Releases: cat-left-paw/semantropy
Release list
0.1.0
日本語
新機能
- 再構成: ツールバーの「フレーズ生成」から開きます。語彙ソースの文のつながりを使って別の流れの文章を組み立て、続きを生成したり、文章の一部をクリックして分岐したりできます。生成方式は「継ぎ目(文節)」(既定)と「形態素nグラム」、飛躍率を選べます。コピーと収集ができます。
- 語彙ソースの重み: 「語彙を変更」で選んだノートごとに ×0.25〜×4 の重みを付けられます。すべて ×1 なら従来と同じ抽選です。
{{…}}で語をまとめる: 語彙ソースの中の{{猫又}}のように囲んだ部分を1つの名詞として扱います。設定の「追加の囲み記号」で【…】などを4組まで追加できます。対象ノートの表示は変わりません。- テーマ: 表示設定で本文のテーマ(既定(Obsidianのテーマ)・ライト・ダーク)と、文字色・背景色を選べます。
変更
- 準備やシャッフルの間、本文の上に作業中の表示が出ます。
- 本文の語をクリックすると「語の操作」メニューが開き、「でたらめ辞書で引く」も選べます。
- 衝突フレーズの行は同じパターンで作り直します(行ごとのパターン選択はなくなりました)。操作はアイコンになり、フレーズの文字が大きくなりました。架空ことわざも同様です。
- ポップアップがViewの下端に収まるようになりました。
- 用語を整理しました(対象ノート、語彙ソースなど)。変換できる文章は日本語だけであることを明記しました。
注意
- 設定の保存形式が新しくなりました。0.1.0で保存した設定は0.0.1では読めず、0.0.1に戻すと設定は既定に戻ります。
main.jsは15,796,866 bytes(約15.8 MB)です(WebAssemblyと辞書を内包)。Obsidian Sync Standardの1ファイル5 MB上限を超えるため、Standardでは端末ごとにインストール/更新してください。
English
New
- Recompose, in the toolbar's Phrase generation group: builds new text from how the Vocabulary Sources' sentences join. Continue it, or click a piece of the text to branch from there. Choose Joints (phrases, the default) or Morpheme n-gram, and the leap. Copy and Collect are available.
- Vocabulary Source weights: each note selected in Change vocabulary can be weighted from ×0.25 to ×4. With every note at ×1, draws are exactly as before.
- Enclosed terms: text like
{{猫又}}in a Vocabulary Source is one noun. Extra term delimiters in the settings add up to four more pairs such as【…】. The Target's display is unchanged. - Theme: Display settings choose the body theme (Default (Obsidian theme), Light or Dark) and text and background colours.
Changed
- A working indicator appears over the body while it is prepared or reshuffled.
- Clicking a word opens the Word actions menu, which now includes Look up in Fake Dictionary.
- Collision rows regenerate with the same pattern (the per-row pattern selector is gone); row actions are icons and the phrase text is larger. Fake proverb rows likewise.
- Popups fit within the view.
- Wording is unified, and the interface states that only Japanese text can be transformed.
Notes
- Settings use a new format. Settings saved by 0.1.0 cannot be read by 0.0.1; going back to 0.0.1 resets them to defaults.
main.jsis 15,796,866 bytes (about 15.8 MB; it embeds WebAssembly and the dictionary), above Obsidian Sync Standard's 5 MB per-file limit; Standard users should install or update on each device.
0.0.1
Semantropy 0.0.1
Semantropy の最初の公開リリースです。
Semantropy は、semantic(意味)と entropy(エントロピー)を組み合わせた名前です。
文章中の言葉を入れ替えたり、衝突させたり、もっともらしい偽物を生成したりすることで、意味の秩序を少し崩し、思いがけない言葉や表現との出会いを作る Obsidian プラグインです。
文章を「より良く」するためのツールというより、偶然から発想のきっかけを見つけるための道具です。
Note
Semantropy は現在、日本語の文章のみを対象としています。
インターフェースは日本語 / English を切り替えられますが、英語など日本語以外の文章の解析・変換には対応していません。
主な機能
Shuffle
日本語の文章を解析し、語彙ソースから別の語を選んで文章中の語を入れ替えます。
現在は以下の品詞に対応しています。
- 名詞
- 動詞
- 形容詞
- 副詞
Semantropy 値を変更することで、元の文章をどの程度崩すかを調整できます。
Manual Shuffle
表示された文章中の語を個別に選び、その語だけを別の候補へ入れ替えられます。
元の語への復元や、自動生成された状態への戻しも可能です。
Vocabulary(語彙)
入れ替えに使用する語彙を、現在のノート、または選択した複数のノートから作成できます。
抽選方式は「均等」と「頻度」から選択できます。
Collision(衝突フレーズ)
語や述語を複数のパターンで組み合わせ、偶然のフレーズを生成します。
複数件をまとめて生成し、気に入った結果を Copy / Collect できます。
Fake Dictionary(でたらめ辞書)
単語に対して、もっともらしい「でたらめな意味」を生成します。
Fake Proverb(架空ことわざ)
存在しそうで存在しない「架空ことわざ」と、そのもっともらしい意味を生成します。
Copy / Collect(コピー・収集)
気になった文章や生成結果をクリップボードへコピーしたり、指定した Markdown ファイルへ Collect したりできます。
元のノートを書き換えることはありません。
Ruby / Display(ルビ表示対応)
対応可能な青空文庫形式のルビを表示しながら、本文を変換できます。
フォントサイズ、色、マーカーなどの表示設定も用意しています。
日本語 / English UI
インターフェースは日本語と英語を切り替えられます。
※ 文章の解析・生成対象は現在、日本語のみです。
Privacy
Semantropy の解析と生成はすべてローカルで行われます。
- 外部 AI サービスは使用しません
- テレメトリや解析データの送信はありません
- 元のノートは書き換えません
- ネットワーク接続なしで動作します
形態素解析には、同梱した Lindera / IPADIC を使用しています。
現在の制限
- デスクトップ版 Obsidian 専用です
- 文章の解析・変換は日本語のみ対応しています
- 非常に長い文書や大きな語彙ソースでは、解析や再生成に時間がかかる場合があります
- Markdown のすべての構文を変換対象にはしていません。対応していない構造は基本的に元の形を保護して表示します
- Windows 環境では、DeepL Desktop が起動している場合に処理が大幅に遅くなることがあります
main.jsは14,184,815 bytes(約14.2 MB)です。Obsidian Sync Standardの1ファイル5 MB上限を超えるため、Standard利用時は各端末で個別にインストール/更新してください。
まだ 0.0.1 であり、細かな不具合や改善点は残っています。
今後も、生成機能の追加、パフォーマンス改善、UI の調整などを続けていく予定です。
Semantropy は、正しい文章を作るためのツールではありません。
少し壊してみることで、そこになかった言葉を見つけるためのツールです。