Hermes Agent + vecmemori で日本語小説を企画・執筆するためのスキルセットです。
- 企画 → 執筆 → 推敲 — 編集者と小説家の分業体制を再現
- vecmemori による永続記憶 — FTS5 + ニューラル埋め込み(ruri-v3)で日本語セマンティック検索。キャラ・世界観・伏線・プロットを検索・矛盾検出
- 高解像度キャラクターシート — 36項目の詳細テンプレート。ComfyUI 等の画像生成 AI との連携を前提とした設計
- 親子レコード管理 — 章またぎの設定変化(成長・悪堕ち・所属変更)を強リレーションで追跡
- 感情曲線を踏まえたプロットと執筆 — ドラマカーブの緩急に沿いアゲサゲ山場を意識したシナリオ構成を提案
- 複数 LLM による推敲 — 論理・文体・時代考証・読者視点の 4 エージェント構成。連動スキルhermes-fake-moaにより異なる LLM にてチェック、単一モデルの偏向を排除
- 挿絵の画像生成支援 — GPT Image / Nano Banana 等に対応。シーン選定からプロンプト提案。 ComfyUI なら生成→ビジョンチェック含めHITL半自動化
- 縦書き小説用レイアウトでEPUB/PDFに出力 — 執筆したMarkdown原稿を、novel2epub-jp でA6文庫判の縦書きPDFおよびEPUBに変換可能
- ジャンル不問 — ファンタジー、SF、ミステリ、恋愛、青春、歴史、ホラー etc.
【小説】妖狐は、嗤う note.com 約18,000字 4章構成
企画・執筆・ディレクションLLM: opencode/deepseek-v4-pro
推敲LLM: opencode/mimo-v2.5-pro, opencode/glm-5.1, nous-portal/deepseek-v4-flash
挿絵画像生成ツール: ComfyUI + anima_v10
表紙画像生成ツール: hailuo + GPT-Image-2
プロンプト生成・画像推敲LLM: opencode/qwen3.6-plus
- Hermes Agent v2.x
- vecmemori メモリプロバイダ(初期セットアップは
references/project-init.md参照) - LLM プロバイダ — Hermes Agent に最低 1 つ以上の LLM プロバイダが設定済みであること(OpenRouter, Nous Portal, Anthropic, OpenAI など)。推敲フェーズの MoA では複数プロバイダの併用を推奨(全エージェント異なる LLM が必須。詳細は
references/moa-manual-orchestration.md参照) - hermes-fake-moa hermes agent専用・複数 LLM に同一プロンプトを並列送信し、回答を比較するためのスキル
- novel2epub-jp Markdown小説 → A6縦書きPDF/EPUB変換スキル。出版フェーズ(Step β)で使用
インストール済みの Hermes Agent に、このリポジトリのURLを伝えるだけです:
以下のGitHubリポジトリをスキルとしてインストールしてください:
https://github.com/kgmkm/novel2hermes_jp
https://github.com/kgmkm/hermes-fake-moa
スキルの安全性が気になる方は、上記に加え「外部通信の有無やセキュリティ懸念など安全性の評価をしてください」と付記してください。
# 小説プロジェクトディレクトリを指定して起動
hermes -w /path/to/novel-project/ -s novel2hermes_jphermes -s novel2hermes_jpで起動- 「企画から始めて」→ 企画フェーズ開始。proposal.md → キャラ詳細シート → 世界観 → プロットの順に作成
- 「第1章を書いて」→ 執筆フェーズ開始。感情の緩急・山場を意識して執筆
- 「推敲して」→ 複数LLMが利用できる環境なら異なる視点のAIが多角的に設定・世界観・プロットとの整合性検証→読者視点評価
詳細は SKILL.md を参照。
この小説執筆システムには小説情報の保存場所が2種類あります。
- A.小説DB(AIが検索するためのもの。これがvecmemori)
- B.markdownファイル群(人間が情報を見るためのもの。上記の生成される小説や設定のファイル構成参照)
AIは小説設定を作ったり変えたりする際、Aを作成・更新してから、Bに同じ内容を転記します。 ただB更新を検知してAを更新する機能はありません(今のところ。これ追加するとtoken cost・回答時間が嵩みます)。 そこで、設定や本文など.mdを修正した場合は、Agentに「設定ファイルを更新しました」と報告してください。そうするとAgentがAとBを同期してくれます。
話のピンポンが長くなると、LLMの性能が落ちます。作業が切れるか一日の終りには/compressをすると、今の記憶をいい感じにまとめてくれます。実施を意識しておくとトークン節約にもなるので便利。
この小説執筆システムでは、だいたい上記の順番にまとめてくれるのですが、ここはAIにまかせっぱなしにせず、必ず人間が確認しましょう。そこで「あれ?」とか、「ちょっとイメージ違う」が出た場合、その場で修正してAIにその旨を報告するか、AIに違和感を伝えて変えてもらうようにしましょう。プロットが固まってから遡って世界観やキャラの設定を直す、など遡っての編集も全然アリです。
この3つの出来が、小説執筆の品質を決定します。逆にここがおろそかになると、微妙な小説になります。ここ一番の頑張りどころなのでちゃんと読め!なおせ!
プロットが全部できた段階で、プロットの流れ的に変な矛盾が発生したりします。たびたびおきます。AIが書いたからということでもなく、人類が書いてても普通に起こることです。人間そんなに頭よくねえもん。 なので、ここで推敲を依頼してください。プロット段階に潜むバグが見つかるかも?
また執筆中に小説から微妙な臭いを感じたら、それはLLMが悪いというより、プロット・設定・企画を疑った方がいいです。小説書いてもらってる途中でも意見を挟み、プロットの修正を提案しましょう。プロット修正とともに、設定で齟齬がある場合はそこも直すよう伝えてください。(このタイミングの場合、直編集よりも一旦エージェントに相談するほうがオススメ。設定管理できているのはエージェントの方)
とはいえLLMが悪いケースもありより。ちゃんと書くならLLMも超激安みたいな奴とか選ばない方がいいよ。 じゃあ何を選べばいいかってーと……わからねえ……
が、それをhermes agentに調べさせる方法があります。
小説など文章を書くのにオススメなLLMモデルを、直近6か月のネットの反応を検索して教えてください。
もしもあなたがXプレミアム以上またはSuperGrokを契約しているなら、hermes agentツールのx_searchを有効化してください。有料プラン契約していますと伝え、Xを検索させるのも効果的。ついでに予算がアレなら費用対効果の高い、みたいな添え書きもつけるといいかもね。
このスキルのreferences/moa-manual-orchestration.md に、オススメのLLMプロバイダを紹介しておいたけど、それ2026/05時点のものだし、
この小説執筆システムは、多くのLLMが使えれば使えるほど性能が上がります。
novel2hermes_jp/
├── SKILL.md ← メインスキル
├── README.md ← このファイル
├── LICENSE ← MIT
└── references/ ← 必要時のみ読み込み
├── project-init.md ← 環境セットアップ(vecmemori + ツール有効化)
├── planning-workflow.md ← 企画フェーズ詳細(世界観→キャラ→プロット)
├── writing-workflow.md ← 執筆フェーズ詳細(ルール・時代考証・品質基準)
├── revision-workflow.md ← 推敲 3 フェーズ + MoA オーケストレーション
├── moa-manual-orchestration.md ← MoA 推奨プロバイダ + 実行コマンド
├── illustration-guide.md ← 挿絵生成ガイド(ComfyUI / 代替ツール)
├── character-template.md ← キャラ詳細仕様書テンプレート
├── fact-store-reference.md ← vecmemori 操作リファレンス
├── metaphor-guide.md ← 比喩ガイド
└── sensory-rotation.md ← 五感ローテーションガイド
企画フェーズと執筆フェーズを通じて、プロジェクトディレクトリ直下に以下のようなファイルが生成されます(作例『妖狐は、嗤う』の構成に基づく汎用テンプレート):
my-novel-project/
├── AGENTS.md ← 作品固有ガイド(文体・トーン・禁止事項)
├── proposal.md ← 企画書(タイトル・ジャンル・あらすじ・テーマ・アウトライン)
│
├── character/ ← キャラクター詳細シート(36項目テンプレート)
│ ├── 01-01-灯_6歳.md ← 主人公・幼少期(親レコード: 01-親-灯)
│ ├── 01-02-灯_16歳.md ← 主人公成長後(親レコード: 01-親-灯)
│ ├── 01-親-灯.md ← 親レコード:灯の時間変化を追跡
│ ├── 02-九十九.md
│ ├── 03-焔鋼.md
│ └── 04-焔緋色.md
│
├── worldbuilding/ ← 世界観設定
│ ├── 概要.md ← 基本設定・時代背景の要約
│ ├── 妖と退魔師.md ← 個別設定(魔法体系・組織など)
│ └── 地理.md ← 地理・地名(必要に応じて追加)
│
├── plot/ ← 章ごとのシーン単位プロット
│ ├── 序章.md ← Scene 1, Scene 2 … の構造化プロット
│ ├── 第1章.md
│ ├── 第2章.md
│ └── 第3章.md
│
├── novel/ ← 実際の小説本文
│ ├── 序章-01.md ← 初稿(リビジョン番号付き)
│ ├── 第1章-01.md
│ ├── 第2章-01.md
│ └── 第3章-01.md
│
├── review_images/ ← 挿絵候補画像(ComfyUI等で生成→ビジョンチェック)
│ ├── scene1_d2_temp_xxxxx_00001_.png
│ ├── s2_batch_1_xxxxx.png
│ └── …
│
├── comfyui_gen_log.json ← ComfyUI 画像生成ログ(プロンプト・シード・設定の履歴)
├── workflow1.json ← ComfyUI ワークフロー定義(再現用)
│
└── .hermes/ ← Hermes Agent 内部データ(推敲結果など)
├── moa_logic.txt ← MoA 論理検証エージェント出力
├── moa_era.txt ← MoA 時代考証エージェント出力
├── moa_reader.txt ← MoA 読者視点エージェント出力
└── moa_reader_v2.txt ← 再推敲結果
このリポジトリのスキルをインストールしたこと、およびこのリポジトリのスキルを使い生成したコンテンツにより発生した問題の責任所在は、リポジトリオーナーには存在せず、このスキルの使用者に限定されます。
MIT License — 詳細は LICENSE を参照。
- Hermes Agent by Nous Research
- vecmemori by iwaan10000vr
- ruri-v3 by cl-nagoya
- 葦澤かもめ — 比喩表現などSKILL.md設計の参考
- JLREQ(日本語組版処理の要件) by W3C — 日本語組版ルールの基盤資料。詳細: novel2epub-jp