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バージョン 0.3.020 dev リリースノート
今回のアップデートでは、折りたたみ機能の高度化、vi互換の検索関連コマンドの大幅な拡充、および内部的なデータ構造の最適化を行いました。
1. 折りたたみ(フォールド)機能の高度化とデザイン改善
- 一括操作コマンドの実装
- ファイル全体のすべての折りたたみ状態を一括操作する
zM(すべて折り畳み) およびzR(すべて展開) コマンドに対応しました。
- ファイル全体のすべての折りたたみ状態を一括操作する
- 表示デザインの刷新
- エディタ左端の折りたたみ・展開表示ボタンを、より視認性の高い塗りつぶし三角形(▼ / ▶)のベクター描画に変更しました。
- ネスト(入れ子)構造の維持
- 小見出しを折りたたんだ状態で大見出しを折りたたみ、その後大見出しを再展開した際に、小見出しの折りたたみ状態が勝手に解除されず、正しく非表示(折りたたまれたまま)に維持されるよう挙動を修正しました。
2. vi互換コマンドの拡充(検索・移動機能の強化)
- 単語検索(
*コマンド)の追加- カーソル位置にある単語を瞬時に前方検索する
*コマンドに対応しました。
- カーソル位置にある単語を瞬時に前方検索する
- 再検索コマンド(
n/N)の実装- 直前の検索パターンに基づいて、順方向(
n)および逆方向(N)への再検索を行えるようにしました。
- 直前の検索パターンに基づいて、順方向(
/および?検索の入力・挙動改善- コマンドラインでの検索テキスト入力後に
Enterキーで検索を実行できるようにしました。 - 検索・再検索時にマッチしたテキストを選択(反転)表示させず、マッチ箇所の先頭にカーソルだけを移動させる標準的な挙動(Vim準拠)に調整しました。
- 検索履歴(
m_lastSearchedPat)をグローバルで管理するようにし、各種検索間で一貫してパターンが共有されるよう整理しました。
- コマンドラインでの検索テキスト入力後に
- インサートモード終了時の挙動修正
- 文字入力(
i,aなど)を終了してEscキーでコマンドモードに遷移した際、カーソル位置が自動的に左へ1文字分移動する標準的な挙動に修正しました。
- 文字入力(
3. プレビューのビジュアル向上
- SVGブロックのセンタリング
- プレビューペインに挿入されるSVG画像のレンダリング結果を中央揃え(センタリング)で表示するように変更し、ドキュメントの視認性を向上させました。
4. 内部リファクタリングおよびデバッグ支援
QTextBlock::userStateを用いた状態管理の最適化- 行種別(ブロックタイプ)の情報を
userStateの下位8ビットに集約し、各種アクセス用のヘルパー関数(blockType(),setBlockType(),blockFolded(),setBlockFolded())を実装してデータ構造を整理しました。 - 新規ブロック(初期値 -1)に対するビット反転演算時の不具合を解消し、上位ビット(折りたたみフラグ等)の意図しない上書きを防止しました。
- 行種別(ブロックタイプ)の情報を
- デバッグツールの追加
Testメニューに、各ブロックのuserStateを16進数でダンプ出力するデバッグコマンドを追加しました。