以下にあるフォルダに名前を付けて保存しようとすると無限再帰。
- スキンを指定してシナリオを編集している時、カード画像の選択で「74×94以外も許容」にチェックを入れると画像以外のファイルが選択可能になる。
- 対象エンジンがCardWirth 1.50未満の時、評価メンバの使用が誤り検索で検出されない。
- キャストの所有カードを参照設定している時、使用時イベントマークの表示と挙動が正しくない。
- キャストの所有カードを参照設定している時、参照先カードが削除されても表示に反映されない。
- 検索結果から台詞コンテントを選択した時、ダイアログを開かない設定になっていてもダイアログが開く。
- 垂直表示時に選択されたイベントコンテントまでスクロールした時、選択コンテントが横スクロールバーに隠れる場合がある。
- Windows 8.1環境でイベントツリーの傾きを変更するとハングアップ。
何度も質問された事への回答を記しておきます。
貼紙やカードの画像にPNG画像を使うとCardWirth 1.50でビットマップ読込エラーが出る : CardWirth 1.50には格納イメージにPNG画像を使用すると読込エラーを起こすバグがあります。 : 1.50付属のエディタではPNG画像を内部でビットマップ画像に変換しているため、このエラーは起きません。現在のCWXEditorでは素材の形式をユーザの意図無しに変換する事は行わないようにしているため、格納イメージにおけるPNG画像の使用に対しては警告のみで留めています。このエラーを回避するには、イメージ格納を行う前にPNG画像をビットマップ画像へ変換してください。
圧縮されていないシナリオの編集中に「名前を付けて保存」を実行すると、シナリオフォルダより1階層上のフォルダが表示される : 「名前を付けて保存」はシナリオを別のところに保存することを想定しています。そのため、元々Summay.wsmがあるフォルダより1階層上のフォルダが表示されます。