rails6_setup_with_docker_using_wsl

説明

こちらのテンプレートは、WindowsのWSL2上にDockerコンテナを作って、さらにその上でRailsの最新versionとRuby3.0を使うために作ったものです。 Macでも問題なく動くかもしれませんが、WindowsのWSL2上で作ったものなので自信はありません。

使い方

１からrailsのプロジェクトを作成する場合

まず、以下のコマンドを入力します。

git clone https://github.com/nakamon-death/rails6_setup_with_docker_using_wsl

ローカル端末にクローンされたフォルダ名は好きなものに変えてください。この説明では、rails6_setup_with_docker_using_wslというフォルダ名を想定して書いているので、その部分の文字は変更したものに置き換えてください。

ローカルにクローンした後は、以下のコマンドをうって、rails6_setup_with_docker_using_wslのフォルダに移動し、dockerコンテナを構築してコンテナ上でrailsのプロジェクトを作ります。

cd rails6_setup_with_docker_using_wsl
docker-compose run web rails new . --force --no-deps --database=mysql --skip-test --webpacker

処理が終わるとsrcフォルダ内のGemfileとGemfile.lockが書き変わっているので、以下のコマンドを打ち、dockerのimageを作り直します。

docker-compose build

その後、src/config/database.ymlファイルの以下の部分を変更します。

**Before**

default: &default
  adapter: mysql2
  encoding: utf8mb4
  pool: <%= ENV.fetch("RAILS_MAX_THREADS") { 5 } %>
  username: root
  password: 
  host: localhost

**After**

default: &default
  adapter: mysql2
  encoding: utf8mb4
  pool: <%= ENV.fetch("RAILS_MAX_THREADS") { 5 } %>
  username: <%= ENV.fetch("MYSQL_USERNAME", "root") %>
  password: <%= ENV.fetch("MYSQL_PASSWORD", "password") %>
  host: <%= ENV.fetch("MYSQL_HOST", "db") %>

dockerコンテナ上でrailsで使用するデータベースを作成します。

docker-compose run web rails db:create

しばらく待つと正常にデータベースが作成されると思うので、その後以下のコマンドを実行します。

docker-compose up

http://localhost:3000/

こちらのURLにアクセスし、「Yay! You're on Rails」と表示されたら成功です。