v0.77.0 — E2BIG 診断とテスト有効性の報告閾値例外、失敗 CLI の残タスクスキップ
概要
マルチ CLI クロスモデルレビュー基盤の改善 3 件。導入先から公開リポジトリへ寄せられた報告 2 件(#55 / #54)への対応を含みます。
変更
- 認証切れ・残高切れで失敗した CLI の残タスクを、同じ実行内でスキップするようにしました。これらは CLI 単位の状態に由来する失敗なので、残りのタスクもプロンプト構築とタイムアウト待ちを払ったうえで確実に同じ失敗を繰り返していました。スキップしたタスクは実行ログと統合レポートで理由とともに名指しされ、「失敗」ではなく「未実行」として扱われます(次回の再開実行では通常どおり実行対象)。切り分けられない失敗とタイムアウトではスキップせず、従来どおり全タスクを実行します
- コードレビュー観点の報告閾値に「テスト有効性」のカテゴリ例外を追加しました(#54)。テストが対象の機構を通らない・別経路で条件を満たす・片方向しか固定していない、という 3 形の指摘は信頼度 50 以上で報告します。全ゲートが緑のまま無効なテストが merge される経路を閉じるためで、閾値全体は下げないためノイズは増えません
修正
- CLI が起動できなかった失敗(
Argument list too long/ E2BIG)を、認証切れ・残高切れと同じ形で切り分けて報告するようにしました(#55)。従来は終了コードだけが出るため、起動前に落ちた実行に対して制限時間の延長という的外れな次の一手へ誘導していました - レビュー対象の diff が OS の引数リスト上限(
getconf ARG_MAX)を超える規模でも 4 つの CLI アダプタがすべて完走することを、実寸の上限を跨ぐ回帰テストで固定しました