std::knuth_b について

[TETSURO1999]

GitHub に書き込むのは初めてで不作法な点がありましたらご指摘下さい。

std::knuth_b の記述について疑問があります。

https://cpprefjp.github.io/reference/random/knuth_b.html

Donald Knuth氏の著書『The Art of Computer Programming, Second Edition, Volume 2, Seminumerical Algorithms』で考案された、リオーダーアルゴリズムBがそれだ。

実際に Knuth 先生の著書を読むと，出典として ACM Trans. Math. Software 2 (1976), 59-64 を引用しており，著者は Carter Bays, S. D. Durham の二人で Knuth 先生本人が考案したものでは無さそうですので，「考案された」ではなく「述べられている」くらいが適切ではないでしょうか？

このアルゴリズムは、Microsoft .NET FrameworkのSystem.Randomクラスにも、実装として使用されている。

.NET Framework の Random クラスは，同じ Knuth 先生の著書で述べられているアルゴリズムA（加算式乱数発生器）のほうだと思います。Microsoft はこれを .NET Framework に実装するにあたり減算式に変更していますが，原理的には同じものでしょう。ただし，リオーダーアルゴリズムとは別物だと思いますから，この一文は削除したほうが適切ではないかと思います。

[faithandbrave]

報告ありがとうございます。ご指摘の通り修正しました。
乱数ライブラリについては、非専門家の私が調べて書いていたためご指摘いただいて助かります。

修正内容に不備があればreopenするか、Pull Requestを送っていただければと思います。