6.9 和字間隔の処理 #123
KobayashiToshi
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6.9 和字間隔の処理
#123
Replies: 2 comments 1 reply
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欧文スペース(U+0020)との違い、あるいは欧文スペースも同様ということも書いておいた方がよいのではないでしょうか。 |
1 reply
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U+0020との対比を書くのであれば、Unicodeベースなのですから、General_Category=Space_Separatorの中での差異について論じるべきではないでしょうか。
スペースのすべての振る舞いについて論じているのではなく,行末に来た際にどうするかだけが問題.これについては,あまり深いりしたくない.
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6.9 和字間隔の処理
和字間隔(U+3000)には,次のような全幅のアキを確保するための使用例がある.
例:できようか? できれば……
例:わたしが 手を あげました。
例:注の種類 注をその形式で分けると、挿入注、傍注、頭注、脚注、後注などがある。
例:この点は“第5章 原稿整理”で解説している.
注記
疑問符や感嘆符の後ろのアキ
次の例のように,文末ではなく,文中で疑問符や感嘆符を使用する場合は,疑問符や感嘆符の後ろには和字間隔を入れない.このような場合は,例に示したように括弧でくくってもよい.
例:つらい?勉強をして つらい(?)勉強をして
この文中での和字間隔が行頭または行末に来た場合に,特別な処理を必要とするので解説しておく.なお,和字間隔が括弧類等と連続する場合の処理も必要になるが,これは“〓〓”で解説してある.
6.9.1 行頭にきた場合
文字を配置していき,たまたま和字間隔が行頭に来た場合は,和字間隔は削除する.
疑問符や感嘆符は文末につくものであり,和字間隔が次行の行頭にあると,前行末で改行されたと誤解されるおそれがあるからである.ところで,和字間隔は,具体的な字形を表示するものではない単なる空白であるが,空白そのものが区切りとしての意味を示しているので,削除しない方が望ましいが,それよりは改行と誤解される弊害を優先させる処理である.
注記
和字間隔を行頭に配置することを禁止することで,行頭の和字間隔を避ける方法
和字間隔の行頭配置を禁止する,つまる和字間隔とその前に配置する文字との間で,2行にわたる分割を禁止することで,和字間隔の行頭配置を避けることができる.この処理は行の調整処理を伴うので,避けたい方法である.
6.9.2 行末にきた場合
行そろえで行頭・行末そろえ(ジャスティファイ)を選んだ場合,文字を配置していき,たまたま和字間隔が行末に来たときは,次の2つの処理方法がある.
後者は英語における語間(スペース)の行末処理と同じであるが,前者の処理は異なる方法である.前者の処理は和字間隔の役割を重視した方法であり,従来は,この方法が採用されていた.これは,英語では語間にスペースを挿入する方法がデフォルトであるのに対し,日本語では語間にスペースを挿入する方法は例外的な処理であることによる.例外的に挿入する和字間隔の削除は,できるだけ避けた方が読者に誤解を与えないからである.
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