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BlinkGTK v1.2.0-build6 — Chromium 151.0.7922.108

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@daisy19gnu daisy19gnu released this 11 Aug 01:33
· 9 commits to main since this release

Chromium 151.0.7922.108 に更新しました。151 系の最新安定版です。

何が変わったか

エンジンの更新

ウィンドウを閉じる・隠す・入力を扱う経路の解放後利用 (use-after-free) が 10 件
直っています。長く開いたまま使うアプリでは「ときどき落ちる」という形でしか
現れず、再現条件を掴みにくい種類の不具合です。

BlinkGTK が日常的に通る経路に当たるもの:

直ったところ 効くところ
GTK と Wayland から受け取るカーソルテーマ名・サイズの検証 描画経路そのもの
RenderWidgetHostViewEventHandler のウィンドウ破棄 マウス・キーボードの入力
WidgetBase (2 件) / TransientWindowManager ウィンドウの表示・非表示
HTMLSlotElement の子要素の走査 Web Components

このほか CSS セレクタ :nth-child(0) の誤動作、WebAudio の ended 二重発火、
GPU ドライバ回避策の追加などが入っています。

ユーザースクリプトがページ本文より先に走ります

blink_web_view_inject_user_script(view, script, TRUE) で登録したスクリプトが、
ページ自身の <script> より前に実行されるようになりました。

これまでは登録も実行もされていましたが、実行のタイミングがページ本文より後に
なっており、document_start の約束を果たしていませんでした。

  • 最初の load_uri() より前に登録してください。 レンダラープロセス起動後に
    足したスクリプトは、そのプロセスには届きません (警告を出します)
  • 同じレンダラープロセスを使う複数の BlinkWebView では共有されます

JavaScript の実行結果が JSON で返ります

blink_web_view_execute_javascript() のコールバックに渡る文字列が、常に妥当な
JSON になりました。以前は文字列が引用符なしで返るため JSON.parse が壊れました。

同梱ドキュメントを最新にしました

API リファレンスの索引・環境変数一覧など 14 ファイルが配布物に届いていません
でした。あわせて、GObject 化以前の内部ヘッダ blink_web_view.h の同梱をやめて
います (blink_gtk.h と同時に include すると必ずコンパイルエラーになるため)。

インストール

dnf をお使いの場合は、リポジトリ登録後 dnf upgrade で更新できます。
tarball / RPM / DEB は下記アセットからどうぞ。

すべてのパッケージに署名しています。SHA256SUMS.asc で一括検証できます。

gpg --import BlinkGTK-GPG-KEY.asc
gpg --verify SHA256SUMS.asc SHA256SUMS
sha256sum -c SHA256SUMS --ignore-missing