パスキーと管理者の紐付けに使う識別子を、変更できる「ログイン ID」から変わらない「管理者 ID」へ切り替えたリリースです。4.2/4.3 系版(EcAuthLogin43)の 1.1.1 と同じ内容です。
What's Changed
- fix: パスキー登録の external_id を login_id から member:{member_id} に変える by @nanasess in #71
- ci: Dockerfile の apt 参照先を archive.debian.org に切り替える by @nanasess in #72
- chore(release): version を 1.1.2 に更新する by @nanasess in #74
変更点
ログイン ID を変更するとパスキーの紐付けが壊れる問題を修正しました (#71)
これまで本プラグインは、EcAuth にパスキーを登録する際の識別子として dtb_member.login_id(管理画面の「ログイン ID」)を送っていました。ログイン ID は管理画面からいつでも変更できるため、変更すると EcAuth 側では別の管理者として扱われ、プラグインを再インストールしたときなどに、以前のパスキーへ戻れなくなることがありました。
本バージョンから、採番後に変わることがなく再利用もされない dtb_member.member_id(管理者 ID)を使います。
- 通常の運用では設定も再登録も不要です。登録済みのパスキーはそのまま使えます
- 新しい識別子は、各管理者が次にパスキーを追加したときに自動で登録されます(古い識別子も残るため、どちらでも解決できます)
- ログイン ID を変更してもパスキーの紐付けは保たれるようになります
注意: 新しい識別子が登録されるまでの間に、プラグインの再インストールや接続先テナント(Client ID)の変更を行うと、古い識別子での復旧ができず、パスキーの再登録が必要になります。移行を早く完了させたい場合は、各管理者にパスキーを 1 つ追加していただくのが確実です。
認証器(iCloud キーチェーンや Google パスワードマネージャーなど)に表示されるアカウント名は、これまでどおりログイン ID のままです。
動作要件
本バージョンは EcAuth 側の対応(2026-09-19 リリース済み)を前提にしています。ec-auth.io をご利用であれば追加の作業はありません。
アップデート方法
EC-CUBE 管理画面の オーナーズストア > プラグイン一覧 からアップデートしてください。4.0 系では Composer v1 のメタデータ提供終了の影響で管理画面からの操作が失敗しやすいため、EC-CUBE 公式の案内にならいコマンドラインでの導入を推奨します。
bin/console eccube:plugin:install --path=/path/to/ec-cube4-ecauth-4.0-1.1.2.tar.gz
検証環境の Dockerfile の修正(#72)も含みますが、配布物には含まれません(Debian 11 の EOL により CI のイメージビルドが失敗していたための対応)。
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