BlinkGTK v1.2.0-build7 — 同梱ヘッダの版数を是正
開発用パッケージ(devel)に同梱しているヘッダ blinkgtk_version.h が、1 版前の版数を名乗っていました。
#define BLINKGTK_VERSION "1.1.0" // 実体は 1.2.0
#define CHROMIUM_VERSION "150.0.7871.46" // 実体は 151.0.7922.108v1.2.0 の build1 から build6 まで、すべて該当します。
影響
影響を受けるのはコンパイル時のマクロだけです。
- 実行時 API(
blink_gtk_get_version()/blink_gtk_get_chromium_version())は当初から正しい値を返します blink_gtk.hはこのヘッダを include しないため、ビルドは通ります
つまり、このマクロを表示や記録に使っていた場合にだけ、誤った版数が残ります。動作そのものに違いはありません。
自分の環境で確かめる場合:
grep CHROMIUM_VERSION /usr/include/blinkgtk-0.1/blink_gtk/blinkgtk_version.h原因
配布物を組む際の複製リストから、このヘッダが漏れていました。中間ディレクトリに残っていた古いファイルが、消されないまま毎回パッケージに入っていました。ビルドが通るため、6 版にわたって気付けませんでした。
実行部分は build6 と同一です
ライブラリ本体・実行ファイル・リソースに変更はありません。Chromium の再ビルドも行っていません。build6 をお使いで、コンパイル時マクロを参照していない場合、更新の必要はありません。
併せて入れた検査
- 同梱ヘッダが名乗る版数を、
.soが実際に名乗る版数と突き合わせる検査 - パッケージ生成時に版数の既定値で代用しない仕組み(
--versionの渡し忘れで、誤った版を名乗るパッケージが出来ていました)
Chromium: 151.0.7922.108 / GTK: 4.6.0 以上 / Wayland 専用
インストール手順は同梱の INSTALL、または https://blinkgtk.org/ をご覧ください。